脇役物語
開始早々､益岡徹演じるﾋﾛｼが父･健太の仕事場に出てくるｼｰﾝに違和感が｡案の定､地雷映画でがっかり｡とにかく脚本がひどかったなぁ｡ｺﾒﾃﾞｨなのに全然笑えないんだもんなぁ｡笑わせようとしてるのがあけすけに見えてきて笑えない｡他にもｷｬﾗ同志の関係の描きが浅すぎて､ﾋﾛｼがｱﾔのことをそこまで好きになっていった経緯がわからない｡だけど主役のｷｬｽﾃｨﾝｸﾞに益岡徹をもってきたのはこの映画唯一の評価できる点｡それにしても永作博美の童顔はある意味反則やな｡可愛すぎる｡
だらだら無気力ﾌﾞﾛｸﾞ
2011年1月23日
脇役物語 Cast Me If You Can
★★★ 主人公の松崎ﾋﾛｼは万年脇役ばかりの中年俳優｡これはもう数々の作品に脇役として出演し｢名脇役｣と呼ばれるに相応しい益岡徹そのもの｡しかし､脚本は一見手の込んでいるように見えて…そう面白いわけでもない｡個々人の芝居の上手さとﾃﾝﾎﾟの良さで何となく観れてしまうものの､せっかくの魅力的な登場人物たち自身の係わり合いの描き方が甘い｡言い換えると完全に俳優に助けられた作品と言えます｡これでもかと言わんばかりに"名脇役"が登場して､いつもの如く個性的な演技を見せてくれるところがある意味一番面白いし笑えるところだと思います｡
LOVE Cinemas 調布
2010年10月28日
脇役物語〜Cast Me If You Can
これは何かある｡そうでなければ､こんなこと絶対に有り得ない｡脚本も滅茶苦茶､何もかも滅茶苦茶なのに演じているのは紛れもなく一流の俳優陣というｼｭｰﾙな落差さが演出と無関係に醸し出される｡こんなに暗澹とした思いで映画を観終わったのは初めてだ｡本当の"主演"は監督､俳優は｢主演｣も含め全部脇役という点で確かに｢脇役物語｣ではある｡出演させられた俳優さんたちが気の毒でならない｡特に永作博美が無理矢理笑顔をふりまけばふりまくほど涙が出てきそうになる｡
佐藤秀の徒然幻視録
2010年10月27日
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