仁義なき戦い:作品を観た感想(2)

『仁義なき戦い』(映画)(1973)ー仁義がないとクールじゃない、でもちょっとフールに過ぎた...
出てくるヤクザたちが、ちょっとあまりに単純で、結果ケチな親分に良いように操られているその様は滑稽以外のなにものでもなく、共感を覚えるシーンは僅かだったように思う。冒頭の終戦後、活気のある闇市での騒動のシーンは、生き生きとしていて、最終的に広能が憧憬を覚えつつ鉄に語るだけあって、すばらしかった。広島弁もはだしのゲンを子供の頃に読んで以来ずっと好きだが、映画の中のドスの効いた掛け合いもクールじゃけんのう、憧れるわい。
マンガデシネ
2014年5月3日

仁義なき戦い (1973)
★★★★★ なんと言ってもキャラの立ち方が凄い。大物俳優はもちろんの事、下っ端のチンピラ風情まで一人一人が生きいきしてます。今回の主役はもちろん菅原文太ですが松方弘樹&梅宮辰夫の"マグロコンビ"も異様にカッコいい! 影の主役、セコク長く世渡り上手なこと極まりない金子信夫親分と田中邦衛のご両人、この人たちがいたからこそ物語が面白くなるんですな。これまた素晴しい!本編ガチガチのバイオレンスなのに時折見せる、すっ呆けたコメディ要素が物語の緩急を上手く付けてあります。
肩ログ
2009年7月8日

このページは、象のロケットパソコン版の『作品を観た感想トラックバック』のページと連動しています。

1.作品ページ

2.観たい作品リスト
3.追加

4.近日公開
5.公開中
6.DVD新作近日
7.DVD新作(2カ月間)
8.DVD旧作
9.超人気作品
0.トップ
アマゾン最安値購入
キーワード: