あぜ道のダンディ:作品を観た感想(8)

あぜ道のダンディ : 男はつらいよ
平成版「男はつらいよ」といったところです。良い所は、父親の本当の気持ちを子供たちが理解しているところにあります。映画の”キモ”になっているのは、石井裕也監督の前作「川の底からこんにちは」同様、不器用ながらも一生懸命生きる主人公の姿です。ヒューマン・コメディーの逸品ともいえる作品です。
こんな映画観たよ!-あらすじと感想-
2012年8月2日

「あぜ道のダンディ」 父子家庭の父ガンバレ(*≧m≦*)
ヒューマン的なお話にところどころ笑いも添えて良い映画でした。心温まるいい作品ですので観て頂きたいですね。
ジョニー・タピア・Cinemas
2012年6月28日

あぜ道のダンディ
.★★★★ タイトル通り、まさに田舎のダンディを描いています。主人公はソフト帽を被って自転車に乗り、無理を承知で2人の子供に対し金のことは心配せずに東京の大学へ行ってこいなどと言い放つのですから。前々作の[川の底からこんにちは]に比べると、弾けるような面白さは余り見られないかもしれません。ですが、むしろ本作は石井監督らしさが如実に表れている作品と言うべきではないでしょうか。
映画的・絵画的・音楽的
2011年7月23日

あぜ道のダンディ
★★ テーマはある。出演者も達者。丁寧に創られている。しかし、、つまらないのだ。特に何も起こらない日常映画は嫌いではない。でもこの映画は、何と言うか、つまらない。光石さんも田口さんも物凄く上手いというのは分かっているのだけれど、だからって今更、、という感じでした。映画って難しいですね。クールビューティは面白かったと言ってたので人それぞれなのでしょう。俳優としての勉強にはなりました。俳優陣の技術が高いから、こういうさりげない作品を作ることができるのかもしれません。
映画、言いたい放題!
2011年7月8日

「あぜ道のダンディ」
 まことに、男とはつらいものである。中高年になれば尚更だ。でも、"敗北してボロボロになろうとも、男を気取って生きて行くべきだ"という監督の主張はとてもよく理解出来る。男の生き方、家族の絆、という深遠なテーマにオリジナル・シナリオで取り組み、しみじみとした味わいと余韻を残した本作。私はとても気に入っている。石井監督は着実に進化している。次作がますます楽しみだ。年頃の子供を持つお父さんなら、是非観ておくべき、そして人生に疲れかけた方なら、ちょっぴり元気になれる、素敵な佳作である。お奨め。
お楽しみはココからだ
2011年7月2日

『あぜ道のダンディ』
男という生き物は守るべき者のために生きている存在。誰かに勝つとかではなく、自分の全てを賭けて何よりも大切な家族をあらゆる不安から守り抜く戦いに身を投じてきた存在。ですからその歴戦の雄姿を知れば知るほど、未だにあらゆる不安から家族を守るために安月給でも戦っている戦士の小さな失敗など、微笑みで軽く流してあげたくなるんですよね。失敗するところも含めてダンディなんだと思いたくなるんです。蛇足部分も多いコメディ映画でしたが、団塊の世代の父親を持つ30代の我々には自分の父親もまたダンディだ!と思えた映画ではなかったでしょうか。
こねたみっくす
2011年7月2日

あぜ道のダンディ
★★★ 元気付けられる作品でした。面白いのは宮田がとにかく"男とは、オヤジとはこうあるべき"という自らが考えるダンディズムを貫こうとするところ。最近の父親はダンディであろうとしているでしょうか?子供の前では決して弱みを見せないと決めているでしょうか?子供の前でオヤジは常に強い存在であり続けなきゃいけないのだと思うのです。たとえ本当は弱くても、そうあり続けようとすることがすでに強い存在なんだと。宮田は今の世の中に少なくなったオヤジの見本なのだと思います。地味な良作です。
LOVE Cinemas 調布
2011年6月22日

あぜ道のダンディ
それにしても、光石研さんと田口トモロヲさんの会話は面白かったです。居酒屋のシーンが多いのですけど、酔っ払って叫ぶシーンには吹き出してしまいました。すぐに怒る宮田なのですけど、心のそこではいろいろなコンプレックスを持っていて、それを吹き飛ばそうと虚勢を張るからこその態度なのだなと分かってきます。そんな賢明に頑張ろうとする姿には、なるほど"ダンディ"かもと思えてしまいました。そして、それを理解しながら受け止める真田の心の大きさもカッコ良かったです(^^)観終った時、50代の人が観たらどんなふうに感じるのかなと考えた1本です。
とりあえず、コメントです
2011年6月8日


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