この世界の(さらにいくつもの)片隅に:作品を観た感想(4)
『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』をキネカ大森3で観て、
★★★★オリジナルも凄くて強い映画だったが、増幅した部分がまるで元からそこにあったように溶け込み、人間存在のおかしみと深みを増していた。あんなん不用意に入れ込んだら映画全体をぶち壊すエピソードだ。勇気がある。そして才能がある。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2020年5月15日
映画『この世界のさらにいくつもの片隅に』
一度観たはずの映画でありさらに原作コミックも買って読んだのに、こんなにどっぷりと深く深く染み込んで前回とはまったく違う感動に包まれることになるとは!!実は前回観た時は私が鈍いのか、良かったけれど、周りの他の観客の皆さまが泣いてるところも全然泣けなくてスッキリしてなかったんだよね。それが今作で長尺となって付け足された部分の一番大事なキャラ、リンさん。彼女のエピソードが前作では描き切れなかった分、原作よりもさらにパワーアップして素敵になってた。自然に何度となく泣いてました。30分も長くなってることも気にならないくらいスムーズでした。めちゃめちゃ良かった。
よくばりアンテナ
2020年3月28日
この世界の(さらにいくつもの)片隅に
★★★★★ 戦争を知らない私たちには、このような世界があったということを忘れてはなりません。どんなにか辛い時代だったでしょう。戦争というのは人間をダメにする、人間が人間を殺しあい、国を攻めてその国を何も無くなるような瓦礫の山にしてしまう。この映画は、たくさんの人に観て欲しいと思います。主人公のすずさんの生きざまというか、その後の生活を描いてました。詩情あふれるカットの数々に、3年前に観た記憶が蘇る。新しきもあり古くもある独特の抒情は、やはり記憶の奥底まで深くしみ込んでいて、消え去ってはいなかった。
映画に夢中
2020年1月17日
この世界の(さらにいくつもの)片隅に・・・・・評価額 Priceless
★★★★★ もの言わぬ記憶の器でなく、すずさんの視点を通して語られることで、彼女の周りにいた人たちも死んで消えてなくならず、物語の虚構を超えて、かつて存在していたかもしれない人たちとして物語の中で新たな命を持つ。元の物語はそのまま生かされているので、「この世界の片隅に」と全くの別ものという訳ではない。オリジナルの時点でとんでもない傑作だったが、それを丸ごと取り込みさらなるブラッシュアップを経て、もはや文句のつけようがない。日本映画史上、アニメーション映画史上に永遠に残るであろう。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2019年12月25日
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