僕たちは希望という名の列車に乗った:作品を観た感想(3)
「僕たちは希望という名の列車に乗った」
この作品の素晴らしい所は、全てが詰まっている所だ。青春、友情、恋愛、裏切り、秘密、血塗られた過去、社会主義と自由主義、親世代と子世代、まだ浅い戦後…、加えて彼らが選択をするまでと、その選択が故に実行することについては、良質のサスペンスの趣がある。本当に上質な作品であったと思っている。
ここなつ映画レビュー
2019年10月24日
『僕たちは希望という名の列車に乗った』:われわれも「希望」という名の列車に乗りたい
人物配置のバランスがよく、特に、徐々に映画中心が、言いだしっぺのリーダー的少年ではなく、彼の友人に移っていくあたり、映画話術として抜群に上手く、映画に深みを与えている。
キネマのマ〜りゃんひさ映画レビュ...
2019年6月27日
『僕たちは希望という名の列車に乗った』
彼らは自分たちが望んでいたわけではない主義を急に押し付けられたにもかかわらず、“集合体”としての個に重きをおくやり方に対し前向きにトライしてみようといった姿勢だった。それはやらされていた、洗脳されていたというわけではなく“やってみよう”という感じに近かったらしく、その風潮に関しては知らなかった部分だったので非常に興味深いと感じた。
映画批評的妄想覚え書き/日々是口実
2019年5月25日
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