四十七人の刺客:作品を観た感想(1)

四十七人の刺客 (1994年)
★★★ 浅野内匠頭が吉良上野介に刃傷に及んだ真相は何なのか、誰も知るはずがない。だが、そこにこそつけいる隙がある。吉良は賄賂をむさぼり、浅野は清廉潔白という噂を流すのだ。原作では謀略戦及び心理戦というものが読取れるが、映画も苦心して表現しようとしている。それはナレーションの多用によっても分かる。最後の要塞と化した吉良邸への討入りシーン。なるほど、と思う場面が多くある一方で、不満の残る場面も多い。この殺陣の迫力のなさは映画全般を通じてのものである。
シネマテーク
2008年10月2日

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