ソラニン:作品を観た感想(27)
ソラニン (2010)
★★★ 何がやりたいのか?何が出来るのか?夢とは?自由とは?と葛藤するそんなよくある鉄板の青春ラブストーリーです。が、でもなぁ〜なんかちょっと違うんだよなぁ 悩み方まで中途半端じゃリアリティがなくなり感情移入もできませんって宮崎あおいの拙いながらも滲み出る熱量が少しでも感じ取れた事でしょうか これが一番の見どころでしたね。ちょっとグッときましたよ こういうのがないとバンドモノにした意味がない気がします あとこの作品の宮崎あおいがカワイイ
肩ログ
2012年5月29日
【映画】ソラニン:浅野いにおの世界を宮崎あおいが演じた今どきの青春映画
★★★★ 自分に何ができたのか。互いに自分のできないことを、その裏返しの気持を相手に重ねあわせ、苛立ち、責め立てる。種田に真剣にバンドをやって欲しいと自分の気持ちをぶつける芽衣子。そして出来上がった曲「ソラニン」。しかし現実はそんなに甘くない。きっと、芽衣子にとっては「ソラニン」を歌うことは新しい生活への通過儀礼だったのだろう。全然下手くそだし、届くものもないかもしれない。ただ「頑張っている」だけだ。そしてそれはそれでいいのだ。続いていく日常。何かが変わったわけではない。でも確実に何かが始まったのだ。
ビールを飲みながら考えてみた…
2011年6月13日
ソラニン 感想193作目
★★★ 宮崎あおい主演で音楽が題材だから見たが、アジカンのテーマ曲が凄く良かったよ。芽衣子が仕事を退職から種田と関係が変わり、芽衣子がバンドやりだした所は良い感じだった。学生から大人なり、仕事をするも安定を選ぶなど皆の葛藤など良かったが後少し欲しかったよ。宮崎あおい、歌は上手いとは思わなかったけど気持ちが篭り良い感じだ。
スポーツ瓦版
2011年5月8日
ソラニン(’10)
宮崎あおいの、そうこなれて声量溢れるという訳じゃない歌は、最初の印象はプロバンドボーカルにはややきつい微妙な感じ。でも、色々葛藤あった、音楽的には素人の一女性が一歩を踏み出す目一杯のパフォーマンス、という色合いには絶妙フィットな感触。何だか思いが伝わってきて、何にしても女優というか表現者としてのこの人の"芯"をそこに見たような、という締めでした。残った一同が熱くメジャーを目指す、というようなはっきりした指標なくても、そこからその終焉を踏まえてゆっくり歩を進めていく、という清々しい後味は残りました。
Something Impressive
2011年1月31日
ソラニン
いやーー泣けた泣けた。大学卒業後に直面する厳しい現実に対し、悩みもがき苦しみ…。世間的には大人なんだけど、大人になりきれない。そんな若者たちを、この独特の世界観で描かれているよね。種田と芽衣子がまたかわいい。20代ってこんなこと感じていたな〜って改めて思ってしまった。あおいちゃんがよかったね〜!種田という当たり前の存在を失い、自分に何ができるのか、自問自答しながら真実を求め、「ソラニン」歌いあげた姿は、もーーー号泣してしまいました。そして彼女が一歩一歩、生きていく姿は本当に泣けてしまいました。
C'est joli〜ここちいい毎日を〜
2010年6月15日
ソラニン
★★★ 主人公・芽衣子(宮崎)の彼氏がフリーターだったりとかなり今的な設定で、ある意味でよくある話なのでしょうが、映画ではテンポを抑えてじっくりと描き出され、最後のライブ・シーンもそれでメジャー・デビューにつながって云々というわけでもなく、全体として地に足のついた良い仕上がりの作品となっていると思いました。芽衣子たちは、「ソラニン」を歌ったあとは一体どうやって生きていくのでしょうか?
映画的・絵画的・音楽的
2010年5月30日
映画「ソラニン」を観た感想
★★★今回、宮崎あおいちゃんが歌を頑張った。すごく頑張ったんだなーと思った。やっぱりというか、そんなにうまくはなかったけど、芽衣子のキャラクターとしてはピッタリの歌い方だった。
映画初日鑑賞妻
2010年5月23日
ソラニン
★★★ 音楽映画であるが、どちらかといえば音楽はそれほどで夢と現実に苦しむ若者がメインのような映画。大学生辺りがターゲットと思われ、会社で働いて現実を知ってしまった人には、「何を甘いことを…」と思いそうな感じがしますが、それでも夢に本気になろうとしてる姿を見れば感情移入せずにはいられない。宮崎あおいさんがギターを弾き熱唱するのは良かった。しかし、せっかくの音楽映画なのにライブシーンがそれほど印象に残らなかったのが残念です。そこで感動させるのは難しいとは思いますけど、実際に音を出す以上そこを頑張って欲しい。
メルブロ
2010年5月2日
映画『ソラニン』 感想
この映画の登場人物たちのたどった道は、少し淋しく感じるし、スターを描いた映画のような華やかさがない。だけど、ギターを鳴らし、彼の曲を歌い上げる宮崎あおいや、思春期を過ぎて音楽を続けるベースとドラムの男性は、かっこいいし、ステージ上で輝いて見える。登場人物たちのからまった迷いの糸は、映画の結末でほどける。悲しいシーンの残響を断ち切るように、気持ちいいほどにほどけていく。そのためか、見終わった後にさわやかな余韻があった。
1と0を駆ける
2010年4月20日
【映画】ソラニン
★★★ ロケーンションはまるで原作漫画から切り取ったように完璧、物語は基本的にトレースだが、原作では明記されなかった「ソラニン」の意味にあえて触れることで、ひとつの大きな筋を作ったまでは良かったが、拾い上げた登場人物毎のエピソードが軒並み「起承転結」のどこかが必ずかけているのには非常にガッカリ。この映画はどんな人が楽しめるのだろうか? 原作既読者は、原作とは全然違う物語が進む違和感を感じると思うし、未読者は、中途半端に食い散らかした個々の物語が結局収束せぬままに、都合よく物語が展開していくように見えるだろう。
新!やさぐれ日記
2010年4月17日
[映画]ソラニン
訴えるものがとても多い映画でした。高良健吾さんをこの作品で初めてみましたが、大学を卒業して間もない世代の苦悩と葛藤を上手に表現していました。そしてやはり「宮崎あおい」という役者の演技に圧倒されました。体格はとても華奢で、それでも発せられる言葉の一つ一つに重みだとか、明確なものがあって、込められたメッセージの大きさを実感できました。社会に出る機会を間近に控え、わずかでも不安を抱えている人。社会に出てから間もなく、自分がどう生きるかを迷っている人。また、そういった経験のある方におすすめです。
オレメデア
2010年4月15日
映画 ソラニン
宮崎あおいさんの主演作品で公開前から気になっていたが(単なるミーハーなだけかもしれない)、種田との関係が結構好きかな?主人公がOLをやめる動機はよくあるパターンかなとは思ったが、種田がとったある行動が自分には理解できなかった。ただ、それがきっかけで主人公がギター持って演奏して映画ラストで歌うということだと思うのだけど…。映画初恋で自転車を修理し、この作品ではギターを持って演奏し歌った宮崎あおいさん。なんでこんなに似あうの?歌も良かったです。
単館系
2010年4月9日
ソラニン
★★★ 良くも悪くも宮崎あおいの笑顔がすべて…といったところでしょうか。気持ちを前面に出して懸命に歌う芽衣子の姿は瑞々しかったですし、適度に素人さがあったことが、かえって良かったかもしれません。宮崎あおいや高良健吾は、どこにでもいるようなごく普通の20代のカップルを上手に演じており、学生時代の仲間たちと触れ合う姿や遊んでいる姿は、非常にリアルだったように思えます。「ソラニン」という曲にもう少しインパクトがあったり、バンド演奏にエネルギーがあれば、もっとストーリーに引き込まれたと思いますね。
必見!ミスターシネマの最新映画!
2010年4月9日
『ソラニン』 (2010)
精一杯生きることが青春で、時間が経てば何かがきっと心に残されている。それが答えだって思えなくても、きっとそれがその人の答え。ちゃんとした普遍的な答えなんかあるわけないんだ。焦燥するその時間をどう生きるか、それが大切で、青春の特権だとも思える。彼らの焦り続けるその姿が清々しいし爽やかだったりする。それだけでいい。それで充分。答えが出せないのがこの映画の描こうとしている彼らなんだから。答えのない映画[ソラニン]は、答えのないことが答えだと、画面の向こう側でボソッとつぶやいている、素敵な映画なんだよなあ。
よーじっくのここちいい空間
2010年4月7日
【ソラニン】
結構普通でした。最初から最後まで予想通りに進んでいくし、なんだろう〜。ラストのライブは良かったしウルウルもしたんだけど、特別いい!!という感じじゃなかったんだよなー。ちょっと残念です。もっともっと入り込めてもよさそうなものなんだけど…どうも暗い雰囲気が始終漂っていたからかなー?何となく、最初の日常からもザラッとしたような雰囲気を感じちゃった。ステージの三人はどんな思いでこの曲を・・・と思うと。もうちょっと全体に爽やか路線の方が好みだったのかもー。
日々のつぶやき
2010年4月7日
映画「ソラニン」さようならそして新しい自分へ
★★★ 本当にやりたいことをやるならそれもいいかなと思う。何故なら現実と天秤にかけるほどやりたい「何か」がある人はきっと少ないから。だから現実としてこの映画を考えたら「若いよ」とか「甘すぎ」とかすぐに感じてしまうけれど、それでも何でもできると感じられる最強の時は誰にも必ず訪れ、いつかその時を過ごして懐かしく思うのだろう。映画としての出来はまずまず、この話にノレるかどうかで楽しめるかどうか随分と変わるだろう、たぶん誰もが一度は感じただろう「熱い」一瞬をこの映画で見ることができる。
soramove
2010年4月7日
(映画)ソラニン
芽衣子役の宮崎あおいの笑顔が、とても眩しかったのが印象的でした。学生時代のツインテールの芽衣子も笑顔が素敵でしたが。宮崎あおいといえば、[魔法遣いに大切なこと]のプロモーションVDを初めて見た頃はこれほどまで、実力があがるとは思いもしませんでした。今後、期待したい女優です。
ゼロから
2010年4月6日
ソラニン
★★★★ 2時間を超す青春の挫折の物語で、特にドラマチックな盛り上がりもないのに退屈しない。芽衣子役の宮崎あおいだけでなく、他のバンドメンバーもうまいから。いや、演奏じゃなくて演技が。演奏の方はむしろ、少し下手なぐらいでちょうどいい。空の映し方もうまく、芽衣子のアパートから見る空も演奏の練習場から見る空も狭い。2人が幸福感に満たされるのは空がいっぱいに広がる多摩川の土手だけだったのだ。哀しいのに楽しい、楽しいのに哀しい。
佐藤秀の徒然幻視録
2010年4月6日
「ソラニン」 夢を追うこと、止めること
たぶん若者は、どこかのタイミングで、自分の夢とどう向き合うかという決断をしなくてはいけないのかと思います。夢は持ち続けるにしても、止めるにしても、どちらにしても向き合うことこそが大事なのでしょう。向き合える夢を持てることこそ、「好き」と言えるものや人がいることこそが大切なのですよね。宮アあおいちゃんが舞台の上へ。ライブのシーンはよかったです。陳腐なんですが、響いてくるというか、気持ちが伝わってくる感じで。大きく口をあけて、想いを吐き出している感じが、そのときの芽衣子の気持ちをとてもよく伝えてくれました。
はらやんの映画徒然草
2010年4月6日
ソラニン
あぁ、前半がかったるい。そして上映時間長い。悪くはないけど、良かったとも思えない。観ている自分がおっさんだからなのか、種田や芽衣子の心境に全く共感できない。だが、宮崎あおいの笑顔が超絶可愛い!宮崎あおい演じる芽衣子のキャラより伊藤歩が演じた小谷アイのキャラの方が個人的には好きでした。宮崎あおいの笑顔とライブシーンと伊藤歩が見られたのでまぁ満足です。
だらだら無気力ブログ
2010年4月4日
ソラニン
大学を卒業して2年目というと、青春の真っ盛りで自由奔放なエネルギーを何にぶつけたらいいかわからない年齢だ。そんな主人公が音楽への夢を追い続けて、輝く瞬間を見事に映像にしている。でも、青春映画として見た方がよく、音楽的な要素が高くない。その理由として音楽が若者たちの夢として扱われているのだけど、宮崎あおいの歌をフルで見せないからだ。ドラマ部分だけでも、見ごたえがある。また、ボーカルシーンの彼女の芝居は、すばらしい。吹き替えにしなかった勇気を買いたい。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2010年4月3日
大人への定義。『ソラニン』
★★★★ 大人の社会に乗り切れなかった芽衣子と種田。大人の社会に縛られないふたりは音楽に賭ける夢を再び仲間たちと共に追いかけ始めますが、そこにもまた大人の社会のルールが。夢を捨てきれないでいた種田は結局、大人になりきれなかった。芽衣子は20代の若さで自分なりの大人への定義に気づき、新しい自分の生き方を見つけはじめます。その残酷な現実を受け入れる事が大人への第一歩なのかもしれません。そこまでの道のりがこの映画の見所であり、この痛さと甘さを感じるのは私がもう若くない証拠なのだと認めざるをえないような作品でした。
水曜日のシネマ日記
2010年4月3日
ソラニン 「それでほんとにいいのか?」との葛藤のあのころ
20代の真ん中のあたり、いい加減さの最盛期な年代でありながら、逆に何に対しても最も真剣な年代。このままズルズルと大人にならなければならないのなら、死んだ方がマシなのか?なんてことも考えたりした頃。時代が違っても、環境が違っても、あの頃の自分たちとすんなりと置き換えられるので、感情移入がスムーズで、奇をてらわない、悪ふざけはしない、淡々とした展開が、逆に心に染み込んでくる映画だ。映画自体はともかく映画が描こうとしていたことはすごく善かった。宮崎あおい、もの凄い情感の籠もった演技力ある歌になっていた。
労組書記長社労士のブログ
2010年3月29日
ソラニン
★★ やけに長く感じました。正直言ってテーマ曲である「ソラニン」これが別に何の特徴もない曲。その上宮崎あおいがこの歌を歌うクライマックスのライブシーンも観ていてちっとも心を動かされなかったという、正直言って結構退屈な作品でした。いわばちょっとした群像劇になっているためにどうも埋没気味、厳しく言うと学生時代の楽しいサークル活動の延長にしか見えないとでもいうか…。思えば前半の高良健吾に抱きつく宮崎あおいの飛びっきりの笑顔が一番の見所だったような気がします。何だかふやけた青春ドラマでした。
LOVE Cinemas 調布
2010年3月27日
ソラニン
芽衣子の気持ちがバンド仲間の心も大きく動かしてライブへと繋がっていく展開には本当に彼女を心から応援したくなりました。役者さんたちのキャラクターが最高にぴったり。人生に悩む彼らの姿をそのまま体現しているように感じました。ラストのライブシーンは出来的にはどうかなとも思いましたけど、一生懸命に演奏しようとしている熱意は真っ直ぐに伝わってきました^^; 観終った時、静かに青春のほろ苦さと輝きが心にじんわりと残っていました。コミックをじっくり読んでみようかなあとちょっと思った1本です。
とりあえず、コメントです
2010年3月22日
『ソラニン』
狙っているんだと思うけど、あえてマンガ的な演出。だからコマ割を感じてしまう。個人的にはそれがちょっと合わなかった。でも画はキレイだったと思う。ライブ・シーンは素人さんのライブってことだからOK。大学生だった頃の芽衣子と種田が、土手で手をつなぐシーンは、春の暖かさとか、あの頃にしかできないキュンとするような恋愛の感じが伝わってくる。そういうシーンが結構あった。「ソラニン」はジャガイモの芽の部分のこと。だから"種"田なんだし"芽"衣子なのかと思うとニヤリ。同世代の人にはいいと思う。でも、ちょっと長いかな(笑)
・*・ etoile ・*・
2010年3月18日
『ソラニン』(2010)/日本
★★ こうなって欲しい、こうなったらいいなという希望とは全く別のところで動いていく人生がある。どうにも抗えないもの。そこを受け入れつつも、でも受け入れたくないような「もがき」を感じました。もがいてもどうにもならないなら、せめてその人の想いだけでも感じさせてほしい。そんな芽衣子の切ない願いが聞こえてきそうです。それも含めてどうしようもなく「今」な作品でした。この空気感を味わう映画なのかも。本作、一番重要なところで、一瞬時系列が分かりにくい部分があったんですよね。ここかなり大事なだけに残念です。
NiceOne!!
2010年3月12日
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