オーロラの下で:作品を観た感想(1)
7/30 オーロラの下で(’90)
シベリアの雪の大地、空にはタイトルのオーロラという雄大な自然舞台、オオカミや犬達等、動物同士の弱肉強食の様子が、自然ドキュメンタリー作品よりシビアに描かれていたり、大氷原の犬頼りのソリでの厳しい旅は、「植村直己物語」のシーンのよう。オオカミ犬ブランと役所さん演じる猟師やロシア人猟師との絆はそう深く斬り込んだ描写でなく、猟の腕、ブランへの敬意と愛着が縁で友好を結んだ彼らや、役所さんと子連れの未亡人との国境を越えた心の交流、スケール感ある映像の方が印象的だった。
KYOKOU
2008年7月30日
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