ある公爵夫人の生涯:作品を観た感想(16)

【映画】ある公爵夫人の生涯…まだまだ昨年の残務整理6
旦那の浮気…っていってもそれらが容認されていた時代&お立場的にはそれも重要な時代のお話。主人公の夫人が本当はどの程度憤っていたかというと…そうでもないんじゃないかなぁ…現に伝わってこなかったし…映画を観る限りはドラマチックでもなければ、登場人物に同情も出来ない。そんな感じです。このあたり史実も本当にこんな感じだったのか、作り手の描き方不足なのかはしりませんが…率直に言ってイマイチ。結局、コスプレ劇で映えるキーラ・ナイトレイの人気に乗じて題材を無理に探した作品っすかコレ!?
ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
2010年3月17日

【ある公爵夫人の生涯】人の幸せはその人次第
ジョージアナの孤独、夫・デヴォンシャー公爵の孤独と責任感、広い城の中で、心から語り合えない夫婦それぞれの奇妙な生活ぶりを描いた秀作。アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞した華やかなドレスは見物。ジョージアナを演じたキーラ・ナイトレイは、時にはいたずらっぽく、時には色めいて、勝ち気と弱さの入り交じる女性を好演していた。時代が時代だけに…。現在とは違う、高貴な立場の人の気持ちも充分に察する事ができる作品で、気の毒に思いながらも決して後味は悪くなかった。歴史に興味のある方にお薦めします。
映画@見取り八段
2009年12月21日

「ある公爵夫人の生涯」(THE DUCHESS)
冒頭、ジョージアナが貴族青年らを集め「人競馬」 を実施するシーンから始まる。彼女は全編を通じギャンブル好きの女性として描かれる。ただ、ドラマとしてはギャンブルがもとで大事件に発展するわけでもなく、特に意味をなしていない。この映画は事実に即した伝記映画のようであり、ドラマとしてかなり不十分な作品である。なぜ事実に固執しなければいけないのか。想像力を働かせたシナリオが、なぜ作成されなかったのだろうか。衣装デザインや自然環境、建物などが素晴らしいだけに残念である。
シネマ・ワンダーランド
2009年10月27日

「ある公爵夫人の生涯」アカデミー賞衣裳デザイン賞の豪華な扮装劇
★★★★ 広大な領土を持ち、何不自由ない暮らしを手に入れても「お世継ぎ」を産むという大切な「務め」が重圧になる所など、実際の苦悩は想像を超えているだろう。キーラ・ナイトレイは古典的で硬質な美しさをもっているのでピタリのハマリ役、コルセットや幾重の布や紐で固定された体がしめすように、しきたりなどにがんじがらめになって明るく奔放な性格が押さえつけられる様子はやはりなんとも痛々しかった。
soramove
2009年4月25日

☆「ある公爵夫人の生涯」
★★★ 貴族の中でもトップの公爵夫人なんて超玉の輿…と思ったら、お世継ぎ産まないと話にならなのが現実。エリザベスは友情より生活を優先させるしたたかな女だったのね・・ちょっとコワっ。公爵は悪人みたいに描かれてるけど、よく考えると、当時の名家の当主としては男子の世継ぎが第一と考えるのは普通。話は結構単純だったけど、英国貴族モノの見どころは衣装、特に気になったのが、ご夫人達の髪型のハデハデさ。
☆☆ひらりん的映画ブログ☆☆
2009年4月23日

☆ある公爵夫人の生涯(2008)☆
★★★ 強いて言えば、私はベスに感情移入できたかも?息子たちを別れた夫にとられ、逢わせてもえらえないと言う辛さが、私にはすっごくわかります。ジョージアナとの友情は大切だけど、でも、自分の子供たちにもどうしても逢いたい…そのためには公爵の力が必要…ジョージアナを裏切るつもりはなかったけど、それよりも母親として息子たちに逢いたかった気持ちが勝ってしまったのだと思います。。。
CinemaCollection
2009年4月21日

「ある公爵夫人の生涯」
う〜ん、貴族とか好きな人なら。結構これといった特徴がないです。[プライドと偏見]より話が暗いし、[ブーリン家の姉妹]より映像が地味だし、[エリザベス]よりもドラマチックさが薄いです。登場人物の性格があまりにも等身大で、貴族社会に憧れないとキツいっす。キーラ・ナイトレイのセクシーシーン&コスプレがあるので、好きな人はどうでしょう。
クマの巣
2009年4月19日

『ある公爵夫人の生涯』 (2008)/イギリス・フランス・イタリア
★★★ 女性として、いろいろと感じるところはありました。ああいう結婚生活は耐えがたいものがあります。ベスは子どものためと言いつつも実は公爵を好きになっていたのは分かるような展開で、でもジョージアナの置かれた状況にも同情して味方する。ベスを軽蔑していたジョージアナも、気がつくと子どものためにベスと同じことをしているのも皮肉なこと、ベスの存在がジョージアナの支えになったこともまた事実。
NiceOne!!
2009年4月18日

ある公爵夫人の生涯
同じ女性としてジョージアナは苦しく辛い日々だったんじゃないかと想像しました。友人だった女性は夫の愛人となり、同じ屋敷に住みさらにその前には他の愛人が産んだ娘まで育てて…。愛する人に出会えても時すでに遅しっていうのも哀しくなりました。キーラ・ナイトレイはすっかりこういう時代物が定着。こういう高貴な女性の役よりも[ベッカムに恋して]のような元気な感じのほうが好きかな。
Diarydiary!
2009年4月16日

ある公爵夫人の生涯
エリザベスは公爵との間にも実際男の子と女の子をもうけている、、連れてきた子供だけならまだしも、夫とこの子供と長年同居してきたと言うことなのだろう…今では考えられない貴族の生活。子供の為に、夫の手を握り返した、その決断にやはり聡明な女性であったことを感じるシーンだった。「男の務め」「女の務め」は、今も双方のストレスの元になっていることも多い。耐える女の強さ、美しさも感じる作品でした。
to Heart
2009年4月16日

【ある公爵夫人の生涯】
キーラ・ナイトレイはこういう時代風の衣装がとっても似合いますね〜♪ジョージアナの辛さと苦しみがとても伝わってきて…見ていて辛い。最愛の子供に二度と会えないと思うと、自分の人生を我慢するしかないのでしょうね。でも不倫に走って妊娠までってあたりはちょっと自業自得のような感じもしちゃったり、離婚して不倫相手と一緒になろうとしたりするのは共感持てなかった〜。
日々のつぶやき
2009年4月16日

ある公爵夫人の生涯
★★★★ 本作が他の類似した作品と異なるのは公爵の立場にきちんとフォローを入れているところでしょう。レイフ・ファインズの優しい表情は、歴史のやるせない一面を観せられてきた私たちの気持ちを解きほぐしてくれます。あの表情のおかげで気持ちよく劇場を後にすることが出来ました。18世紀イングランドの上流階級の世界観や思想に浸れる作品です。
LOVE Cinemas 調布
2009年4月12日

【ある公爵夫人の生涯】☆キーラ・ナイトレイ☆レイフ・ファインズ
故ダイアナ妃の祖先にあたるデヴォンシャー公爵夫人のスキャンダラスな実話を映画化。確かに衣装は素晴らしかったですよ。映像もきれいで良かったのですが…スキャンダラスな人生を生きたジョージアナ。よく耐えたと思う反面、色々なところで何か釈然としないものも残りました。この時代の結婚とは=後継者としての男子を生む事!!まして公爵家となれば、それは必至のことだったんでしょうね!?
猫とHidamariで
2009年4月11日

ある公爵夫人の生涯
女性の自由がなく、結婚は世継ぎを作るため。主人公が夫との確執にあがく姿が最後まで続いてやりきれない作品。ファッションリーダーとして注目される場面や、政治活動にかかわったり、賭け事を楽しんだ場面もあった。実際のジョージアナの一生が、子どもを抱えた女をかくまう代わりに、退屈な夫とのかかわりを彼女に任せ、自分は社交界の注目を浴びて、政治も語れば恋愛もというものだったらいいのに、と思う。
シネマ大好き
2009年4月6日

『ある公爵夫人の生涯』
社交界の華と称えられながらも、プライベートが全くもって不幸だと本当に寂しいものですよね。世間体や家督としての責務にしばられているデヴォンジャー公爵と、結婚っていう制度には縛られながらもどこか自由でいられたようにさえ思えるジョージアナのキャラクターの対照的な描き方はとても趣があったかなーという。。。あとは年齢の幅のある役柄を演じるには、キーラには重荷だったんじゃないかなという気もするかな。
cinema!cinema!ミーハー映画・DVD
2009年3月31日

ある公爵夫人の生涯
★★★★ 相変わらず昔の皇室系作品はドロドロしていると思う反面、ビジュアル的にはイギリスの美しい情景(建物内も含め)や豪華絢爛な衣装が華を添えており、精神と見た目の反比例さを巧く表現していると思ってしまう。この作品は予告からダイアナとリンクさせて宣伝していたが、観終わって確かに類似点が多いなと思ってしまった。昼ドラも真っ青なぐらいの話であるが、映像を含め見応え十二分な作品。
Memoirs_of_dai
2009年3月6日


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