MW -ムウ-:作品を観た感想(23)

「MW -ムウ-」感想
冒頭のタイでの逃走劇やカーチェイスは迫力があってすごいと思った。軍用ヘリで逃げて行くシーンも。それを除くとあとは普通のサスペンスドラマの流れ。当然人間ドラマとして広がって行かないので寂しい感じがした。スポンサーからのNGで原作の同性愛の設定は省かれたらしい。それで結城と賀来の強い友情とか同志愛にすりかえられた。ただそれも物語中盤でどんどん薄くなってくる。不死身のヒーローは洋画のモンスター並みだよね。…原作を知ってる手塚治虫のファンは憤慨したかなぁ。
Kanataのお部屋へようこそ
2011年1月14日

MW -ムウ-
何だか普通の話でしたね。いや、普通以下かも。問題作とされた賀来と結城の原作での関係がカット。その設定が生きていたらもう少し何とかなった? この設定は俳優はOKしたが、スポンサーからNGが出たらしい。なんだかなー。スポンサーも原作読んでいるのだから、それだったら最初から乗らなかったらいいのにと思う。脚本も支離滅裂です。いろいろな人が口出ししたのかもしれません。俳優や監督、スタッフに思いはあっても大人の事情や一部の人の身勝手で作品が台無しになってしまうことはわかります。残念です。
映画、言いたい放題!
2009年11月16日

MW-ムウ-
★★★ やはり微妙でしたぁ。結城の、何故カレがそこまでモンスター化したのか?!っていう肝心な部分が、あまり深く描かれていなくて非常に残念。というか、モンスターを生み出した経過が雑に描かれているうえに、人物描写も薄いせいで全然伝わってこなかったです。原作は主人公2人が同性愛者であるという設定。映画ではそこを削っていたので非常に中途半端!! 主人公2人の関係性を弱く、そして、意味不明にさせてしまっているように思えた!
Addict allcinema おすすめ映画レビュー
2009年9月9日

「MW-ムウ-」胸騒ぎの2時間
軍部が開発した毒ガス兵器…今ではありきたりなテーマも、これが30年も前に既に連載されていた漫画だったということに改めて手塚治虫の偉大さを感じる。冒頭いきなりはじまるタイでの邦人人質事件の息をもつかせぬ追跡劇から、心臓バクバクしっぱなし。今まであまり好きになれなかった玉木クンも、その七変化がどれも似合っていて、素敵に見えてくる。最初から最後まで、胸騒ぎざわざわ・・な映画は、久しぶりだ。音楽も抜群。
ノルウェー暮らし・イン・London
2009年8月5日

MW-ムウ-
★★★ 賀来役の山田孝之はなぜ、結城の犯行を正面から阻止できないのか、漫画を見ている人にはわかるのでしょうか、それは同性愛の要素を省いているから表現できないんでしょうか。冒頭の石橋凌のアクションシーンは見ごたえがあり、今までとは違う玉木宏が見られたことは評価できますが、山田孝之が「チョイ役」に感じたり、米軍での立てこもりのシーンで突っ込みどころが多いなど、完全にすっきりとしたとは言い難い内容になっています。
必見!ミスターシネマの最新映画!
2009年7月23日

「MW -ムウ-」手塚修治虫の生み出したダークヒーローとは?
こんな、殺人も平気で行うダークヒーローは感情移入が難しい。「MWムウ」の存在を探りつつも主人公の本当の狙いがその実態を暴露することでは無いことがだんだん分かる。二重構造のストーリーながら隠された主題に共感できなくて醒めた。かつて受けた迫害の苦しさや、そこから何故今のようなことを考えたのか、、そのあたりの明快な見せ方こそが「核」となるべきなのに、大切な部分がが良く出来ていないので急な展開がどれも薄っぺらに感じてしまうのだ。
soramove
2009年7月21日

『MW −ムウ−』
★★★ 人の命の重さなど、自分の子供の頃の悲惨な体験に比べたら雑魚と同じと考える結城、いまいましい過去に、まるで懺悔するように生きている賀来。対極的な生き方を選択しながらも、どこかで重い悲惨な過去の糸を断ち切ることもできず、ただある"運命"を糸を手繰り寄せたり緩めたりして…。人間の心の中に潜む"善と悪"。それは究極の幼児体験においてわかり易い対極の位置に置くことになる。
京の昼寝〜♪
2009年7月20日

MW -ムウ-
★★★★ 禁断のピカレスク・コミックなのだそうです。映画として面白かったです!! 冒頭から邦画では観たことないような映像で、カーチェイス、アクションも大迫力。カメラワークがより一層場面を盛り上げていたと思いました。島での事件、MWの詳細、そして主人公二人の関係と苦悩が一つ一つ明かされて結末へ向かっていく流れを楽しむことができました。玉木さん、悪役は初めてだそうですが、華麗な殺人鬼にピッタリでしたよ。
☆試写会中毒☆
2009年7月19日

【MW-ムウ-】
友情とは違ったものすごく深いところで繋がった二人だと思っていたのに、何かそういう感じじゃないんですね。あまりにもアッサリと…でもなんか設定やら脚本やら色々弱かったかな〜。沢木目線で見てしまったので、主人公である結城にちっとも共感できなかった〜。あまりにも冷酷すぎだし、意味のない犯罪は許せない。どうも乗り切れずでした。一番面白かったのはタイの誘拐事件のあたりかな〜。徐々に失速してました。
日々のつぶやき
2009年7月16日

『MW -ムウ-』試写会鑑賞
玉木君の演技のせいなのかはわからないけど、結城の苦悩があまり伝わってこないし、美しきモンスターと言うにはちょっと浅い。つまらなくはなかったんだけど、面白くもなかったというのが正直なところ。映画化不可能と言われていたらしいけれども、原作から設定を変えているせいか、そんな衝撃作にも感じられませんでした。でも殺人鬼ではあるけど、演技が上手いわけではないけど、この映画の玉木君はかなりカッコイイです。
映画な日々。読書な日々。
2009年7月15日

MW-ムウ- つまらない!
手塚治虫の原作があり、内容は米国もからんだ国家謀略、毒ガス兵器、復讐、主人公は聖と邪を象徴する二人、真相を追究する新聞記者。これだけの素材が揃っていて、これほど面白くない凡庸な映画に仕上げるというのもある種の才能ではないかと…。こういう物語を描きながら、作者たちは一体どこで観客を楽しませ、何を訴えたかったのか?続編を作るなら脚本や監督など主要スタッフは総入れ替えをして欲しい。
映画と出会う・世界が変わる
2009年7月12日

MW-ムウ-
「憎悪からは何も生まれない」 という言葉が終始アタマにちらついてしまいまして、ずっと眉をひそめて鑑賞していたと思います。何かね〜、可哀想なのよ…過激な殺戮シーンをはじめ、MWに翻弄された結城の残忍さや心の揺れ、賀来の過去の記憶を克服しようともがく姿や政府の非道さ、諸々。怒りの部分も大きいのだけれど、見ていてつらい場面が多かった。ポリシーを持っている悪役は大好きですけれど、結城のことを「ヒーロー」だとは思えないなぁ。
Peaceナ、ワタシ!
2009年7月9日

MW−ムウ−・・・・・評価額950円
原作では賀来と結城はバイセクシャルで、長年肉体関係にある。一応、結城が賀来の命の恩人であるという新しい設定を付け加えているが、当然ながら理由付けとしては弱過ぎる。映画を観ている人には、このカトリック神父が何故信仰に背いてまで、結城の凄惨な犯罪に手を貸し続けるのかが理解できないだろう。一方の主人公が何者で、もう一方の主人公は何故相方を止められないのか、という物語の根幹の部分を綺麗さっぱり消去してしまったのだ。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2009年7月8日

【MW -ムウ-】ダークサイドのヒーロー
映像は凄惨なシーンが多い。何だか既視感バリバリの凄惨な映像ばっかり印象に残って、人物の物語にはあまりスポットが当たっていない…気がする。そのせいで、主要人物であるはずの山田孝之が何だか無駄遣いされてる。玉木宏演じる結城は、あれで良かったと思う。ダークヒーローはロボットのように感情も弱点も無い方が面白いから。ただ幼い頃の2人の繋がりの描き方が薄い。幼なじみ物は映画でもドラマでも、子役時代の濃さが勝負なんだよ。
映画@見取り八段
2009年7月8日

☆「MW-ムウ-」
★★★★ 英語が得意な刑事役で大活躍の石橋凌…[呪怨]とか[ローグ・アサシン]などの洋画にも出演してるね。今年は「玉木の年」?かと思えるほど、テレビ・映画に出まくってる。評判どおりのシブイ声で、極悪ブリが増幅してて良かったぞっ。これっ、続編ありのラストなの??教会の娘も意味ありげだし…結城の復讐心は、まだまだメラメラ燃えてるし…、まっ、続編は観てみたいね。
☆☆ひらりん的映画ブログ☆☆
2009年7月8日

MW−ムウ−
映画だからと言ってしまえばそれまでなんだけれど、非現実的なことが多過ぎる。結城はスーパーマンみたいな肉体の持ち主でないといけないわけだけど、後遺症に悩む男が屈強な米兵からパラシュート奪って逃げられるのか。説得力なさ過ぎる。折角の原作もゆるゆるの脚本で台無し。これはわざと出鱈目を書く、詳細は割愛というレベルじゃない。スタッフが無知だ。「世界を変えられるのは、祈りか。破壊か」 なんて言っている場合じゃない。
佐藤秀の徒然幻視録
2009年7月5日

[映画]MWムウ〜あえて言おう
2人が何者か、島と政治家の関係がなんなのか、肝心なところを伏せたまま進めて、徐々に明らかにしていく謎解きの手法を使ってるんだけど、主人公2人の関係は?なんでこういうことをしてる?ってところが納得がいかない。どうもこの2人は妙な雰囲気が感じられたのは確か。この見た目の記号として表現されていないことが絵面の下に流れている、という点で手塚マンガと共通した部分があるんじゃないかとは思うけど、映画としてはマイナスでしかない。
NOW HERE
2009年7月5日

MW-ムウ-
後半の演出が残念。始まっていきなりのタイでの追走劇。玉木が演じる結城のクレバーさや冷酷さが描かれ、一気に話に引き込まれました。結城は格好よくてダークヒーローとして最高。でも後半がいただけない。そうそう簡単に米軍基地に入りこんでMWを取り出せるかという問題もあるけど、そこの描写がなくてあっさりしすぎ。身バレしてからの行動が単純すぎるし、手塚治虫の禁断の問題作?たいしたことないやん。って原作未見の自分からすると思ってしまう。
だらだら無気力ブログ
2009年7月5日

MW -ムウ-
★★★ 邦画でここまでのサスペンス的な見ごたえを感じさせてくれる作品は久しぶりです。21世紀の現代でも十分に通用する、いやむしろ時代が手塚治虫にようやく追いついたと言ったほうが良いのかもしれません。それにしても驚くべきは手塚治虫の先見の明です。一番感心したのは、その脚本の丁寧さ。元々手塚治虫全盛時の漫画はストーリー漫画が主でしたから、言ってみたら絵で見る脚本なのかもしれません。
LOVE Cinemas 調布
2009年7月5日

MW-ムウ-
前半30分の誘拐事件は、日本の映画とは思えないスリリングな雰囲気で、引き込まれます。しかしその後はイマイチ、、、漫画の設定をかなり変更しているのは仕方ないとしても、玉木宏が何故殺人を犯して行くのかが、説明不足。何故毒ガスが撒かれ、大量殺戮が行われたのかが意味不明。漫画では毒ガスが漏れて島民が死んでしまったのですが、、、漫画はホモがキーワードですから、禁断の作品だったのですがねぇ、、、。
アートの片隅で
2009年7月4日

映画『MW -ムウ-』を観た感想
★★★★ 玉木宏のクールなダークヒーローぶりがカッコイイ。スクリーンの主役を張るスターのオーラが漂う。実験に失敗して犠牲者がいても、真相が闇に葬られてしまうのも、今と全く同じ。それが「禁断!」のもう一つの意味なんだろうな。こういう娯楽的に作られた映画の中で、少しでも手塚治虫の精神を感じ取ることができたら、原作者もきっと喜んでくれるのでは?
映画初日鑑賞妻
2009年7月4日

劇場鑑賞「MW-ムウ-」
今作はとにかく玉木宏の悪役の演技が素晴らしいのに尽きる。彼の視線にゾクッとしてしまった…。こんなに良い役者だったとは…と改めて認識させられる。とにかく"死"のオンパレード!冒頭のチェイスシーンは、石橋凌さんが頑張っておられました!全体を通して結構大掛かりなアクションだったような…ただね、展開が強引なのよ。飛躍し過ぎというか…。スピード感があって良かったけれど。上映時間はあっという間でした。
日々“是”精進!
2009年7月4日

「MW-ムウ-」
事件の真相を追う過程は結構面白かったです〜!だけど前半タイでの刑事との追いかけっこは長すぎ。もっと真相に迫る過程を細かくやるとか、彼の苦悩とか神父との確執とかに割いて欲しかったデス…せっかく「生き残った2人の子供」 なのに二人の因縁が物足りなかった。でも玉木宏、ダークサイドヒーローはステキでした☆ これを30年前に描いた手塚治虫氏、すごいです〜。このくらーい世界観がたまらない感じ。
かいコ。の気ままに生活
2009年7月3日


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