ヘルボーイ:作品を観た感想(5)

ヘルボーイ  父の背中
ブルームがヘルボーイの育ての親ならば、生みの親たるはグリゴリ・ラスプーチンだ。ブルームとラスプーチン。つまり、本作は二人の父親の物語なのだ。未だ自分の生き方を決められない少年が男になる物語でもある。自らどう生きてゆくかを決める際に指標となるのは父親の言葉だ。それは父から子へ受け継がれる、「どう在るべきか? どう生きるべきか?」ということへの答えだ。映像作家ギレルモ・デル・トロにとって「ヘルボーイ」の映画化は念願だったらしい。その情熱が迸るような作品だ。
MESCALINE DRIVE
2011年9月22日

ヘルボーイ
★★★ ロン・パールマンまさに適役。彼しかヘルボーイを演じれる役者はいないんじゃないかと思うほど。内容はちょっと幼稚くて面白くないんですが、この"ヘルボーイ"の性格というかキャラが人間臭くてかわいい。人の言葉を喋り、人と同じようにタバコを吸ったり、恋をしたりするのが新しいなーって思った。しかもウジウジしたりw そこが観ていて楽しかったとこかな。しかし、肝心の戦闘シーンは全く楽しくなかった。けっこう苦戦しちゃって観てる側は消化不良の感がありました。もっとアクションに力を入れて欲しいと思いました。
Feedback!映画
2010年4月1日

ヘルボーイ
続編のゴールデンアーミーを先に映画館で観て、次にこの[ヘルボーイ]を観ちゃったわけです。本作を観て、やっと[ゴールデン・アーミー]の"不可思議だったところ"が解った(笑)っていうか作品的にもこの1作目の方が面白いよね、良くできてると思う。なぜ、「ヘルボーイ」が誕生したのかがわかるし、人間社会から「半分ぐらい?」隔離されてる状態なのも説明されてる。ちょっぴり「ダーク」なヒーローものの作品って最近のトレンドだし、ボクも好きです。最初から最後まで「がっつり」と楽しめました。ヘルボーイは特殊メイクで俳優さんが演じてるのもすごいよなぁ。
SUPER BLOG.JP
2009年12月21日

【映画】ヘルボーイ…この鬼キャラには勿体無いぐらい(?)の美術的作品
★★★★ 美術的・映像的には期待通り素晴らしい作品でした。このデル・トロ風味も保ちつつ、かつアメコミの世界感も壊していない感じが更にナイス。特に好きなのは…トゥーレ協会の会長(?)だという仮面の殺し屋。カッコイイです↑…映画の伝奇作品としては、かなりレベル高い方なんじゃないかなぁ。こうなると、主役のヘルボーイってキャラが大味過ぎて少し残念な気がしてきます。…大味なのが味って事なんだろうけどねぇ。
ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
2009年9月20日

ヘルボーイ
観たらビックリ!想像以上のぶっとんだCG・VFX満載。超楽しかった。そしてアメコミヒーローの多くは金持ちやエリートがヒーローになり庶民を救うが、この作品はちょっと違う…。地獄の赤鬼、しかもヘルボーイも半漁人もリズもどちらかと言うとコンプレックスの塊でちょっと卑屈。リズは実際にそういう病院に収容されてたわけだし。なんかそういうシチュエーションがすごく入り込めて、より応援したくなった。うちのテレビで魅力を堪能できたんだから映画館だったらもっとスゴイかな。
映画君の毎日
2009年1月8日

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