消されたヘッドライン:作品を観た感想(22)

消されたヘッドライン
主人公カルは新聞記者で謎を追っていくのですが、それと共に新聞社の内情やなんかが垣間見れるのが面白いところでもあります。事件の真相に迫っていく様子もしっかり作っており好感がもてる。捜査官とは違い、同じく推理していくのだけれど 権限がないため謎に迫りにくく、ストーリーに膨らみを持たせることにも成功しています。ストーリーはなかなか見ごたえがあって楽しめました。
いやいやえん
2012年5月15日

「消されたヘッドライン」 抑制された作りに好感
最近のサスペンス映画というのは、サスペンスと言いながらも、見た目に派手なアクション要素を安易に盛り込みがちなところがあります。その点、本作はそのようなアクションは禁欲的に抑えているところが良かったです。実際のシーンではカルは息を潜めて逃げ回っているだけでありました。主人公が記者ですので、記事の締め切りが迫るという点ではタイムリミットサスペンスの要素もありますし、二つの事件が次第次第に絡み合っていく展開は目を離させません。こういうサスペンスっていうのは、観る方も緊張感を持って挑まないといけないですねえ。
はらやんの映画徒然草
2010年5月12日

消されたヘッドライン
TVシリーズの映画化なので、映画という2時間仕様にになるとやはり集約しきれていない感があるが、緊張感が続き充分に楽しめる作品となっている。しかし目新しさが無く、どこかで観たような映画でのようでもあり地味な感じでもあるので映画館向きではないかな。巨大な権力の話だが小さくまとまってしまっているのも少々残念。ラッセル・クロウがいつもの頭の切れる役だが、微笑を良くする基本"良い奴"を演じているのが印象的だった。
元レンタルビデオ屋店長の映画感想
2010年2月20日

消されたヘッドライン
カルとスティーブンソンとは同級生、スティーブンソンは秘書と愛人関係、カルはコリンズ夫人と浮気していて、とか都合よすぎるくらい人間関係が錯綜していることも気に入らない。おまけに冒頭に登場する泥棒少年の友達の少女の友達がカルなんて。結局、ややこしいだけで稔りのない作品という感じ。あの院内総務の関与がどこまでだったのかも分からないままだった。コリンズ夫妻の行動にリアリティが感じられない。陰謀の中身、軍隊の民営企業へのアウトソーシングというのも、さして目新しくない。
佐藤秀の徒然幻視録
2009年12月22日

「消されたヘッドライン」(STATE OF PLAY)
★★★ カルと新米女性記者デラとの対比が興味深い。昔気質で足で稼ぎ真相に迫るアナログ型のカルに対し、グローブ紙のWEB版を担当するデジタル型のデラ。キャメロン女性編集局長とカルとの絡みも面白い。親会社に気を遣い、どんなスキャンダラスな記事でも優先して掲載し、売上至上主義の考えである編集局長に対し、カルは真相報道を最優先する。エンディングでヘッドラインが変更された紙面が印刷され、トラックで搬送される様子が描かれる。近い将来、新聞はすべてWEB版に取って代わる日がくるのかもしれないと思った。
シネマ・ワンダーランド
2009年12月9日

消されたヘッドライン を観ました。
豪華キャスト&監督の割には、ちょっともったいない感じが否めない仕上がりです。ラッセル・クロウって最近、出過ぎの割には比較的いい作品に出演していますね。メタボ路線も、すっかり定着した感がありますが…。ヘレン・ミレンはイラ着き中年を好演していましたが、レイチェル・マクアダムスの方が良くみえましたね。まぁそんな感じ。あと…エンドロールは働くおじさん(古ッ!!!)みたくあって、面白いかも?
My Favorite Things
2009年6月9日

「消されたヘッドライン」派手さは無いが、ほど良い緊張感が心地良い
★★★ 新人記者と組んで取材をするが、目から鱗のベテラン記者の目の付け所を自分も一緒に感心しながらラッセル・クロウがドタドタする姿を見つめた。どんな商売も厳しいのだな、そんな現実を突きつられつつも、それでも主人公が信念を貫いてくれるので小気味良い気持ちにさせてくれた。ベン・アフレックも今回は議員という役を違和感なく演じ、良い脚本に適切な配役となればこんな骨格のしっかりした映画が出来上がるのだと実感。
soramove
2009年6月2日

消されたヘッドライン / STATE OF PLAY
★★★ [大いなる陰謀]とか[フィクサー][アメリカを売った男][ニュースの天才]、、、似たり寄ったりな印象で観終えた後の感じもけっこうそっくり。って思ってたらどの映画も、今作の脚本に携わった3人が書いた脚本!! ベン・アフレックの政治家はなかなかサマになってたし、敏腕記者のラッセルさんもムサいけど貫禄あって☆だけど、内容がなーんか今更というか、惹き込まれず。ラストは!?って言う風に観られず…。
我想一個人映画美的女人blog
2009年5月28日

【消されたヘッドライン】
ラッセル・クロウの有能ながらもズドンとした体型、記者らしくて似合っていました!ベン・アフレックも清潔そうな政治家役良かったです。スリリングな展開で最後まで惹きつけられて楽しみましたが、記者としてのスクープを追うドラマと事件の謎とがどっちつかずになっていたような気が…。カルとデラ、この二人の間でペンネタがよく登場して、最後にはあのプレゼントが〜〜可愛い♪
日々のつぶやき
2009年5月26日

消されたヘッドライン
★★★ とてもスリルのあるサスペンスドラマで、国家権力が絡んでいる事件にマスコミの記者が巨大な陰謀に潜入するという設定は、いかにもアメリカっぽい内容でした。ラッセル・クロウの渋い演技は素晴らしく、カルを横でサポートするデラもとても良い役割を果たしていました。国家権力と軍需ビジネスの癒着がメインのように見えますが、僕はカル・マカフリーの「真実を追う記者魂」を中心に描いている印象を持ちました。
必見!ミスターシネマの最新映画!
2009年5月24日

消されたヘッドライン(2009年、アメリカ)
BBCのTVドラマをハリウッド映画にリメイクしたものです。映画化に際しては色々と短縮・省略が為されたものと推察いたします。しかしながらそれだけストーリーが濃密になっており、映画の中ではわずか数日の間の出来事なのにも関わらず、そうとは思えないくらい立て続けに色々と起こります。これ、ちょっとでも気を抜いたらストーリーを把握できなくなるんじゃないでしょうか。
泉獺のどうでも映画批評
2009年5月24日

消されたヘッドライン
これはラストまではすごく引き込まれました。ラストまではスリリングでテンポもよく大変面白かったです。個人的にラストのどんでん返しはいらないと思う。オーソドックスに民間軍事企業の陰謀で良いとおもうんだけど。予告でアメリカの闇とか国家権力の恐るべき陰謀とか煽ってたわりには結果的にはあのラストで、民間軍事企業の陰謀の存在が薄くなってしまった感があって残念。
だらだら無気力ブログ
2009年5月24日

『消されたヘッドライン』
冒頭からどんどん引き込まれて、最後まで一気に見てしまったという感じ。全体的にテンポがいい。伏線も間違った方向に導くような貼り方はしていない。本当に王道で正攻法という感じ。もちろんサスペンスなのでオチないと意味はないし、どんでん返しもあるのだけど、そこに至るまでもそんなにひねっていない。それでもおもしろいのは見せ方が上手いのもあると思うし、やっぱり王道ゆえというのもあるのかも。
・*・ etoile ・*・
2009年5月24日

[消されたヘッドライン] 映画
★★★★ 冒頭から引き込まれる展開で、劇中何度危ないっ!と思ったか。それに記者がここまで踏み込んじゃっていいもんかと思うところもありますが、陰謀の裏に隠された真実が少しずつ明かされていくところはやっぱりワクワクしてきますね。二転三転する展開でうまいこと楽しませてくれる展開になってました。時に…ラッセル・クロウ。多少メタボっててもジャーナリストとは何かをしっかり見せてくれた彼はカッコ良く思えましたよ。
映画鑑賞☆日記・・・
2009年5月23日

消されたヘッドライン
「どんでん返し」も用意されております。ですが、個人的にはあんまり好きな「返し方」じゃないので、イマイチ。むしろどんでん返しされるまでのほうが良い感じだったですね。無理に「ひっくりがえそう」とした感が…やってもうたかって思った。ラッセル・クロウの演技だけは素晴らしいですね。台詞のみだけでなく、表情や、間の取り方で、感情を表現出来ていました、素晴らしい。
SUPER BLOG.JP
2009年5月23日

消されたヘッドライン
映画の内容はフィクションだけど、殺人やらだまし合いがいっぱいの極上のミステリーになった。政治家の腐敗と産軍共同体の癒着、それを暴こうとする新聞記者。しかし、ジャーナリストも売り上げを上げないと生き残れない。色々な問題点を全部取り上げて、同時進行でストーリーが展開される。全く見事な脚本。特に難しいことを考えなくても十分に楽しめるので、大上段に構えなくていい。自信を持ってお勧めできる映画だ。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2009年5月22日

映画 【消されたヘッドライン】
★★★★ 事件がミステリー仕立てになっているのが大変スリリングで、最後まで目が離せません。巨大な陰謀に見え隠れする"戦争請負人"と呼ばれる軍事産業。相手があまりに巨大権力なので、真相に近づこうとすればカルの身が危険に晒されるというのが緊迫感を煽ります。久しぶりにラッセル・クロウがいいな〜と思いました。あのスクープがどんなに世間を騒がすのだろうと思わせる、余韻のある終わり方でした。
ミチの雑記帳
2009年5月22日

消されたヘッドライン
★★★ 本作のみどころは単にサスペンスだけではありません。もちろん最後まで目の離せない展開なのですが、その過程で親友と自分の仕事=正義感の間で揺れ動くカルの心の葛藤を描いた人間ドラマでもあります。ギリギリまで親友を庇いながらも真実究明の手は緩めない、カルの悲しげな瞳は「本当にこれでいいのか?」と常に自問しています。ところが…!最後まで集中して鑑賞してください。見落としはないかと。
LOVE Cinemas 調布
2009年5月22日

消されたヘッドライン
真実を知れば知る程、友情にも恋にも亀裂が走ってしまう様子は観ていてハラハラ。二転三転するストーリーはテンポが良いのでちっとも飽きません。議員役のベンが、本っっ当に情けない役を好演(!)していて、あまりのハマりようにびっくり(笑) 編集長役のヘレン・ミレンも、新人記者役のレイチェル・マクアダムスも皆さんハマってましたね。報道関連の永遠のテーマ、ペン1本で立ち向かって行く姿は見応えあります。
Peaceナ、ワタシ!
2009年5月21日

『消されたヘッドライン』
主演のラッセル・クロウがすごくハマっていたので、思っていた以上にストーリーに入り込めた感じがありました。事件を追っていく中で、その先にあるより大きな事実に気付いていくっていう展開はとってもスリリングでよかったと思う。ただ、カルの記者魂みたいなものが、コリンズ夫妻との友情を描く甘さからか、ガツンとくるものがなかったのが残念。ジャーナリズムを描く骨太な作品にしても面白かったんじゃないかなーという気も。
cinema!cinema! ミーハー映画・DVD
2009年5月21日

『消されたヘッドライン』 (2009)/アメリカ
★★★★ ちゃんと伏線を貼りつつ仕上げていき、人物も動機付けをしている。けど詰め込みすぎてしまったように思います。ぼーっとしてしまうとストーリーに置いてかれます。犯人の動機と、予想外の行動なんかが混ざってしまって、裏で糸を引いていた人との関係の解明が今一つだったのも、腑に落ちない感じになってしまう原因なのかも。エンディングは好きな感じなだけにもったいない。でもよくやったと言いたくなってしまう映画でした。ヘッドラインは消されてはいないので。
NiceOne!!
2009年5月19日

「消されたヘッドライン(STATE OF PLAY)」映画感想
★★★★ 議員と記者が古くからの親友と言うのは出来すぎな設定かとも思いましたが、後の展開で意味が見えてきます。新人記者とのコンビもバディー物としても成立。殺人事件とスキャンダルと企業の不正疑惑を上手く織り込んで、見る人の方向を誘導する手法は中々巧でした、結果的に言うとしてやられたって感じです。驚きは無いですけど、捻りが効いてて単純な終わらせ方をしなかったのは好印象です。
Wilderlandwandar
2009年5月18日


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