ブルーム・オブ・イエスタディ:作品を観た感想(3)

映画評「ブルーム・オブ・イエスタディ」
★★★ ホロコーストと性愛を二大骨格にして進めるというアイデアは珍しいが、狙いは何かと色々考えたくなる。後半は恋愛映画風に傾き、どんでん返し的な幕切れになる。作者は上手く作ったと思ったかもしれないが、自分の子供ではないかと最初から思わないほうが不思議なくらいではあるし、意外性よりトトの間抜けぶりが目立つだけ。僕には余り感心できなかった。
プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
2018年10月18日

ブルーム・オブ・イエスタディ
★★★★ ホロコーストの加害者家族と被害者家族のラブロマンスという設定は面白いものの、二人ともに精神状態が不安定なせいで、色眼鏡で見られてしまう映画ではあるけど、最後まで見ればこの二人をいつの間にか好きになっている、とまでも言わないけど、全体としては雰囲気は悪くないし、感情移入はできない主人公とヒロインだけれど、だからといって、この映画が嫌いなわけではない。ラストがいい。
いやいやえん
2018年4月30日

「ブルーム・オブ・イエスタデイ」第29回東京国際映画祭
深く厳しいテーマをコメディタッチで描いているのは評価できるのだろう。だが、走っている車から犬を投げ捨てたり、唐突に(というより事が自分の思うままにならなかった時に)自分で頭からバケツのペンキを被ったりする女が主役の作品は、どうしても受け入れがたい。この作品は、答えではなくて疑問を呈する映画である。
ここなつ映画レビュー
2017年10月6日

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