ククーシュカ:作品を観た感想(2)

ククーシュカ ラップランドの妖精
言葉の通じない3人の会話、字幕表示で鑑賞者は何ていっているのか意味が分かるが、あまりにかみ合っていないのが面白い。北欧独特の牧歌的な雰囲気のなか、笑いを交えながらも、理解という難しい事柄を難なくやってのけた本作は逞しい1人の女性アンニがいなければ成立しない話であったろう。
いやいやえん
2016年2月16日

[ ククーシュカ ラップランドの妖精 ] 裸のふれあいが平和への一歩
この3人には、言葉の力(絶対性)はない。通じないことにより3人は誰からも支配されないし、支配しない。また、意思の疎通もはかれない。しかし男同士だろうと男女の関係だろうと“体のふれあい”が始まると途端に、疎通がはかれる。 人を理解することは、意外とシンプルなのかもしれない。情報が錯綜する現代社会では、そのシンプルなことがなかなかできないんだけど。
アろハ坊主の日がな一日
2006年5月13日

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