死刑台のエレベーター:作品を観た感想(16)

別館の予備(感想211作目 死刑台のエレベーター)
★★★ 原作を未読だか分からんが無謀と思うし箱根の事件もアッサリ解決したの凄く不満だね 阿部さん脱出しようとする動作など面白くて最初玉鉄と全く気ずかん&北川も微妙だが吉瀬さん部分だけ凄く満足が出来る内容だった。
スポーツ瓦版
2012年1月15日

死刑台のエレベーター(吉瀬美智子主演版)
★★★ 豪華キャストの割には安っぽい感じですね。オリジナルを取り入れた部分がいろいろあるのですが、それが逆効果。中途半端な感じが否めません。オリジナルの閉塞感みたいなのもありません。あれだけストーリーをなぞっているのに音楽には特になしって感じ。でも、そんなに期待もしてなかったので失望感もありませんでした。オリジナルを知らなければ、これはこれで観られるのではないでしょうか?個人的には熊谷真美さんが良かったです。もっと活躍して欲しい女優さんです。もっと活躍して欲しい女優さんです。
映画、言いたい放題!
2011年5月10日

映画『死刑台のエレベーター』を観て
綿密に計画されていたように思えた会長殺害計画も、ちょっとした綻びから計画は破綻する。更に、赤城らに2人の殺害事件の犯人に仕立て上げられそうになり窮地に陥るなどドジを踏んだ。阿部寛と吉瀬美智子の二人の関係が本来のメインなのだが、阿部も吉瀬も監督の演出なのか、どうも演技をみていて感じるものが無かった。吉瀬はモデル出身なだけに美形なのだが、会長夫人のミステリアスで小悪魔的な雰囲気が必要な役柄だが、終始思い詰めたような表情だけだったのは残念。2時間ドラマ枠の特別企画としての放送なら良かった。
KINTYRE’SDIARY
2010年12月28日

「死刑台のエレベーター」
「いつか読書する日」の主人公たちは、自ら定めた人生のルールを他人から何と言われようと、ひたすら守って、愚直に生きる人々であった。この「死刑台のエレベーター」の主人公二人もそのような人々の物語である。緒方明監督は「死刑台のエレベーター」のリメイクを行いつつ、実は「いつか読書する日」のサスペンス・ミステリー版を作っていたのではなかろうか?
映画と出会う・世界が変わる
2010年12月3日

「死刑台のエレベーター」
ルイ・マルの[死刑台のエレベーター]は、まさに映画史に残る大傑作であり、これと今回の緒方明作品とを比較すること自体は全くのナンセンスである。本作の条件設定は不自然。その不自然さを脚本と演出もカバーしていないし、そもそも出来ないのではないか。もはや、この物語は2010年には無理なのかも知れない。最後の項は、このような状況設定を行った脚本自体が杜撰としかいいようがない。
映画と出会う・世界が変わる
2010年12月1日

死刑台のエレベーター
★★★ この作品は、出演の俳優陣が豪華ですから、オリジナルの映画と直に比べたり、細かな詮索などしなければ、娯楽映画としてそこそこ楽しむことはできます。何より、愛人である阿部寛に自分の夫の殺害を唆す吉瀬美智子は、なかなか魅力的です。とはいえ、様々な点で、現在ではこの映画のような状況にはならないのではと思ってしまいたくもなりますが…。
映画的・絵画的・音楽的
2010年11月6日

死刑台のエレベーター
完全犯罪が成立するのかどうか?そしてエレベーターに閉じ込められた時籐は脱出できるのか?ドキドキしながら見ました。芽衣子が時籐が約束の場所に来ない事に苛立ち、彼の車に乗っていた若い女性を気にし夜の街をさまよってるシーンは切なくなりました。そしてもうひと組のカップル美加代と邦衛、彼らの結果はもちろん思った通りだし、カメラ見つけみんなで写真を撮った時から彼らの最終的な運命は見えました。しかし少し長く感じたのも確か。なんででしょう。監督もキャストも日本人なのにフランス映画のまま作ろうとしたためかもしれませんね。
Diarydiary!
2010年10月16日

死刑台のエレベーター
★★ 出来るだけオリジナルに忠実にしようという努力は覗えるのだけれど、時代の違い、日本とフランスの違い、キャラ設定の違いの全てが悪いほうに出ていました。何より厳しかったのは拳銃の扱いでした。戦後12年しかたっていない段階ではまだまだ心に戦争の傷跡としてのわだかまりが残っている、その苛立ちから起こす殺人を、見事なほどに安っぽい2時間ドラマレベルの理由に変えてしまったのにはがっかりを通り越えて呆れます。それぞれの役者に対しては置かれた状況、役をしっかりこなしてはいたと思いますが、作品としては完全に失敗作だと思います。
LOVE Cinemas 調布
2010年10月12日

死刑台のエレベーター(日本版)
ルイ・マル監督が25歳という若さで作ったオリジナルのリメイク。話のあらすじや重要な台詞は同じだ。現代の日本でも違和感がないような脚本と演出にしたつもりだと思う。ところが、オリジナルの説明不足なところを補ったり、登場人物にプラスアルファのエピソードを盛り込んでいる。そのおかげで、わかりやすくなったが緊張感が欠けてしまった。若いカップルの男性を警官にしたのが、不自然な設定になった。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2010年10月12日

「死刑台のエレベーター」 (2010)
★★ いかんせん脚本がどうしようもなく酷い。アラと突っ込みどころだらけ。53年前のフランスではOKであっても、現代の日本でこの設定は根本的に無理がある。そして、オリジナルと大きく改変した、赤城の役柄や行動が不自然である。こういう偶然が一晩に重なる確率はいくらフィクションでもあり得ない。リメイクする場合は、そういう点をどうクリアするか、徹底して議論し、煮詰めなければならない。そんなわけで、かなり贔屓目に見てもガッカリする出来であった。…とは言え、オリジナルに対する相当のリスペクトは十分に感じられた。
お楽しみはココからだ
2010年10月12日

死刑台のエレベーター
かなり残念な映画だった。芽衣子と時籐はこれで万事うまく行くと心底思っていたなら、かなり頭がメデタイ人だと言わざるを得ないな。時籐は映画を観てる限りかなり出来の悪い人だな。ある時間になったら電気が止まるの知ってるのに、その時間の間際にエレベーターに乗って、エレベーターに取り残されたり、車のキーを付けっぱなしにしたままにして車を盗まれたり、携帯電話を車に置き忘れたりと、間抜けすぎる。それ以上に若者カップルの男性のほうが良く分かんない。道路の警備という任務中にチンピラに何故喧嘩ふっかける?そこに至った理由が不明すぎる。
だらだら無気力ブログ
2010年10月11日

死刑台のエレベーター
オリジナルは未見のままチャレンジしてみました。横浜の街の雰囲気と出演者たちの熱演が印象的な作品でした。キャラクターや街の雰囲気が良かったです。吉瀬さんは本当にどんな服装も似合うので、コート姿で街を歩いているだけでも存在感がありますね。そんな彼女が美しい光に彩られた雑踏の中を一人で歩くシーンからは、強さの中にある弱さとか孤独感が伝わってきました。そして、その雰囲気を醸し出している横浜の街も素敵でした。観終った時、赤い色が印象に残りました。この映画の赤は破滅の色だったのだなあとちょっと思った1本です。
とりあえず、コメントです
2010年10月10日

[映画『死刑台のエレベーター(2010)』を観た]
この作品のオリジナル版は見ていて、「面白いな!」の感想を持った。メインの吉瀬美智子と阿部寛だが、やや気になる数ヶ所もあるが演技・被演出ともに良かった。が、並行して描かれるバカップルが演じる役柄・脚本がメチャクチャじゃあないか!! その展開に興醒めするばかり。物語は並行して、エレベーターに閉じ込められた阿部ちゃんのリアルな悪戦苦闘と、不安の中で無国籍風の都内をさまよう、イマージュと情念の吉瀬美智子が描かれる。ムチャクチャだ…と、思いつつ我慢して見ていたら、不条理劇の現在進行形に感じられてきて、その強制性が心地良くなってきた。
『甘噛み^^ 天才バカ板!』
2010年10月10日

死刑台のエレベーター (2010)
★★★ ヌーベルバーグの傑作、ルイ・マル監督の[死刑台のエレベーター]のリメイク作品。吉瀬さんの淡々とした上から目線のセリフとクールな眼差しが素敵♪悪女的な役どころがハマりますね。阿部ちゃんの心の内を表情だけで感じとれる所が印象的。全体的にセリフが少ないですね。15分で済むはずだったのにまさかエレベーターが止まるとは。これによって本人が知らない間にどんどん状況が変化していくのは面白かったです。2件目の殺人事件が起ってから面白くなってきましたね。ラストは2時間もののサスペンスドラマのラストみたい〜と思ってしまいました。
映画鑑賞☆日記・・・
2010年10月9日

死刑台のエレベーター(2010)
★★ 吉瀬が携帯電話で「愛してる」と言ってもピンと来ない。「悩ましさ」を伝達するツールとしては携帯はお手軽過ぎる。会長を自殺に見せかけるという手口も半世紀前ならともかく、鑑識技術が発達した現代では通用しそうにない。今ならどの距離から発砲したかも鑑識で推定されると仕掛ける側が推測して「完全犯罪は無理」と周到な人間なら諦めるだろう。リメイクされた今回の作品はそういうテクノロジーの発達に追いついておらず、お陰でどこか空々しいというか映画自体が浮いている感じがする。そのためか、主役の筈の芽衣子と時籐は影が薄い。
佐藤秀の徒然幻視録
2010年10月9日

*死刑台のエレベーター*
邦画のリメイク登場。こんな名作に挑むなんてすごい度胸ですが、これが意外によく出来てると思いました。ただツッコミどころも多いのですが…。総じて、メインストーリーはいいのですけれどそれに絡む警官のサイドストーリーに不自然さがたくさんあり、また役者不足も感じました。ツッコミどころは多いのにこの映画が何でこんなに良く感じられたかというとそれはやはり撮影でした。手都のビルは風格ある少々アンティークなビルなのですが、その床や壁、取っ手なども静かに美しく撮られてましたし、横浜の工場街や海岸線沿いの道などもとてもクールできれいでした。
Cartouche
2010年10月9日


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