海を飛ぶ夢:作品を観た感想(5)
Mar Adentro / 海を飛ぶ夢
皆がこの作品はMUSTだと言っていたのがわかったように思います。 (アカデミー賞を獲ったのもね) これ見よがしな「悲しいよー、ハンカチ必携ー、泣いてねー」では無いです。だけどちゃんと悲しい。逆に、障害と生きる主人公から‘元気をもらいました!’的な嘘クセー明るさに満ちているわけでもないです。 だけど、vidaあるいはlifeとかいて人生/生命/生……が感じられるのでした。
Reino de Reine
2007年3月26日
「海を飛ぶ夢」 (2004)
ん〜、考えさせられる映画を見てしまいました。 しかも、生半可な考えは無しよってのが痛烈に伝わってくる。下手なヒューマニズムは捨ててくれっていう、ある種すごい酷い映画だと思います。 ちなみにこの映画、ただ体が不随になった人のためだけというわけではないと思います。 “老い”とは、ラモンのように若いうちの不幸がない限り、やってくるものです。そして老いの苦痛を味わいながら生きていく…。 全く人事ではないメッセージを含んだ映画でありましょう。 セリフひとつひとつに重みを感じる良作でした。
とりあえず生態学
2005年12月20日
感動映画
★★★★重いテーマながら爽やか。正しい答えというものは誰にも言及できない.物凄く重いテーマにより、観客に生きることに自由があるなら、死ぬことにも自由があるというものを訴えかける作品です。
気ままに♪映画評論
2005年10月10日
海を飛ぶ夢 Mar Adentro / The Sea Inside
★★★★★ チラシには彼の選んだ選択は「終焉でなく開放である」と書かれていた。 この映画は死という非常に重いテーマを扱いながら、愛に満ちている。 海のように広く深い。 そして優しい。 尊厳死をどう捕らえるかは人それぞれだ。 色々な考え方があっていいんだと思う。 自分の考えを貫くことも大切だし、受け入れることも大切だ。 ただこの映画を多くの人に観てもらいたい。
ネコと映画と私plusワンコ
2005年5月27日
「海を飛ぶ夢」
生きることが義務ではなくて権利であるならば、死ぬことにも権利があるのだろうか。尊厳死の前に横たわる様々な障壁というものに視線を逸らさない描写が非常に印象に残る。もしも作品が安っぽいヒューマニズムで覆われてしまっていたならば、尊厳死という選択の重さもそれが投げかける倫理的な問題の意味もこれほどストレートには伝わらなかっただろう。
NUMB
2005年5月14日
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