ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女:作品を観た感想(31)

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
スウェーデン版の方がストーリーのわかりやすさは上だなと思った。フィンチャー版は一族の辺りの説明とか、気を抜いて観ているとわからないまま通り過ぎてしまう感じを受けた。フィンチャー版をこれから観るという人は、スウェーデン版は絶対後に観た方がいい。映像の格好良さはやっぱりフィンチャー版の方が上だと思う。で、内容をもう一度確認する為にスウェーデン版観て理解を深めるのが良いかなと思いました。
映画感想メモ
2012年3月4日

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
★★★★ 面白かったです。原作者スティーグ・ラーソンがジャーナリストだっただけあって、問題提示も社会的なテーマな感じ。王道のサスペンスと言う感じですが、楽しめました。
映画、言いたい放題!
2012年2月10日

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 スウェーデン版が面白い!
ショッキングで性的な描写も含まれる作品なのでお子様にはNGですが、真相に辿りつくまでのワクワク感。観終わって確かな納得感が得られるのも特徴でしょうか。
通販日記。
2012年2月7日

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
リスベットも過去に何かしら傷を負ったことが徐々にわかってきますが、保護者からのレイプや変態行為の強要など、酷い。リスベットの過酷な状況と過去を知るすべとして必要だったのだろうか。個性的な外見と社会順応性の乏しい彼女と、それにそっと寄り添う編集長…リスベットとミカエルの凸凹コンビも、次第に気にならなくなるのが不思議。謎を解いていくテンポもよくて満足。写真から発見した真実からまた新しい新事実を発見していくだけでなく、ネットからも新事実を発見していくなど、それぞれ独自調査を進めていくくだりはとてもいい。続編が2作も楽しみ。
いやいやえん
2011年1月10日

「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」.
小説「ミレニアム」の面白さは、何よりもリスベットの魅力が支えているといっても過言ではない。映画でリスベットを演じるノオミ・ラパスであるが、確かに魅力的な女優かもしれないが、リスベットに相応しいとは言えないのではないか。彼女に不足しているのは孤独感である。ミカエルに対して、これまで誰にでも抱いたことのない感情を抱き、それが恋であることに気づく困惑が表現できていたかというとそれも疑問。ただ、これらはすべて女優本人というより、演出の問題ではないかと思う。
映画と出会う・世界が変わる
2010年11月23日

ミレニアムドラゴン・タトゥーの女.
上下約1000ページの膨大な原作を実にエピソードの省略もうまく、手際よくまとめている。リスベットの魅力、ミカエルとのせつない歪んだ愛の物語について、原作ではここが物語りの中核であるのだが、それを映画化にあたってどのようにしたのかは大いに期待したところであるが、そこは決して満足できるものではない。しかし、文字の世界が与えるイマジネーションの深さと生身の俳優という限定的なものでは当然に差が出る。衝撃的なヒロイン登場とまではならなかったが、面白い映画であることには間違いない。
映画と出会う・世界が変わる
2010年11月22日

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 (Mn som hatar kvinnor)
★★★ ミカエルとリスベットの時間を掛けて描かれる2つに別れた物語が合流してからは急展開。一気呵成に突き進む快感を味わえる。慌ただしさも正直否めないが、新事実が次々浮かび上がってくる様はドキドキを感じられる。富豪一族にまとわりつく陰湿な空気、土地柄と歴史を感じさせるナチスの影、近親相姦や児童虐待などセンセーショナルに走り過ぎている感もあるが、タブーに挑んだ強烈な描写も多く、長尺な本作を飽きさせないようにもしている。この後の二人の活躍が気になってしまう作品ではあるが、本作限りで止めておくべきかどうか、迷うところ。
Subterranean サブタレイニアン
2010年10月13日

【映画】ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
普通だったら、謎に包まれた失踪事件を解決へ〜となるんだけど、リズベットの存在が、大分作品に独特の雰囲気を持たせています。ニコリともしない、人嫌いで無愛想。何を考えているのか分からない上に攻撃的。でも、ちょっと頼りなげで、不安定そうな行動を見ているとなぜかほっとけない。謎に包まれた彼女の存在も、作品に影響を与えている。本筋の失踪事件、探れば探るほど謎は深まるばかり。親族関係で人数が多いですが、相関図を思い浮かべれば問題なし。最後まで息を呑む展開。ミカエルとリズベットの関係も気になるし、よく出来た作品です。
☆紅茶屋ロンド☆
2010年9月1日

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女/THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO
★★★★★ サスペンス/ミステリー/スリラー系の映画として、近年稀にみるくらいの面白さなんじゃなかろうかと思います。真相に意外性があるわけじゃないけど、真相に行きつくまでの過程が、写真やらハッカーやら暗い過去やら宗教を交えていて、非常に面白いです。原作は読んだことないのですが、かなり読んでみたいと思わせてくれる映画ですね。映画の内容も素晴らしいですが、ノオミ・ラパスの体当たりな演技を観るだけでも一見の価値あり!続編の2本も撮影完了しているらしく、ハリウッドリメイクも決定してるみたいなんで、非常に楽しみです。
映画を感じて考える
2010年6月29日

ミレニアム/ドラゴン・タトゥーの女
★★★ お話を詰め込みすぎるような感じもする…。きっと原作のほうが面白いんだと思います。でもこれはこれで面白かったです。しかし、ものすごいどんでん返しがあるわけでもないし、ごく普通な謎解きものでしたね。ジャーナリストのミカエルとハッカーしてきたリスベットとのコンビもの。ちょっと変わったコンビでへんになれ合ってないのが良かったかも。映像の雰囲気や調査する時代なんかも好きなタイプなので、他の2作も観たい。DVDスルーでもいいから出してくれないかなぁ。それにしてもリスベットの後見人とあいつら、女性にとっては不愉快な人間ですなぁ。
映画鑑賞☆日記・・・
2010年6月18日

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
★★★★ 巷の噂どおりに面白かった!3部作らしいんで今後も続編ありですよね。リスベットの生い立ちも気になるし、続編にも期待。ミカエルのことを"名探偵カッレくん"ていうアレ、スウェーデンの有名な児童文学作品の主人公なんだそう。長尺の作品ですが、ダレることもなく最後まで引き込まれたのは、ミカエルとリスベットの二人が人間臭くて、特にリスベットのキャラはかなり興味を惹かれました。犯人は言えませんけど、ここまで女性を憎むというか粗末にする男ってホント恐ろしい。写真のハリエット、あんなに美しいのに…時の流れって残酷。
映画道
2010年6月12日

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
とんでもなく原作がいいのか、監督の技量なのか。めっちゃくちゃ面白い!!!ミステリーファンをきっとすっきり満足させる作品です。話の流れもミカエルとリスベットの出会いもどこをとっても違和感がなく心地い展開。謎解きの楽しさも味わえて、ワクワクドキドキの連続です!依頼された事件そのものは楽しい謎解き。気になるのはリスベットの過去なんですよね〜。ときどきフラッシュバックされる彼女の記憶で何となく何が起きたのかは想像出来るんですが…。次回作以降の公開が楽しみです。その前に待ちきれなくて原作を読んでしまいそう〜(泣)
ひばなのシネマの天地
2010年6月6日

[ ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 ] パンクギャル、リスベットから目が離せない
間違いなく皆が目をひくのは、際立ったキャラをもつ主人公のリスベットだろう。精神的な障害があり、社会不適合という烙印をおされ後見人をつけられるが、決して媚びない。差別、暴力、女性への抑圧などに完全と立ち向かっていく彼女の姿はとてもすがすがしい。そんな彼女とタッグを組むのが、ジャーナリストのミカエル。彼もいい味を出している。ジャーナリストとしてのミカエルの鋭い洞察力と、リスベットの類い稀なる記憶力。これがにこいちとなって複雑怪奇な失踪事件を解き明かしていくプロセスがなによりもスリリングで、面白いのだ。
アロハ坊主の日がな一日
2010年4月10日

ミレニアム ドラゴンタトゥーの女
リスベットの過去にも大きな謎がありそうでその過去のせいで後見人らしき弁護士?に酷い事されてるんだけど、今回のストーリーの中では描いてない。でもなんとなく想像できて切なくなりました。ハリエットの失踪を調査してるうちにハリエットが残したメモ書きから別の殺人事件がいくつか浮かび上がってきて、その事件とハリエットの失踪事件とが徐々にリンクしていくのも面白い。意外な結末に驚いてしまいました。2時間半くらいある尺も気にならず最後までスクリーンにくぎ付けになりました。次回作の公開が今から楽しみです。
Diarydiary!
2010年3月3日

『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』はヴァイキングの国の出来事か?
映画の前半、主要登場人物の女性が強烈なパワハラ、セクハラに見舞われる。ストーリーを追うだけだと、なぜこのエピソードが挿入されるのか判りにくいが、前半にこのパワハラ、セクハラシーンがあるからこそ、作品の照準の先にあるものがくっきりと見えてくる。そしてパワハラ、セクハラの被害を描くことで、観客は彼女の思考や感情、能力を理解し、その後の彼女の行動に共感できるのだ。弱者に対する虐待は、万国共通の問題だ。家庭で、職場で、地域で、権力や暴力で優位にある者は、弱者を蹂躙している。ここにこの映画の今日性と普遍性がある。
映画のブログ
2010年2月16日

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
★★★★ 注目は凄腕調査員でもあるドラゴン・タトゥーの女リスベット。コワモテな外見で凶暴、やられたらやりかえす。でも傷つきやすく心を開かない。媚びないところがいいね。中年男のミカエルがリスベットにそっと寄り添ってくれて、深入りしないふたりの結びつきが新鮮。リアルな内容で、女性に対する暴力描写はきついけども、メインテーマでもあるんだろうな。リスベットが弁護士にきっちりお返しするところがカッコイイ。濃い作品なのにサラッとしてるのは北欧の風景のせいかも。ミステリーの王道、現代的な要素もちりばめてあって楽しめた。
小部屋日記
2010年2月14日

ミレニアム
★★★ この映画は、原作を読んだばかりでオチを知っているとはいえ、余り見る機会がないスウェーデン映画でもあり、ぜひ見たいと思っていました。様々な欠点を持ってはいるものの、あの長大な原作をリスベットとミカエルに焦点を絞ってうまく映画化し、随分と重厚な出来栄えになっていると思いました。この非常に面白いミステリが展開する場所が実際は想像以上に素晴らしい景色であり、ストーリーを追いながら、それらの景観にも堪能したところです。
映画的・絵画的・音楽的
2010年2月7日

「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」哀しい瞳の見つめる無残な過去
★★★★ 原作が評価の高い作品だからだろう、締まったストーリー展開で次に何が起こるか目が離せない。ほとんど無駄な描写をそぎ取り、テーマは愛情であり、主人公の二人も必要とし必要とされる存在でありたいと願うが、そんな底に流れる感情という不確かなものと、過去に行われた残忍な犯行、その対比がなんとも鮮やかであり、哀しい。リスベットの哀しみを湛えたクールな瞳がその簡単には収まりきらない、言いようのない、それでも人間が起こしてしまった事件の核心に迫っていく。寒さが伝わる孤島と低い空、何もかもがピッタリとはまった傑作を見た。
soramove
2010年2月6日

『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』
★★★ 原作を知らない者にとっては、簡潔なエピソードをてきぱきとつないで物語が進行してゆくのは小気味が良い。リスベットも性的虐待の被害者のようだが、天才的な知力でトラブルを解決してゆくさまが痛快で、おそらく原作の魅力の要点もそこにあるのだろう。ジャーナリストが探偵をするので、新聞社・警察の捜査資料・図書館・会計文書が保管された倉庫などをひたすら調査するという地味な作業で派手なシーンはほとんどない。しかし面白かった。編集のテンポが良かったせいだろう。続編の公開は当分先だろうが、それまで原作を読んで期待して待ちたい。
映画の感想文日記
2010年2月4日

ノオミ come back! 「ドラゴン・タトゥーの女」
映画のジャンルとしてサスペンスやミステリーというのは大きな一角を占めるが、謎解きを取ってしまうと何も残らないことが多い。だがこの映画の場合は、主役の男と女の微妙な関係にポイントが置かれて、いい線いってるのではないだろうか。二人は失踪と猟奇事件を接点としてお互いの能力と人柄を認めあうこととなる。病んだ世界の中での二人の、ある種古風なキャラが安堵感をもたらす。少し長めではあるが見どころも多く、 たまに見るならこんな映画という感じだ。
シネマ走り書き
2010年2月3日

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
初めてのスウェーデン映画でしたが、スリリングな展開で見応えもあって大いに楽しめる内容でした。ただこれは3部作なので、リスベットの抱えている過去や謎は本作では明らかにならず、次作以降になると思うんですが、本作だけでも十分楽しめる内容でした。とはいえ、続きの第2部、第3部が気になって、公開が待ち遠しいです。序盤、リスベットが自身の後見人の弁護士にその地位をたてに性的な要求を強要されてしまうが、リスベットはその屈辱を利用して逆に後見人に罠をしかけ、復讐し、その立場を逆転するあたりは見ていて痛快。
だらだら無気力ブログ
2010年1月31日

【ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女】
前半はちょっと平坦だったかなー。ミカエルサイドとリスベットサイドの話が絡まず進むので、そこまでは何となく序章って感じ。リスベットサイドの話は常に痛々しい…見ているのがキツいです。でも彼女が最低な奴に仕返しをしたシーンはスッキリ!! で、二人が協力して調査に当るところから面白くなってきました。ワクワクする真相へ近づいていく様子とはちょっと違ったかな。もうちょっと派手な事件のような気がしてたけど、意外に普通だったかも。それにしてもムカムカしちゃう犯人! ラストはちょっと明るい方に向かう感じと爽快が好きでした。
日々のつぶやき
2010年1月27日

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 /THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO
★★★ ミステリーとして普通に面白い映画でした。サスぺンスとしてのスリリングさ、ミステリーとしての謎ときの面白さはそんなになかった。考えさせる余裕もなく、リスベッドがけっこうあっさりと謎解きしていっちゃうから。途中からはなかなか引き込まれた。特に、最悪なドSレイプオヤジには本当、気持ち悪くて早く痛い目遭わないかと願ってたらやってくれた時はすっきり! 最終的な犯人が分かった時は「こいつかぁ!」という、わかった時のミステリーの面白さが得られなかったのが物足りなかったな。後半楽しめたのでそれほど長くは感じず。
我想一個人映画美的女人blog
2010年1月25日

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
面白かったです!フィクションとはいえ、福祉国家・スウェーデンの闇に潜む性差別・暴力の描写に少々疲れるし、登場人物がやたらと多いので、テンポはゆっくりなのだけど片時も目が離せない。主人公はミカエルとなっているけど、事件への貢献度・インパクトともに、天才ハッカーで驚異の映像記憶能力者のリスベットの存在がもの凄い!頼り甲斐があるとはいえないミカエルを頭脳と行動で強力サポート!!でも、ここでは彼女のドラゴンタトゥーについては語られず、彼女の消え方がカッコイイ☆ 彼女の過去は、第2弾で明らかになるらしい。
to Heart
2010年1月23日

『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』(2009)/スウェーデン
★★★★ ミステリーとしての話なんですけど、その背景にあるものって結構ダーク。リスベットの抱える問題も重なって余計に重苦しく感じる。そこから逆転していくリスベットの能力にもある意味感心してしまう。3部作で、徐々にリスベットの心の闇だとか過去だとかが明らかになってくると思うんですが、次回作への期待を持たせます。オチが痛快ですし設定も複雑ですし、戸惑いながら心を通わせていくミカエルとリスベットにも共感できました。ハラハラさせられてしまうところも十分にあり(途中にグロい場面も…)、それでいて大人目線の映画です。
NiceOne!!
2010年1月22日

「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」
[セブン/1995]を思い起こす、ダークでスリリングなミステリーでものスゴく見応えがあり圧倒される!次作の予告も上映されたが、待ちきれない! あっと驚く驚愕の結末..ナチスやユダヤ人そして宗教、果ては近親相姦まで登場する。悲惨な少女時代を送ったハリエット。そしてリスベットもまた悲惨な子供時代を送っていたと思われる。大ラスのリスベットの活躍にはミカエル同様喝采した。映画評にも"登場する女たちは目をそむけたくなる悲惨な目に遭う"とか書かれているが、男(後見人)に仕返しするリスベットの方が強烈だった。3部作を観た後で本が読みたい!
ヨーロッパ映画を観よう!
2010年1月22日

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
国柄の違いだけでなく、謎だらけ。3部作の初編だから仕方ないのかもしれないけれど、全編見れば解決すると単純には思えない。ハリエットの写真はなぜに謎の微笑を湛えているのか。そして謎のままであるべき微笑をなぜ謎解きしたうえに興ざめなことになるのか。なぜ失踪後も送られてくる押し花が香港から届いたのか。まさか背中にドラゴン・タトゥーのある謎の塊の女、リスベットと何らかの関係あるのか。今後は分からない気がする。全体として色々なもの詰め込み過ぎて、予感としてはB級ミステリーで終わる可能性大。
佐藤秀の徒然幻視録
2010年1月21日

試写会「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」
北欧スウェーデン映画ということで独特なダークな感じで、ハリウッド映画のようにバタバタしてないのがいいですね。人物描写なんかもわりとじっくり描いてるので、[ダ・ヴィンチ・コード]あたりよりも、だいぶ解りやすいかもしれません。本国はじめ各国で大ヒットしたし、もともと話の続きもあるようで、もう続編が出来てるようです。スウェーデン映画なのでキャストは知らない俳優ばかりだったけど、主演のリスベット役のノオミ・ラパスさんは、中性的でなかなかカッコ良くて印象的でした。
流れ流れて八丈島
2010年1月20日

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
★★★★ 世界的ベストセラー小説が元とあって実に見ごたえがあり、153分という上映時間を全く感じさせない作品。謎解きにしても奇をてらったミステリーではなく、オーソドックスな流れなので誰でも楽しめるでしょう。雑誌「ミレニアム」の記者であるミカエルとドラゴン・タトゥーの女、リスベット、この2人が出会うまでにちょっと時間がかかり過ぎるのはもどかしかったりしました。群を抜く調査能力を発揮する彼女に比べて、どうも地味なミカエルですが、戸別の事象ではなくて全体としての調査の方向性を決めたり、一瞬の閃きは流石。2作目、3作目に期待が高まるところです。
LOVE Cinemas 調布
2010年1月18日

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
謎解きが複雑で面白かったです〜。ハリエットの残した文字と数字の謎。その謎から連想される連続殺人事件。そして、写真に写ったハリエットの視線の先にいる人物は誰だったのか。疑惑の対象者がみんな怪しそうなだけに、ちょっと騙されました。ただ、連続殺人事件の写真がかなりグロくて痛々しいので、そこはちょっと観るのが辛かったです。また、リスベットが受ける暴行のシーンは本当にハードで観ているのがキツく感じました。リスベットを演じたノオミ・ラパスのハードなシーンも頑張った演技とミカエル・ニクヴィストの存在感が印象的でした。
とりあえず、コメントです
2010年1月17日

『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』 スウェーデンは、IKEAやH&Mだけじゃないぞ!
この作品の魅力は、何と言っても"かつてないキャラクターのヒロイン"天才ハッカー役ののリスベットなのでしょう。映画化にあたり、彼女の役に大抜擢されたのは、新人のノオミ・ラパス。全身タトゥーに鼻ピアス、事件の解決に挑むモチベーションも決して"正義の味方"的じゃあない。危うく、痛々しく、けれども力強く、絶対にあきらめることをしない…この特異なキャラを、臆することなく堂々と演じているのが清々しい!スウェーデン映画なんて多分きっと初めてだけれども、ハリウッドともフランス映画とも違う、耽々と落ち着いて、ピンと張りつめた雰囲気がいいですね。
ketchup 36oz. on the table
2010年1月3日


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