くちづけ :作品を観た感想(7)

くちづけ
知的障害とはちがうものの、障がいを得て5年の当事者でもあり、身体と知的の障害の姪をもつ私には、切実な問題として考えさせられる作品でした。泣かされる作品ですが、それとは逆に深い絶望感も感じられます。平穏に普通に健常に暮らしている人には関係ないと思われるかもしれませんが、こういう現実もあるのだと、一度見ていただきたい。竹中さんが素晴らしい演技でした。
いやいやえん
2014年8月11日

くちづけ
知的障害者を抱える親の問題とか、知的障害者の犯罪などといった厳しい現実の姿を、ユーモアのあるストーリーの中で描き出していると言えるのでしょう。俳優陣も、主演の貫地谷しほりをはじめとして皆なかなか頑張っていると思います。ですがこの映画は、まるで“いわゆる新劇”の舞台そのものなのです。出演者が、最初から、まるで劇場の舞台にいるかのように、大仰な身振りをし、かつまた物凄い大声で喋りまくるわけで、見ている方はどんどんしらけてしまいます。
映画的・絵画的・音楽的
2013年6月4日

劇場鑑賞「くちづけ」
鑑賞した後もずーっと心に残る作品に出逢った気がする。魂が揺さぶられる作品!!!全シーンがひとつの家のセットだけというのは、いかにも舞台の映画化らしい。前半はひまわり荘の面々のやり取りがコミカルに描かれています。思わず笑ってしまうような場面も。キャスト陣では、貫地谷さんの演技が素晴らし過ぎる!ピュアな表情を上手に作っていました。脇を固める俳優陣も最高の演技。全体を通して、物語として涙せずにはいられないものだったが、反面、ただそれだけでは終わってはいけないような問題提起もあった。
日々“是”精進!
2013年5月28日

くちづけ
同じ地方都市なのだから情報入って来てもよさそうなものなのだけれど、色々な人が出入りしている割にホームが地域で孤立している印象を受ける。人物像にいちいちリアリティがないこともあってか、ラストの結末も、なんでこうなるの? という違和感の方が哀しみより大きい。
佐藤秀の徒然幻視録
2013年5月27日

くちづけ
異論や批判がある方もあるかもしれないが、他に選択肢が見つからなかった愛情深い父親の物語を通して、これから先をどうするかを考える機会であっていいと思う。それまで、笑わせながら描いて来たあれこれが伏線となり、回収されつつ迎えるラストでは、だからこそ、主人公に漫画家という職業を与えたのか、と思える括り方に救われるものがある。
悠雅的生活
2013年5月27日

『くちづけ』 エンドクレジットが短すぎる!
エンドクレジットが短すぎる!こんなに涙が溢れるとは思わなかった。
映画のブログ
2013年5月26日

くちづけ
個人的に感心したのは、やはり主演のふたり。宅間孝行さんと貫地谷しほりさん。 特徴をよくとらえていて本当に知的障害者に見えました。重大な問題提起があったと思います!
あーうぃ だにぇっと
2013年4月28日


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