ウエスト・サイド・ストーリー:作品を観た感想(5)
「ウエスト・サイド・ストーリー」
★★★★ オリジナルを知っている当方としては、ここはこうするのね、こう変えたんだ!などと、くらべながら観てしまうのは仕方がないこと。であっても、楽しめて観られるのは、素材がいいからでしょう。観たときのインパクトは、もちろんオリジナルのときに浴びたせいで、今回は、ない。音響は当然のこと、スケール感、物語の内容の充実は、リメイクのほうが良いかもしれない。
或る日の出来事
2022年3月23日
『ウエスト・サイド・ストーリー』をトーホーシネマズ日本橋2で観て、
★★★何かもう、歌とダンスと絵とそれぞれグレードアップしてる。圧巻の感がある。ボーカルやダンサー、ミュージシャンに一流というよりアスリートを連れてきて映像化を試みたかのようだ。だから、ダンスパーティーでの両グループの競り合いみたいな場面は否応なしにスピルバーグの才気が溢れてとてつもなく素晴らしい仕上がりになっている。スピルバーグ版の彼等は感情が高まると歌ったり、踊ったりするミュージカル人種である。それは自然なようでいてイビツだ。話がドラマチックに進めば進むほど、狂人の振る舞いを見せられているように演技の違和感は残ってしまう。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2022年3月22日
「ウエスト・サイド・ストーリー」@109シネマズ川崎
現代の技術を使い精巧に作られた旧作のような不思議な作品だ。作品自体は素晴らしいがキャストがマリアとアニータとチノ以外、線の細いスマートな俳優ばかりでキャラが立っていない事も惜しい。オリジナル版のジョージ・チャキリスやリタ・モレノ位のキャラの立ったキャスティングが望まれる所だ。改めて本作を見てミュージカル映画のすばらしさを再認識した、見てよかった。
辛口映画館NEXT
2022年3月19日
「ウエスト・サイド・ストーリー」
楽曲やダンスは素晴らしかったし、普通に良い作品であったと思う。
ここなつ映画レビュー
2022年3月19日
ウェスト・サイド・ストーリー・・・・・評価額1750円
★★★★★ 多少の設定の変化はあるが、物語の展開も時間配分も、ロバート・ワイズ版の旧作とほとんど同じ。ストーリー的な補完以外で、真に圧巻なのは、映像がどれほどのことを語れるかというカメラ演出だ。まるで舞台をそのままカメラで切り取ったかの様な、箱庭的世界観だった旧作と比べると、本作は空間の使い方が遥かにダイナミックだ。世界観がワンカットで分かる、冒頭の長回しからはじまって充実の2時間36分、画面の隅々まで計算され尽くした、巨匠の技をじっくりと堪能させてもらった。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2022年2月12日
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