リトル・フォレスト 冬・春:作品を観た感想(7)
【映画】リトル・フォレスト 冬・春
★★★★ 夏・秋編に続いて、今回の冬・春編もストーリーは有って無いようなものでしたが、一季節約一時間のこのスタイルが妙にクセになると言うか、不思議な魅力溢れる作風で、今回もまたとても心癒されました。農家の方々が丁寧に手間隙かけて作られた食材に対して、もう少し感謝の念を持たないといけないなと、強く思わされましたよ。前作では出番がそれほど無かった親友キッコ役の松岡茉優も、ガッツリ話に絡んできて、対照的な2人を堪能できましたね。具体的なことはストーリー上ほとんど語られてない感じではありましたが、まあこの映画はこれでいいんですよね、ホント心癒されましたよ。
ただただ映画を楽しんでる人のブログ
2016年6月17日
リトル・フォレスト 冬・春
★★★★ この映画みたら本当に食に対しての意識がつよくなっていきます。この映画見るたびに思うけど、今年の自家栽培の実りは大切にして食べようって思った。もっと野菜の保存状態とかいろんなこと勉強して、ちょっと食に対して大切にしないといけないな〜って改めて思いました。
C’est joli〜ここちいい...
2015年5月13日
ショートレビュー「リトル・フォレスト 冬・春・・・・・評価額1700円」
★★★★ 前作からしてそうだったのだけど、本作はドラマ性が希薄。山里と同化し、生活に必要なあらゆるものを作ってしまういち子の生命力には、ロハスなんてヤワイ言葉とは似て非なる生物的な憧れがあり、だからいつもジャージ姿の橋本愛は、他のどの映画の彼女よりも官能的で美しい。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2015年2月27日
リトル・フォレスト 冬/春
★★★★ 『深夜食堂』と同じように、空腹の時は見るべからずといった作品ですが、本作(前編を含めて)の方は、材料さえ揃うのであれば自分で作って食べてみたい気にさせること請け合いです。そうした料理が次々と映画で紹介されながら、小森の集落の四季折々の自然の光景が色々映し出され、そのなかで徐々に主人公の心が動いて行く有り様がじっくりと描き出され、ことさらめいた物語が語られるというわけではないものの、画面から目を一瞬間でも離せませんでした。
映画的・絵画的・音楽的
2015年2月27日
リトル・フォレスト 冬・春
五十嵐大介著の同名コミックを森淳一監督&橋本愛主演で創り上げたドラマです。 昨秋に公開された「夏・秋」がとても心地良かったので、続編も楽しみにしていました。 冬の雪の中で過ごす日々や、雪解けと共に広がっていく自然の恵みの美しさに癒されるような作品でした。
とりあえず、こメントです
2015年2月24日
『リトル・フォレスト 冬・春』 神様に奉納するもののリスト
幾分いち子の内面にも踏み込んでいる。田舎礼賛のための四季と料理のカタログのような映画で、それはとても心地いい感覚に溢れている。料理好きの人ならば、何かこの映画をヒントに何か作ってみたくなるだろうし、田舎暮らしに憧れを抱く人もいるだろうと思う。個人的には“ばっけみそ(ふきみそ)”がとても美味しそうだった。
映画批評的妄想覚え書き/日々是口実
2015年2月15日
リトル・フォレスト 冬・春
★★★★ 「夏」からずっと、登場人物たちは他人のことをそれほど深刻に受け止めていない。まるで通過儀礼を見守っているような。そして5年後、3人は3人なりに村に定着している。母が失踪した5年前の時点から始まった物語は本当の意味で春を迎える。そして、また夏が来て秋が来て冬を迎えるのだろう。母の言った「螺旋」のように。
佐藤秀の徒然幻視録
2015年2月14日
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