レイチェルの結婚:作品を観た感想(11)

『レイチェルの結婚』 ('11初鑑賞98・WOWOW)
★★★ アン・ハサウェイの演技が見事。さすがに賞をとるだけあって、彼女のすぐそばで彼女の話を聞いてるかのような感覚になります(ライブ感重視の演出のおかげでもありますが)。結婚式の場面は心がほっこりして良いと思いますが、そのあとのパーティの場面が少々長くてくどく感じた。しかし、また普段の日常に戻っていく風景のなかで、最初から最後までずーっと音楽を奏でてたバイオリンとギターの曲が心地よく、演奏者の姿を見つめるレイチェルの後ろ姿をバックにエンド・ロール。穏やかな空気がながれ、作品としての後味はすごく良いものでした。
みはいる・BのB
2011年7月22日

レイチェルの結婚
レイチェルの結婚 [DVD] コネティカット州に暮らすバックマン家では、�日後に長女レイチェルの結婚式が執り行われようとしていた。それに合わせ、次女のキムがある施設から一時退院する。式の準備があわただしく進む中、ぴリピリした雰囲気を漂わすキムに対し、家族や周
元レンタルビデオ屋店長の映画感想
2010年2月21日

mini review 09426「レイチェルの結婚」
★★★ ある意味でとんでもない作品。それはリハーサルなしの1発撮りということ。シリアスな家族の葛藤の場面の撮影と同時刻に、別のチームがミュージシャンのセッションを撮っている。演技に集中できないアン・ハサウェイはついに「うるさい!音楽を止めて」と叫んだ。父もあわてて「ヤメロ!」と叫ぶ。出演者のひとりがドアを開けて「ちょっと休憩したら?」とミュージシャンたちに提案する。このシーンもドラマの中に組み入れられている。集中力・自由さ・解放。役者とスタッフのセッションは、束の間の奇跡のようなコラボレーションで、即興的なインスタレーションのようなもの。
サーカスな日々
2009年12月24日

そして何の味もしなくなった 「レイチェルの結婚」
何でもないような日常のひとコマを切り取ると そこにはさまざまな断面が・・しかし断面のひとつひとつはザラザついてアメリカ的。めでたい席というシチュエーションで、 ネガティブな空気は一切パス。 問題は噴出しかけて、 何ごともなかったように平静を装い、 家族って何?という問いかけすらすでに無意味。 栄光も挫折も、 生も死も、 できるだ意識せず、 触れず、 渾然一体となって、 それぞれが与えられた役割を淡々と演じ、 ただ時は過ぎていく。
シネマ走り書き
2009年8月14日

【レイチェルの結婚】
ハン・ハサウェイはとっても可愛かったし、精神的に不安定なキムという役をとても上手に演じていたと思います。でも…きつかったのは、姉妹喧嘩や家族の言い合い。たぶんとってもリアルだったんだと思います。だから見ているだけでげんなりとした気分になっちゃって…。暗黙の了解で何事もなかったようにまた自然に日常が過ぎて行く。ドキュメントっぽい雰囲気を感じる作品。私は苦手だけど、合うっていう人も多そう。
日々のつぶやき
2009年6月9日

レイチェルの結婚
キムの告白やキムと姉や母親や父親とのやり取りは涙が出ました。結婚式という華やかななシチュエーションとバックマン家の抱えている哀しい出来事という対比がバランス良く出ていて面白かったです。レイチェルとキム、本当の意味で姉妹として仲良くなれたのかなと思いました。アン・ハサウェイ、今回は麻薬中毒で施設かた退院したばかり斜に構えてる役今までにあまり見たことない役柄ですが渾身の演技でした。
Diarydiary!
2009年6月8日

『レイチェルの結婚』 (2008)/アメリカ
★★★★ 家族が家族の形を成せない。お互い今まで真剣に向き合ってこなかった代償はどこかで現れる。これからこの一族が、例え結婚して巣立っていったとしても、レイチェルの結婚で確認した絆を思い出して生きて行ってくれればいい。そんな希望的観測はある。きれいどころな役が多かったアン・ハサウェイ。本作では薬物依存の矯正中という思い切った設定の役柄で、今までのイメージを覆すような演技を見せてくれた。
NiceOne!!
2009年5月5日

レイチェルの結婚
家族の混乱を鎮めるのは、家族というよりも出演している本物のミュージシャンたち。シドニー役のトゥンデ・アデビンペ自身がミュージシャンだ。シドニーは傷つくキムには一言も言わず、ただ優しく見つめて、そっと肩に手をやるだけ。この優しい目は尋常でない。もう一人の元ヤク中、キーランと合わせて幸福組カップルと不幸組カップル4人が無言で何気なくタンデムに抱き合ってしまうシーンが印象的。
佐藤秀の徒然幻視録
2009年5月3日

「レイチェルの結婚」冗長なシーンに退屈を感じる
★★★ どこか間延びした個人的なホームビデオのうような感じの映画が出来上がったよう。主人公は思ったままを口にし、そのことで父親や姉の気遣いを台無しにする。気持ちは分かるが大人気なさ過ぎて同情する気にはなれない。この自分勝手すぎる主人公にただただ周囲が気の毒な気分だった。もっと「何か」のある映画かと期待していたが大人になりきれないバカな娘が気の良い人々をかき回すくらいでこれと言った見所は感じられなかった。
soramove
2009年4月30日

レイチェルの結婚
★★★ ショートのアン・ハサウェイがまた可愛らしいです。今回の彼女は実に演技派。失礼ながら、「アンってこんなに演技うまかったっけ?」と思ったぐらい。キムを中心に描いてはいるのですが、本質的には姉・レイチェルの結婚式を通して、この家族全体を描いた作品。家族故に言えないこと、相手を思いやる心が歪んだ方向に進んでしまう、その歪んだ愛は誰かを傷つけていることがある、そんなことを教えてくる作品でした。
LOVE Cinemas 調布
2009年4月23日

レイチェルの結婚 / RACHEL GETTING MARRIED
★★★ ドキュメンタリー風に誰かが終始、家族の3日間をビデオまわしっぱなしで撮ったような感じ。映画では姉という立場、妹という立場からのそれぞれの意見のやりとりや諍いを見せつけられる。ひとつの事故が原因でもつれてしまった家族。思いを素直にぶつけあえるのは血の繋がった家族だからだと思う。最後はあっさりしててなんだか尻すぼみになった印象なのが残念。それでも、色々思うところの多い映画。
我想一個人映画美的女人blog
2009年4月10日


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