イースタン・プロミス:作品を観た感想(21)

映画『イースタン・プロミス』デヴィッド・クローネンバーグ監督作品
ヴィゴ・モーテンセンがカッコイイです。クローネンバーグ監督っぽさを残しつつ、ホラーやSFだけじゃなくて、ドラマも撮れるというのは素晴らしいです。ハワード・ショアのによる音楽もいいですね。
映画マニアの徹底レビュー
2015年6月23日

イースタン・プロミス(2008)〜東方的完全保証
どぎつい場面が多いのにイギリス的には意外にコメディなのかも。
佐藤秀の徒然幻視録
2013年3月27日

イースタンプロミス
クローネンバーグ先生ご自身がヴィゴ・モーテンセンとヴァンサン・カッセル並べて観たかったんだな〜と思ったわ!この作品初手からものすごいシーンから幕開けなの正直それだけで気持ちが萎えそうになった続けて観るの怖くなっちゃったこの作品の一番の見どころは…ヴィゴ・モーテンセン演じるニコライのサウナでのフルヌード乱闘シーン!今まで観てきた乱闘シーンの中でも群を抜いているわ!!!
LIFE ‘O’ THE PARTY
2012年4月5日

イースタン・プロミス
もの凄く評価が分かれると思う、この映画。マフィア独特の非情な考え方やファミリーなどなど、普通のマフィア映画と変わらない。運転手が「主人公」になるわけで。最初はわからなかったけど、途中から先読みできちゃった。運転手を演じてるのはヴィゴ・モーテンセンで。渋い演技でした、かっこいい。すごい俳優。見てて「うへー」ってなるのはサウナの中での殺し合い。マフィア同士らしい殺し合いです。最後まで死んだ少女が救われることはありません。マフィア対一般人ってのはどうもなぁ。
SUPER BLOG.JP
2009年11月16日

『イースタン・プロミス』この映画を見て!
100分と短い映画なのですが密度が濃くて、見終わって大変満足感があり、もう一度見たくなる魅力がありました。冷酷な裏社会で生きる人間たちの屈折した感情や善と悪の間で揺れる葛藤に焦点を当てた作りは見ていて人間の苦悩と底知れぬ闇を強く感じました。バイオレンス描写は少なめですが、その分インパクトがあります。特に全裸のヴィゴ・モーテンセンがサウナで敵と戦うシーンは強烈です。ハードボイルドタッチの映画が好きな人にお薦めの作品です。
オン・ザ・ブリッジ
2009年9月22日

『イースタン・プロミス』を観たぞ〜!
ロシアン・マフィアの体中に彫られた繊細なタトゥーの意味などの内部事情や、売春目的の人身売買という意味を持つらしいタイトルの通りに、夢や希望に溢れた若き女性たちを食い物にした許せない犯罪行為の衝撃の真実をリアルなまでに描写しているのも緊張感が伝わり目が放せませんでした。ダークなロンドンの裏社会に、美しく映えるロシアの文化、雰囲気たっぷりでかっこいい音楽、説明不足にならない程度で想像力をかきたてる人物描写などを100分間に収めた演出もお見事です。
おきらく楽天 映画生活
2009年9月19日

イースタン・プロミス
ヴィゴ・モーテンセンのプロモーション・フィルムの様相を呈しております。ひきしまったダークスーツの美しいシルエット、気だるげな雰囲気、けものじみたキレのある動き、完璧と評判のロシア語、危機にあっても微動だにせぬ度胸と貫禄、一歩退いた立ち位置からくるストイックな色香。ただやはり、見終わってから強く感じてしまったのは、ヴィゴ・モーテンセンじゃなくて、ヴァンサン・カッセルの映画だったんじゃね?ということ。
キノ2
2009年3月13日

【映画】イースタン・プロミス…「フリチン」と「フルチン」ってどう違うのかね?
★★★★★ 面白かったですわ。ヴィゴの迫真の演技。ロシアン・マフィアの真に迫る描写(もちろん本物がどんなだかは知りませんけど) 淡々とみせて行く犯罪描写の怖さ、評判だった素っ裸バトルも痛いわ、凄いわな名シーン。そんなこんなを総合して名作の貫録がある作品なんじゃないですかねぇコレ。全体の見せ方が上手いから退屈させられず、惹きこまれながらの鑑賞となりました。
ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
2009年3月6日

『イースタン・プロミス』 DVD
「オレは内蔵無しでもやれる」的な処を見せたいのかも知れませんが、そのことは充分に理解出来ます。クローネンバーグ先生がそっちへ行ってしまうのは些か残念ではありますが、そこに目をつぶってもこの出来は素晴らしくナイス。主演はヴィゴ・モーテンセン。ワタシはこのヒトの魅力というのが、今ひとつ理解出来なかったのですが、今作では遺憾なく発揮されてます。彼無しでこの映画は無かったろうと思える程の存在感。ナイスです。
チャーリー式
2009年2月15日

イースタン・プロミス
★★★★ やはり素晴らしいのはヴィゴの演技。もちろん雰囲気に合った渋い演技はもちろん良かったのですが、特に刺客に襲われ全裸で戦うシーンには驚きました。ストーリーの展開的には勘の良い人なら途中で大体先の展開は読めると思います。私も最後のニコライの謎以外は大体読めました。しかし読めてなお面白かったといえます。ただ少し残念なのが終わり方。しっかり締めて欲しかったと思います。
LOVE Cinemas 調布
2009年1月19日

イースタン・プロミス□暴力の中の異形の愛
映画に登場する街、ロンドン、常に曇天のどんよりとした空模様。冷たさを感じる。この空気感がこの作品のムードを支配している。そうしたムードの中で、乾いた暴力世界が描かれる。ロンドンのロシアン・マフィアをクローネンバーグが描くと、このような「ゴッド・ファーザー」になるのかと思わせる。暴力を描きながら、ニコライとアンナニコライとキリルキリルとその父セミオンそれぞれの異形の愛を描き出す。
映画と出会う・世界が変わる
2008年11月5日

イースタン・プロミス
シブい映画でした。ロシアンマフィアの運転手を演じるヴィゴ・モーテンセンが渋すぎる。ただラストがあれで終わっちゃうのって感じで拍子ぬけでした。さぁこれからって感じだったのに。とはいえ、全編濃密で最後まで引き込まれてしまいました。
だらだら無気力ブログ
2008年8月29日

イースタン・プロミス
実はこの作品、ちょっとしたどんでん返しがあります。それを含めて、ニコライがどういう道を選択するのか、実に余韻が残るエンディングです。それにしても、渋さ全開。ロシアンマフィアという存在についてあまり知りませんでしたので、その世界が非常にミステリアスですし、履歴書となっている全身タトゥーも凄い。大人の映画、という雰囲気満点でした。
シネ・ガラリーナ
2008年8月9日

『イースタン・プロミス』
映画として重厚さはあまり感じないものの、サスペンスフルな雰囲気とダークさ加減を併せ持つ映像美はこの作品独自の魅力にはなっていると思うし。ロシアン・マフィアのはびこるロンドンの闇。成功を夢見て上京してきた少女たちが身を落としていく様。観ていてかなり切ないものがありますね。ハワード・ショアの音楽が、とってもミステリアスで物悲しげで作品に色を添えていた。
cinema!cinema! ミーハー映画・DVD
2008年7月29日

【2008-168】イースタン・プロミス
感情を消したクールな不気味さに女性への優しさ等、とにかく主役のヴィゴ・モーテンセンに圧倒される。表と裏の顔があるゴッドファーザーの怖さ、親父超えができないボスの息子、事件に巻き込まれた助産婦とそれぞれの人間模様も秀逸。銃は一切出てこずナイフや剃刀での殺人シーンは重厚なストーリーに視覚的痛さが…
ダディャーナザン!ナズェミデルン...
2008年7月22日

『イースタン・プロミス』
どんよりとしたロンドンの街並みと、ストーリーの中心に置かれたロシアン・マフィアという何ともダークにダークを重ねたバイオレンスだった。殺しのシーンでは首をかき切ったり、指を切り落としたりと、マフィアの残忍さを表現するためのものなのだろうが直接的描写でなくても良かったのではないだろうか。ただ淡々としたロシアンマフィアのボスの物静かな語り口が何故か印象に残ったし、ある意味快かった。
京の昼寝〜♪
2008年7月18日

『イースタン・プロミス』 デイヴィッド・クローネンバーグ監督
ロンドンのロシアマフィアを描く暗黒映画。まがまがしい雰囲気がすばらしくて、これは傑作だ、と思った。ただストーリーは、いよいよこれから面白くなるぞ、というところで唐突に終わってしまって、ものたりない。三時間くらいの大作だったらよかったのに。クローネンバーグがシリーズ化することはありそうもないが、ゴッドファーザーのようなサーガに発展してもおかしくないような奥行きと広がりを感じさせる。
本、映画、音楽
2008年7月2日

 『イースタン・プロミス』
★★★★★『ヒストリー・オブ・バイオレンス』に続く、哲学的ヤクザ映画の第2作目。 前作からさらに殺伐とした物語を予想していたら、音楽の効果もあったのか、甘ったるい感じさえする、潜入捜査官が主人公で、正義の味方が最後には勝利するという、わかりやすいバイオレンス・アクション映画になっていた。
映画の感想文日記
2008年6月28日

「イースタン・プロミス」自己満足的な出来上がり
地下組織のボスに忠実に仕え、自らその地位に昇ろうと野心を抱く男にはもう一つの秘密があった。このあたりは、一瞬驚くが、だからといって主人公の葛藤があるわけでもなく、脇のモニカ・ベルッチのダンナもどっちつかずな印象だ。重々しく緊張感の続く映画ながら、終わってみたら、たいして内容のないものに感じた。何が言いたかったのか、そんなハテナマークばかり。
soramove
2008年6月19日

『イースタン・プロミス』
2つの気色の異なる“ファミリー”の対比も面白い。まるでアリがゾウに挑むかのようなこの闘い・・・彼らは絶望するどころか、逆に笑ってしまうくらいの頼もしさに満ちている。このまったくもってありえない光景が、フィクション上のファンタジーとしてドラマティックな風を吹き込ませる。そして迎えるクライマックス…クローネンバーグはドラマ性の向こうに鮮烈な幕切れを用意しているのだが・・・こいつはとことんシビれるぜ!
セガール気分で逢いましょう
2008年6月18日

イースタン・プロミス
★★★★★ ニコライの顔は厳しすぎるし、最初は全然カッコイイとは思わなかったんだけど、すトーリーに惹きこまれていくうちに、冷たい表情がとーっても素敵に見えてきた。 テーマも新鮮で、暴力団系映画は嫌いな私でも、味わい深い作品だと思った。
映画初日鑑賞妻
2008年6月17日


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