『犯罪都市 NO WAY OUT』を新宿ピカデリー6で見て、
★★★ちゃんと面白いが一作、二作目の痺れるような面白さは薄い。これはヴィラン(悪漢)の差だろう。一作目二作目の人と思えない倫理観のバケモノに比べると、今回は強いけどちゃんと人のルールに従う悪漢だ。だから、どうしても見劣りしてしまう。とんでもないバケモノをそれを凌駕するマ・ドンソクが叩きのめすのが面白いのだ。今回は青木崇高の人斬りヤクザの剣筋がかっこいい。でも、日本人としては嬉しいが、それなりに普通の悪役である。ヤクザの組長、國村隼も凄味があっていい。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2024年3月6日
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