人間失格:作品を観た感想(16)
人間失格
ちょっとはしょりすぎ??内容が全く飲み込めない…。大事な部分が何か抜けてるような、、そんな気がします。葉蔵はなにをそんなに思い悩んでいたのか‥何故、死に急ぐのか‥孤独にさいなまれていたのか‥。本では多分、出会う女性との間にもっと愛情を求めるような感情が浮き彫りにされていたような気がするんですが…。原作を知らずに見てしまうと、ただの思い込みの激しいお坊ちゃまの放蕩ぶりしか印象に残らないかも(汗) 太宰作品を映像にすることのむずかしさを 2作品鑑賞して痛感しました。
ひばなのシネマの天地
2010年8月29日
人間失格
★★★ 随分と配役陣が豪華だというのが、とりあえずの感想です。太宰治の原作を映画化すれば、自分の場合はこうなるよというものを監督は提示しているのであって、原作とは無関係にこの映画を製作したわけでもなく、また観客にもその関係性をわきまえてもらったうえで見てもらいたいと考えているのではないかと思いました。映画の設定に関して、主人公をなにも太宰治に関連付けることをせずに、また時代も現代としてみる選択肢も十分考えられるのではないかと思った次第です。
映画的・絵画的・音楽的
2010年3月28日
人間失格
正直な感想としては長かったなぁ、なんでだろう映像がぶつ切りになったりしてたからかな間延びしてる感じ。葉蔵の人づきあいが苦手で道化をしてるという根本的な部分が描けて無かったからからかな。私が原作をちゃんと理解出来てるかどうか分からないんだけど、少なくとも私が読んだ原作とのイメージが違いました。何よりも、何で原作に出てこない中原 中也はやっぱり出してこなくて良かったんじゃないかと思いました。葉蔵の親友でもあり悪友でもある堀木役の伊勢谷さん、原作の堀木とイメージピッタリでしたね。
Diarydiary!
2010年3月9日
人間失格
★★★ これは原作を読んでないとむずかしいね〜。なんだか落ちていく姿がさくって描かれているからさあ、心理的なものがわからないんだよね、、。人間を失格となった葉蔵の「ただ、いっさいは過ぎていきます」 という彼がたどりついたなんともいえない虚無感を、さらーって描いているんだよね。自意識過剰で常に不安にさいなまれ、世間に翻弄され続け、ただ生きているって姿の主人公のではなかったけど、美しかったよ。でもねえ、落ちていく…の部分がきちんと描かれてないから、ただ美しい、、、ってだけの印象しかないかも。
C'est joli〜ここちいい毎日を〜
2010年3月3日
人間失格
★★★ ドラマでは見られなかった生田斗真の大胆な演技をこの作品で目にできたのは大きな収穫だったと思います。この作品は、オムニバス形式のように、ストーリーは淡々と進行していきますが、葉蔵が色んな女性にもてはやされ、徐々に女に溺れていくわりには、一人一人の女性と接する時間が短く、ただ女性との出会いを羅列しているようにしか見えませんでした。文芸作品を苦手のジャンルとしている僕にとっては、今ひとつ感情移入ができませんでした。事前に原作を読んでおけばよかったなと、後悔しました…。
必見!ミスターシネマの最新映画!
2010年3月2日
「人間失格」生まれて すみません
★★★ 何故主役の葉蔵(生田斗真)がこの人なんだろう、、アイドルという難しい立場もあって言葉や視線だけの演出では伝わらない。ただ、時代の雰囲気や当時の金持ちが感じる「不幸」というものが今とは全く違う感じがしたのも新鮮。やはり本で読むのも良いが目でその時代を見ることはダイレクトに訴えるものがあって意味があることだ。この映画はその倦怠や言いようのない不安を確実に切り取っているが、いかんせん、実際の重みが足りなくて、言葉や雰囲気が上滑りな感じだ。でも頑張ってるという感じはした。
soramove
2010年3月2日
*人間失格*
こういう人が身近にいると困りますし、自分があまり悩まないタチなので共感はできないのですが、でも"どうにもならない…"という苦しみがなんだかわかる気がしました。背景は日本画近代化に向かって急速に駆け上がるころでラジオで聞くオリンピックとか日米開戦の様子なども出てきます。この作品、とにかくレトロで幻想的な映像が素敵。"ガラス"がとても印象的。主演は生田斗真。繊細な感じはいいのですが、どうしても深みまでは感じられません。でもそれを補うかのように伊勢谷さんと演技派の女優陣だちは見事!!とっても豪華キャストでした。
Cartouche
2010年2月28日
映画「人間失格」を観た感想
★★★ 葉蔵役の生田斗真は非常に美しかったけど、極限まで堕ちて行った青年のリアルさが全然なかった。極限まで堕ちて行った青年のリアルさが全然なかった。なんで最初からこんな難しい映画を選んだのかしらん?女たちとのエピソードも唐突で、ストーリーが中途半端だった。
映画初日鑑賞妻
2010年2月28日
人間失格
★★ ビジュアルばかり綺麗に撮るのを意識したという感じで、肝心の太宰の世界、退廃的で、常に死にたいと思っている陰鬱で暗ーい感じが表現されてなかったのが残念。全体に重みが感じられない、、、。昭和初期の頃を思わせるはずの美術や舞台セットなんかも、なんだかツクリモノっぽさを感じて、当時のいい雰囲気もあまり感じなかったな。同じ太宰作品の映画化なら去年の [ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜] の方が圧倒的に良かった。
我想一個人映画美的女人blog
2010年2月26日
☆「人間失格」
★★★ 直前に原作を読んでいたので、大体の流れはわかったけど、読んでない人には判らない映像のつながりがいくつもあったね。原作は、会話は少ないけど心のつぶやきが文章になってて、主人公の心理状態がよくわかる。本作はセリフもナレーションも少なくて、イケメン&ハニカミ演技だけで…真っ向勝負しちゃったけど裏目..みたいな出来だった。自分の存在意義に疑問を持って堕落していく主人公…本作の映像からは読み取りづらかった。内心が描かれて無いというか、人間失格な原因が弱いというか…ただ周りに流されてるだけでは、物足りない。
☆☆ひらりん的映画ブログ☆☆
2010年2月26日
【人間失格】生田斗真が良ければそれで良いのだ
★★★ 原作では、葉蔵の性格や行動は幼い頃からの生い立ちに問題があり、もう少し同情すべき人物なんだけど、、。性的虐待被害児童の成長記録のようにも見えるこの作品は、結構ドロっとして深いテーマを抱えている。映画では、そこんとこ全く描かれないので…ただのボンボン育ちの美形坊っちゃんのワガママ放浪記のようにしか見えない。良子のあのシーンも、別に良子が望んでああなったんじゃないんだけど〜..映画だとワケの解らないシーンになっちゃって..。原作で補足しないといけない映画って1本の映画としてどうよ。と思うけど、、私はこれでもいいや。
見取り八段・実0段
2010年2月24日
【人間失格】太宰治原作のダイジェスト版
ほぼ原作に忠実な流れかも知れない。原作のダイジェスト版って感じ..。これだと原作を読んだことがない方にとっては、大庭葉蔵は、ただのナマケモノの女たらしにしか映らないだろうな。映画の内容にのみ触れるとしても、次のシーンまで1日しか経っていないように見えるのに流れを考えると何年か経過しているような…と言うシーンが多々あり、時間の経過が全く読めず。そんなこんなで、ずいぶん軽〜い感じの作品になってしまった。原作にない中原中也。必要? こういうゴリ押しキャストをするからさ..J事務所は言われるんだよね。
映画@見取り八段
2010年2月24日
人間失格
とにかくあらゆる映像テクニックを駆使してことごとく滑っている。葉蔵(生田)自身が、ただのアル中、ヤク中、性格破綻者にしか見えない。その結果、「生まれてすみません」とか重い言葉が全部浮いてしまっている。堀木(伊勢谷)がもういい加減にしろ、と言いたくなるくらいしつこい。中原中也(森田)もいかにもゲスト出演です然としていてまるで独立した挿入部分のようで噛み合っていない。ことほど左様に何か「人間失格」というより、当時の時代を背景にして色々な物を交ぜ込んだオムニバスムービーのようだった。終わるまでやたら長く感じた。
佐藤秀の徒然幻視録
2010年2月23日
『人間失格』 ('10初鑑賞25・劇場)
とにかくだるくてしんどい作品でした。同じ太宰治原作の[ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ]は、原作を知らない私でも充分におもしろかったし、すごく完成度の高い作品だと思いました。本作は原作をしらない私には、不親切極まりない作品でした..。生田斗真が演じた主人公・葉藏に最期の最期まで、共感できんかった。原作を読んでないけど、いち映画作品としてみた場合でも、あまりにもつまらないし、上映時間が3時間以上に感じられた。こういう感想の野郎もいるってことで…。
みはいる・BのB
2010年2月23日
人間失格 [映画]
★★★ 意外にもいいもん観たという感じ…。幻想的な雰囲気も漂っていてとても美しくまとまっておりました。多くを語らずの作品なので場の雰囲気で読み取っていく感じが好みでした。後ろの席の女子が"これ、たらしの話でしょ"と言ってたのには、なんとも手っ取り早い説明ですなぁと苦笑。はっきり言って大庭葉蔵のような男子はイラつきます。しかし、斗真くんが演じてるから切なく感じてしまうんですよね(笑)。ほんといい表情してましたわー。このスローな流れで繊細な演技には見入ってしまいました。
映画鑑賞☆日記・・・
2010年2月21日
人間失格
★★★ 物語序盤の津軽弁を話す常子との出会いと、終盤に再び津軽弁を話す鉄との出会い。2人に出会う間ずっと葉藏は自分の中にある孤独と戦い続けていたようです。誰も解ってくれない気持ち、鉄と出会うことでその癒しの中に包まれる…、鉄の隣でまるで母の胎内にいるかのようにまるまる葉藏はそれを表しているように思えました。とても理解したとは言えませんし、あまり理解したくも無いです。はしょり方が大きく話が繋がらない部分もいくつか見受けられました。そのせいか今一つ登場人物たちの気持ちが解りにくかったかもしれません。
LOVE Cinemas 調布
2010年2月21日
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