ONODA 一万夜を越えて:作品を観た感想(1)

ONODA 一万夜を越えて・・・・・評価額1700円
★★★★ 遠藤雄弥と津田寛治が、タイトルロールをリレー形式で二人一役で演じ、長い歳月を実感させる。ほぼ3時間の長尺を費やして、じっくりと描かれた時代に囚われた男の内面のドラマは、ある種の日本人論でもあり、観応えはたっぷりだ。3時間近い上映尺はさすがに長さは感じるが、決して冗長ではなく、むしろ主人公がジャングルで過ごした遠大な時間を実感できる。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2021年10月15日

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