MOTHER ﾏｻﾞｰ:作品を観た感想(1)

｢MOTHER／ﾏｻﾞｰ｣
長澤まさみが凄い｡色々な意味で女優としての自己を晒け出したのかもしれない｡この長澤まさみ演じる秋子のような母親は､いや女は､存在してはいけない女なのだと思う｡自己中心的であり､息子を便利な所有物として扱う女｡息子は拒絶しないに決まっている｡何故なら私の息子なんだから｡という考え方が表れている態度は本当に嫌らしい｡けれど､こんなに最低でこんなに憎らしい女なのに､ほんの少し郷愁さえ感じてしまったのは長澤まさみの演技によるものなのだと思う｡
ここなつ映画ﾚﾋﾞｭｰ
2020年8月13日

このﾍﾟｰｼﾞは､象のﾛｹｯﾄﾊﾟｿｺﾝ版の『作品を観た感想ﾄﾗｯｸﾊﾞｯｸ』のﾍﾟｰｼﾞと連動しています｡

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