ぼくが生きてる、ふたつの世界:作品を観た感想(2)

『ぼくが生きてる、ふたつの世界』をイオンシネマシアタス調布で見て
★★★耳の聞こえない両親から生まれた、耳の聞こえる子供が両親と反発しながら分かり合う話。ちゃんと作ってるなと思いながら、思いの他、グッと刺さらなかった。いい意味でも、悪い意味でも、とてもリアルで、今まで描かれてこなかった聞こえない人たちのエピソードは目新しいが、驚かされるほどではない。想定できる範囲である。想像できる範囲にないヤクザ爺のでんでんとか、宗教でお経あげられちゃうみたいな聴力に関係しない変なエピソードの方が好き。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2024年10月17日

ぼくが生きてる、ふたつの世界・・・・・評価額1700円
★★★★ 冒頭と終盤の二つの無音のシーンが、主人公の過去と現在を結び、母の小さな背中が映し出された時、涙腺の決壊を抑えるのは難しい。大を演じる吉沢亮は、本作では価値観が定まらない若者の葛藤を繊細に演じた。そしてやはり本作の白眉は、母親の明子を演じた忍足亜希子だろう。どんな時でも息子の前では明るく、それは酷い言葉で罵倒された時も変わらない。人間味あふれるザ・日本の母さんを手話によって味わい深く演じた。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2024年9月25日

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