運命の子:作品を観た感想(3)

運命の子
俳優陣は豪華で演技も安定していて、わかりやすかった。でも現代の尺度で考えてはいけないとは思う作品ストーリーかも。歴史ものとしては衣装の豪華さ、美術小道具なんかが良かったです。あの片目の人(韓厥)が格好良かったなー。ワン・シュエチーさんの安定した役作りと演技力は素晴らしいですね。
いやいやえん
2012年7月2日

運命の子
原作と比べて映画では、程嬰はより小さな動機でより大きな犠牲を払ったことになる。一体それはなぜだったのか? 程嬰はなぜ趙氏の孤児を助けるために、我が子を犠牲にしたのか? 監督の興味の中心は、ここにこそあるように思われます。 程嬰は恐らく、気づいてしまったのではないでしょうか。我が子が担って生まれてきたその運命に。
キノ2
2012年1月19日

運命の子
★★★ 何やら首を傾げざるを得ない物語でもあった。宰相の趙盾(パオ・グオアン)は屠岸賈(ワン・シュエチー)の謀略にはまり一族皆殺しとなる。と書くと屠岸賈が暴虐なヤツに思えるが、作品を観ているとそうでもないように感じるのがこの作品の躓きの第一かもしれない。趙盾の息子・趙朔(ヴィンセント・チャオ)の屠岸賈に対する傲岸不遜な態度を観ていると、いつか誰かがこういう行動に出ていたのではないかと思えてしまうのだ。 元がある話なので話そのものはタイトル通り運命の子を描いたものとして、オーソドックスな面白みはあると思うが、すんなりこの話を受け入れるのに抵抗感があったのも事実だ。
LOVE Cinemas 調布
2011年12月30日

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