BOX 袴田事件 命とは:作品を観た感想(8)
【BOX 袴田事件 命とは】命とは?正義とは・・・
映画だけの感想を言えば、本当に恐ろしい。この映画の本題自体は、警察や法曹関係の方々に見て考えていただきたい。そして私たち一般人は、実生活の中で罪のない者を裁いていないかどうか、そして間違いに気づいた時は正義を貫き通せるかどうか。そんなメッセージを受け取ることが出来れば良いと思う。
映画@見取り八段
2014年3月29日
「袴田事件」ついに再審決定!DNA不一致と犯行着衣ねつ造の疑い・・・非道い
再審開始が決定的になったのはDNAの不一致によるところが大きいのでしょうが、事件発生当時ではそんな技術は当然ありませんでしたし、数十年の時を経てやっと無実の罪が晴れる時がやってきたということになりそうですね!「最初から犯人に決め付ける」ことが冤罪事件が無くならない大きな理由だと思います。
粋なLife styleのススメ~甲斐の虎~
2014年3月27日
【BOX 袴田事件 命とは】 命とは?正義とは・・・
観了して、とってもスッキリしない気分…実話ベースなのに題材になっている問題自体が現在進行中だからである。映画だけの感想を言えば、本当に恐ろしい。いくら鑑定があったとしても、あんな風にねつ造されたら、誰しもそれが真実だと認めざるを得ない。取調べ拘束中の様子は拷問に等しい。苦悩する熊本裁判官。悲劇の死刑囚・袴田。この2人を演じた萩原聖人さんと新井浩文さんが素晴らしかった。「彼は有罪?無罪?」。この映画だけ見てそれを決めるのは、それこそ公平じゃないと感じるのだ。「冤罪」が確定された題材で作ってくれれば良いのに…。
映画@見取り八段
2011年11月3日
[映画][静岡]BOX 袴田事件 命とは
この映画のいいところは、袴田事件についてのドキュメンタリーにとどめることなく、人間の弱さと愚かさについて存分に描いていた点だ。袴田が過酷な取調べで追い込まれ、壊れていく様、あまりにもリアルに描かれていて吐き気がするほどだ。そして盲信して追い込んでいく刑事も、保身のために有罪を主張する裁判官も、その愚かさがあまりにもリアル過ぎて吐き気がする。人の命を死に触れさせることを、仕事上のほんの些細なやむを得ない出来事として受け止めてやがる。なんという愚かさ!なんのための仕事なのか?なんのために生きているのか?
NOW HERE
2010年8月5日
BOX 袴田事件 命とは
凶悪犯を許すことはできないという思いが警察、検察にあります。犯人を特定した根拠があまりにも乏しすぎるのに、彼らは自分の思い込みや間違いに気づきもしないのと、例え気づいたとしても、それを認めたくない気持ちが強いのだとわかりました。スタート地点が間違っていることに誰一人目を向けないとは…。証拠のねつ造が明らかなのに、それが証拠として採用されてしまう国にいるのが恐ろしい。裁判官たちの会話、判決にいたる経緯も驚くべきもの。学閥も関係なくはないようです。法の世界でもこういうものに支配されているのですね。
☆試写会中毒☆
2010年6月2日
BOX 袴田事件 命とは
★★★ 「あなたなら、裁けますか?」というサブタイトルがあるが、裁けるか裁けないかの問題ではないだろう。問題は「いかに裁くか」で、多くの裁判官が、検察官が周りの空気読みながら裁いていたことこそが問題なのだ。裁判官はマスメディアに一番叩かれない。裁判所は高見から森羅万象を他人事で睥睨する特権を持っていたのだ。しかしそれもあくまでフリであって、実際には空気に一番弱い。この事件でもやがて裁判官が掌を返すことになるのだろう。"耐えがたきを耐え"早く"降伏"すべきだ。基本シリアスなのだけれど、映画ファン向けのサービスもある。
佐藤秀の徒然幻視録
2010年6月1日
BOX 袴田事件 命とは
★★★★ 袴田事件はそもそも最初から、現在の極一般的な常識に照らし合わせたらどう考えても冤罪としか言いようが無い事件。2007年、この事件の地裁判決を下した裁判官の一人、熊本典道氏が「私は無罪を確信していた」と語ったことから、全会一致の原則の判決に不服を持った裁判官がいたことが明らかに。現在の司法制度に一石を投じる作品。ちょっと気に入らなかったのは、後半、熊本元裁判官の心情表現に傾き過ぎた作りになっている点。多くの方々に事件を知ってもらうには、ちょっと演出手法がずれていたのではないかと感じました。この作品にエンタメ要素は不要。
LOVE Cinemas 調布
2010年6月1日
BOX 袴田事件 命とは
当時無罪の確信をもちながら主任裁判官として、死刑の判決文を書かざるを得なかった元裁判官の告発に端を発した、司法のあり方を問い、陪審員として命に関わる全ての人に向けられたドラマ。稚拙な捏造と見られる物証と、過酷な連日の取調べの果ての自供だけで、その検証もないままに死刑が確定するまでを描き、それを止められなかった前途ある裁判官の苦悩の日々を映し出すことによって、陪審員への召集に、心の準備は出来ているのか?人を裁くことがどれほどのことなのか? 考える機会を与えてくれるものです。観るべき作品であると思いました。
to Heart
2010年5月30日
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