マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙:作品を観た感想(37)
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
「鉄の女」といわれた彼女の強靭な意志と決意がもの凄く伝わる映画で、そういう意味では主演のメリル・ストリープさんのなりきりぶりは圧倒的でさすがだなと感じられました。老いによる認知症の現代シーンは少しコミカルであり悲哀気味に描かれています。単なる伝記映画ではなく、老いを含めて家庭人として政治家として2通りの面をもつ彼女の内面の孤独に寄り添うように展開する構成は見事だったと思います。ただエピソードを点々と見せられているだけで、エピソードに対する掘り下げがあまり深くなく、当たり障りのないようなラストを迎えてしまうところは少し残念。
いやいやえん
2013年5月18日
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」 悲しき老後(ーー;)
★★★ サッチャーを演じた主演のメリル・ストリープはみごと。アカデミー主演女優賞を獲得したアカデミーも納得の最高の演技だった。
ジョニー・タピア・Cinemas
2012年9月11日
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
★★★ 間違いなく、この映画は、メリルお見事って感じでしたね!!メリルはやっぱりすごい!!しゃべり方とか研究したんだろうね〜戦争をしかけるところなんて、ぞくぞく〜ってしちゃいました。鉄の女と言われるのはこういったことなんだろうな〜なんかメリルだけすごくて映画の内容はって言われたら、まったく覚えてないくらいなんだよね〜
C’est joli
2012年6月17日
マーガレット・サッチャー
★★★★ 晩年に少しボケてきたサッチャー視点で、何度も過去を回想すると手法を用いている。従って頻繁に現在と過去が入れ替わるため、序盤は少し分かり辛い。だがこの手法に慣れると、連続して過去の回想を綴るよりも、このように断辺的にストーリーを紡いだほうが効果的だったかもしれないと感じた。そうすることにより、この作品が単なるサクセスストーリーで終わらず、一方で最愛の夫との地味なラブストーリーを、浮き彫りにすることが出来たからである。メリル・ストリープの演技力は、何かを見極めたが如く堂々としていたが、それにも増して老けメークも素晴らしかったね。
ケントのたそがれ劇場
2012年5月1日
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
86歳の老婆姿もハマっていた。顔はメイクでなんとかなるが、歩き方や仕草が本当に老婆のように見えて上手いのだ。さすがのオスカー女優。オープニング、こっそり家を抜け出したマーガレットがスーパーで牛乳を買っている。”牛乳も高くなったものね。”なんて言うのだ。彼女の父親は食料雑貨商を営んでいたから 牛乳の値段には詳しかったに違いない。あのオープニングはかなりイケてた。全体的に女性監督が作った映画という印象。サッチャーの成りきりぶりがスゴい! メリル・ストリープ!この役は彼女以外には考えられない。
ヨーロッパ映画を観よう!
2012年4月13日
☆マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011)☆
★★★★ 冒頭、食料品店でミルクを買う老女の姿に二つの意味で驚かされました。ひとつは、私の記憶にある、美しくて強かったあのマーガレット・サッチャーが、あんなふうに(英国の元首相が1人でフラフラとスーパーにミルクを買いにくる?)なってしまったのか‥と言うことと もうひとつは、その老女を演じるメリルの、メリルとはわからないメイクアップの上手さです。若い頃のサッチャー(と言っても政治家になってからの)、年老いてからのサッチャーのメイクアップは、ほんと、素晴らしかったです。盛り上がりにかけていたので、心に響く感動みたいなものは得られませんでしたが…
Cinema Collection 2
2012年4月11日
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
サッチャーさんについては、リアル時代で知っているから、そうそうこんな雰囲気だったわぁ〜っていうのは、随所に感じられました。メリル・ストリープの細かい演技の賜物でしょう。政治家マーガレット・サッチャーが鉄の女といわれた由縁の強さが、垣間見ることが出来ます。そして、家庭人としての側面をちらっと。女であるという垣根を越え、ガツンと男どもに言い返す様は、気持ちがいい。メリル・ストリープのなりきりぶりは、やはり素晴らしいものがあると思う。でも、映画としては興味が薄いとふぅ〜んで終わってしまう。ここらへんが、伝記的な映画の欠点かもしれません。
晴れたらいいね〜
2012年4月2日
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
★★★★ 実際のサッチャー首相の話し方や所作はよく知りませんが、品格のあるメリル・ストリープの演技はやはり素晴らしいと感じます。時代を超えて演じ分けられる彼女の話し方ひとつとっても、威厳と老いが見事に表現されているのです。ただ、作品全体として必要以上に時間を交錯させ過ぎているのでは?亡き夫デニス・サッチャーの登場がやたらと多すぎますし。もっと鉄の女っぷりを堪能したかったです。
映画 K'z films 2
2012年4月1日
マーガレット・サッチャー
★★★★ 主演のメリル・ストリープは、現在よりも25歳位上の役を、持ち前の目を瞠る演技力でこなしていて、見る者を深く感動されます。さらに、彼女が演じたのは著名な英国元首相ですが、引退後25年も経過した現時点の姿を中心に過去をも振り返るという本作の構成は、毀誉褒貶の激しい彼女の事績から政治色を抜き取って一人の人物を描く上で実に効果的なやり方なのではと思います。
映画的・絵画的・音楽的
2012年3月31日
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
こんな凡庸な脚本と平板な演出の作品を、演技(とメイク・アップ)の力だけで見応えのある映画にしてしまったんだもの。名優の名演の前には、どんな凝った演出も映像テクニックも虚しいと言わざるを得ません。サッチャーの映画で観客が観たいのは、まさに彼女の「業績」なんです。彼女の人格がどのようなものであったかについてもある程度の描写はあるのですが、本来ドラマが生じるはずの行動と習慣については何も描かれていないのです。これではあまりにも物足りない。
キノ2
2012年3月29日
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」感想
★★★ メリル・ストリープの演技は文句なしに素晴らしいのだが、特筆すべきは大凡その一点のみ。他の部分の詰めがどうにも甘く、期待していた分、非常に残念な仕上がりだった。非常に興味深い内容ではあったものの、客を楽しませるエンターテイメント作品としては、正直クエスチョンが浮かんでしまう。一つの視点からあまりに多くの側面を切り取ろうと試みた結果、最終的に彼女をどう見ればよいのか、つまりは偉大なる政治家なのか、献身な妻で寛大な母なのか、あるいはイギリスに混乱をもたらした悪女なのか、よく分からなくなっているのも、大きなマイナスポイント。
新・狂人ブログ〜暁は燃えているか!〜
2012年3月28日
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
★★★★ 若かりし彼女のもとにオクスフォード大学の合格通知が届いた時に、父親は大喜びでしたが、母親は洗い物の最中で手が濡れてるからと言い訳し通知を見ようともしません。このワンシーンが“女性はこうあるべきだ”という当時の慣習や、マーガレットがこれから生きていこうとしている男社会は女性にとって厳しいことを暗示しているかのように思います。この映画はマーガレットの強烈な人物像を描いていると同時に、誰にでも訪れる老いやそれにともなう喪失感のようなものを根っこに描いていると自分は感じました。
映画とライトノベルな日常自販機
2012年3月26日
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
★★ メリル・ストリープの演技が全て。
だらだら無気力ブログ!
2012年3月25日
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」 FeelingではなくThinking
サッチャーを演じたメリル・ストリープはアカデミー賞受賞も納得です。まずその姿、振る舞い、声の出し方、本物のサッチャーかと思えるほどでした。そしてさらには中年時代から、老年時代までを演じるということで、さらに難易度があがっていましたが、それも見事に演じきっています。もうその演技は盤石で受賞は誰も文句言えないものであったと思います。
はらやんの映画徒然草
2012年3月24日
映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」感想
メリル・ストリープの演技にかける鉄の意志に圧倒される映画!!彼女も妻であり母であり、決して冷酷な人間ではなかったのだ。だが一国を担うという事は、時には非情になる事も要求されるのだ。ティーカップを洗うラスト。それは彼女の母親のように因習と諦めの中で洗うのではない、自分自身の意志でした事なのだと‥そんな気がした。見応え十分の秀作!!
帰ってきた二次元に愛をこめて☆
2012年3月23日
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」女は強し!
『メリル・ストリープの、メリル・ストリープによる、メリル・ストリープのための映画』と言っても過言ではないでしょう。メリルの圧倒的存在感と、とてつもなく奥の深い演技力が、超リアルな映像と相まって、スクリーンに“真実の物語”として映し出されます。鳥肌モンですよホント。
シネマ親父の“日々是妄言”
2012年3月23日
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
サッチャーが既に認知症に冒され、記憶が交差することを表現してるんだろうけど。ボクにはとても難しく、時系列が一次元的にされてしまい、混乱しちゃった。全盛期から晩年までをメリルひとりで演じているので。その違い?表現力などなど、面白く観ました。そういう観点から観れば「オスカー」はかなり頷ける、いい演技だったし、良い女優さんだなぁ、と普通に感心した。
SUPER BLOG.JP
2012年3月21日
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
取って付けたような邦題と、予告編の仕掛けとは、随分違う映画であって、自分としてはいい意味で裏切られた。サッチャー元首相が今は認知症であることとか、彼女がどのような経過で英国首相になったのかを知らなかったお陰で、映画としての物語を楽しめた。あなたは彼女をどう思いますか、という、また、女性という性は何なのでしょうか、という、問いかけがテーマの映画であった。メリルストリープは、まさにそのように演じていたと思った。
労組書記長社労士のブログ
2012年3月21日
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 / The Iron Lady
認知症と伝えられている今のサッチャー像を垣間見ることが出来て、非常に興味深い内容になっています。良いです。この作品を見ると、サッチャーが、旦那さんのデニスを愛していたというのがわかりますね。認知症の症状と言う設定で、亡くなったはずのデニスと常に会話しているんですが、それが、夫を思う妻という感じなんですよね。なんか、最後のシーンは、なんか泣かせます。
勝手に映画評
2012年3月20日
『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』 日英の大きなギャップ
うまいオープニングだ。映画はあり得ないようなシチュエーションではじまり、観客をギョッとさせる。 なんと老いたマーガレット・サッチャーがスーパーのレジに並び、ミルクを買っているのだ。首相経験者 は生涯にわたって警護されるはずだから、彼女が一人でスーパーに行くなど尋常ではない。にもかかわらずサッチャーは一人きりで買い物を済ませると、夫と食卓を囲みながらミルクの価格について会話する。これら一連のシークエンスで、マーガレット・サッチャーにただならぬことが起きているのが観客にも判る。
映画のブログ
2012年3月20日
メリル専用映画。 【映画】マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
てっきりもっと伝記&政治な映画だと思ってた。そこらへんは自分で勉強しろってことか。映画を観た後はいろいろと調べたくなるかも。何だかんだと楽しめる映画だとは思うけれど、最高に面白いかと言われるとそうではない。あまり期待しすぎない方がよいかもしれない。ただし、メリル・ストリープ好きなら観ておくべきな完全なるメリル専用映画です♪
B級生活 ゲームやら映画やらD-POPやら
2012年3月19日
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
ハリウッドを代表する演技派女優、メリルの渾身(こんしん)の演技が見どころだ。政治に興味を持ち、保守党議員として首相に登りつめるまでのサクセス・ストーリーもあれば、首相在任中に、財政赤字解消のために、コスト削減に、国民が痛みを負ったことからの暴動と執拗な嫌がらせにも耐え、信念を貫いた強い女性の姿が映し出されていく。
A Day In The Life
2012年3月18日
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
★★★ 現在の86歳からの回想というかたちで展開されていて、現在と過去が頻繁に行ったり来たりと忙しい。しかも現在は認知症であるため、亡き夫の幻想が出てきたりとさらに忙しい...。現役時代で面白くなってきたと思ったらすぐ現代に戻っちゃうのでこのテンションをどこに持っていけばいのやら...。栄光と挫折、感動ものを描いているそうだけど、盛り上がりがあるわけでもなく感動というものもなく...です。認知症となった現在を重点に描くのはどうなのかな。あのサッチャーさんのこういう姿はあまり見たくないな。家族とか観てどう思うんだろう...。タイトルの“鉄の女”時代をもっと見たかった!!
新・映画鑑賞☆日記・・・
2012年3月17日
『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
わかき日のサッチャーが、おもいのほか純情可憐でよかつた。認知症をわづらうサッチャーの晩年をクドクドかたり、興ざめなデキ。老人はボケるのがアタリマエ、そこに劇的要素は微塵もない。バカぢやないか?ストリップ先生が巧いのもアタリマエ、だれも驚かない。生老病死には葛藤がない。愛憎こそが観客の心をうごかす。だが冒頭で父母との確執をえがいた物語の糸は、ぷつり途切れる。要するに、ダイジョユーのジコマン演技が鼻につく、つまらん映画です。
そのスピードで
2012年3月17日
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
予告ではマーガレット・サッチャーが政治家願望の女性から、首相までのし上がりながらも裏では家庭のことで悩んでいるのかなという印象だった。でも実際に見てみると、違いました。政治家の映画というよりも、昔政治家(首相)だった女性が、半生をダイジェスト振り返りながら、夫との幻影に向き合う話のように映った。幻影って厄介なものですね。誰かいる時に返事すると、おかしい扱いされる。消えて欲しいけど、でもいなくなると寂しい。ラストのデニス幻影とのやり取りは、こっちまでしんみりしてしまいました。
映画感想メモ
2012年3月16日
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
政治家になった1959年(34歳)からほぼ現在までをメリル・ストリープが演じている。政治家だった現役時代は本人そっくりだし、老けメイキャップをしてからの演技はまさに気迫が溢れている。鉄の女としての戦いを主題にすれば、もっとダイナミックな映画になっていた。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2012年3月16日
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
★★★ サッチャーが家族の知らないうちに買い物に出かけ、コンビニでミルクを買うシーンと、少女時代、家族が営んでいた食料雑貨店のシーン。他にもミルクがしばしば登場するのだけれど、どうもサッチャーが教育相時代、学校の牛乳の無償配給廃止を決定し、「ミルク泥棒」と抗議されたのを皮肉っているみたいだ。ヒロインが元英国女性首相である必然性を感じない。市井の認知症の老女が同じように回想しても成り立ちそう。ストリープがどれだけ現実のサッチャーと似ているかというのは、大して問題じゃない。ストリープぐらいになればサッチャーの甲高い独特の言い回しを真似るくらいお安い御用だろう。
佐藤秀の徒然幻視録
2012年3月16日
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
彼女の政策の数々への賛美、または批判や、世界中が知る女性の一代記を描くことが目的ではないので、もし、それを期待されたら落胆される…のではないかと思います。老齢の「鉄の女」が直面する、現役時代よりも強い孤独がテーマになっている。もし、彼女だけに見える幻影ではなく、実際に夫と共にずっと暮らせていたらどうだったのかしらと思わなくはない。ただ、その描き方に緩急や強弱、起伏が少ないために、これと言った掴みどころ、というか主張を感じさせないことが残念といえば残念か。彼女の人生は、幸福だった、のだろうか。
悠雅的生活
2012年3月16日
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
★★★★ 切ないわ!としか言えないエンディングに不満。。ストーリーは普通。だがメリル・ストリープは凄い。ご本人に激似のメイクアップをも脇へ押しやる貫禄。ときにチャーミング,ときにパワフルに強さと弱さを表現。見事な存在感で画面を独占していた。それこそが今作最大の見所。ただ,サッチャーを振り返る映画を作るのは早計に思えた。
Akira's VOICE
2012年3月16日
劇場鑑賞「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
展開は認知症になった現在のサッチャーと過去の政治活動を交互に見せて行く…なので、飽きさせません冒頭の掴みはかなり良かったと思います♪髪型や服装、発声法までを変えて、一歩一歩と階段をのぼって行くエピソードはなかなか面白い人間誰しも行き着く先は同じなのだと考えさせられた。サッチャーという人物像とともに“老い”についても学べるかも…。派手な映画ではないが、とても心に残る作品。そうそう、上映時間は1時間45分と、こういう映画にしてはコンパクトです。
日々“是”精進! ver.A
2012年3月16日
『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
英国史上初の女性首相となったマーガレット・サッチャーの伝記映画としては全く深みも面白味もありませんが、オスカーを受賞した主演女優とメイクアップだけは見応えのある、退屈はしないけれど感動もしない、メリル・ストリープによるメリル・ストリープの映画でした。ドラマとして全く盛り上がりがないどころか、一つ一つのエピソードも短いので感動もないこの映画。「ティーカップを洗うだけの人生を送りたくない」と言っていたマーガレット・サッチャーが亡き夫を想いティーカップを洗う彼女の複雑な女性心理をなぜにもっと描かなかったのかと思えた映画でした。
こねたみっくす
2012年3月16日
映画:マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 The Iron Lady
まずユニークなのが、あくまでも「現在」を中心に、彼女を描いていること。認知症に苦しむ日々がベースになっており、「回想」という形で彼女の栄光・挫折が挟み込まれる。生存中の元首相をこういう形で描いているのは、非常にめずらしい気が。成り行きで想像もしていなかった首相に上りつめ、不況の1980年代、フォークランド紛争他を乗り越えていく「鉄の女」はお見事。彼女の、この「成りきり」ぶりが最大の見物、と言えよう!
日々 是 変化ナリ
2012年3月10日
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
★★★ この映画を見たら、政治手腕をふるっていた頃の彼女を知っている人はショックを受けると思います。それくらいメリル・ストリープは上手いです。確かに議員になる前から11年の首相の人生が盛り込まれてますが、この映画は彼女がしてきたことを追うことを目的としているのではなく、鉄の女と呼ばれた一人の女性がいかに孤独だったかを描いていると思います。彼女に家族がいなかったらどうなっていただろう?家族って大事だな、と感じた映画でした。
映画、言いたい放題!
2012年3月10日
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
そのうしろ姿はあまりにも寂しそうで切なかったです(T_T) 政治家として生きることは大変なのだかと実感するような物語でした。映画を観て、またイギリスの一面を知ったなと思うのと同時に、この役を演じきったメリル・ストリープにアカデミー賞はふさわしいなと改めて感じました。観終わった時、マーガレットが本当の安らぎを感じられるのはこんな姿になった今だけなのだろうなと寂しく思った1本です。
とりあえず、コメントです
2012年3月6日
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙/ THE IRON LADY
★★ メリルがどれだけ別人になりきったか?を確認するためにみたという感じも。だからこれはこれで満足? 後半つまらなかったけど、、、、ドキュメンタリーとか回顧録じゃなくて映画なんだからもっと脚本的に面白く、興味深く描いて欲しかったなとは思う。または、サッチャーの孤独の裏で女ひとり戦う姿に共感出来れば惹き込まれるのかも。喋り方、笑い方はもちろん、手の上げ方、振り向き方、歩き方?ちょっとした仕草や挙動がっつり研究したんでしょうね。
我想一個人映画美的女人blog
2012年3月4日
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
★★★ 1にメリル、2にメリル、34が無くて5にメリルな作品。ただ伝記物語としてのストーリー性は残念ながら単調で退屈。しかも振り返られる過去に関して言えばそれほど意外性のあるものではなく、リアルタイムで知っている事実だ。伝記物語そのものよりも、マーガレット・サッチャーの人間的な強さの秘密や根源に迫った、言うなれば精神的な部分を描いたこの作品、そういう意味では原題『The Iron Lady』こそがタイトルに相応しいと思う。
LOVE Cinemas 調布
2012年3月3日
【映画】マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
マーガレットを支える夫デニスにジム・ブロードベント。あのマイペースなおどけた雰囲気が、マーガレットを癒してくれていたのでしょう。忘れたくても忘れられない、大事な存在。彼がいたからこそ、彼女は自分を通していけた。そんな気がしてならないのです…。冒頭から少しして、現在のマーガレットがおかれている状況がわかります。切なくなりました…。元首相の姿が、今ではこのような状態に…。それを演じたメリル・ストリープの姿は、オスカー女優に相応しく、素晴らしかった。普段テレビで観ていた首相としてのマーガレットの姿よりは、彼女の内面が垣間見える、そんな作品になっています。
☆紅茶屋ロンド☆
2012年3月2日
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