アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち:作品を観た感想(15)

映画『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』感動のヘヴィメタル・ドキュメンタリー
筋書きのある作り話ではなくて、ドキュメンタリーであってリアルな話です。非常に胸を打たれ、興奮し、心震わされました。HM/HRファンじゃなくても、石に躓いて、今立ってるところが何処なのかを見失いかけている人、自分のしていることにイマイチ自信を持てない人にも、ミッキー・ローク主演の『レスラー』とあわせてオススメしたい、より多くの人に観てもらいたい素晴らしい映画です。映画的な感動として素晴らしいというわけではなくて、一個人の生き様が素晴らしいと思える作品で、アンヴィルのメンバー達に、泣かされ、元気や勇気を貰うことができます。
映画マニアの徹底レビュー
2015年6月28日

アンヴィル!夢を諦めきれない男たち (2009)
いや〜泣けた。身につまされる思いがヒシヒシと伝わりましたよ。笑いあり、感動あり、そして痛々しくもあり・・・作品的にはドキュメンタリーと言いつつ後半は予定調和な感じで、あざといプロモーションと取ってしまう人もいるかもしれません。
肩ログ
2012年10月24日

アンヴィル!夢を諦めきれない男たち (Anvil! The Story of Anvil)
.★★★★ 悲しい親父たちの物語でしかないような本作なのだが、画面から伝わってくる印象は全く違う。彼らはアンヴィルとして注目を浴びた過去を誇りに思っているし、心の支えにしているが、すがってはいない。彼らにとってアンヴィルは現在進行形であり、"過去""現在"そして"これからのアンヴィル"をしかと見つめて、成功を願っているし足掻いている。世界一アンヴィルを愛しているのが彼ら自身。その前向きさに、メンバーも家族もファンも半ば呆れながらでも最後までついて行く。日本人特有の愛情に迎えられるエンディングに、素直に大きな感動を覚える。
Subterranean サブタレイニアン
2010年8月25日

映画:アンヴィル! 〜夢を諦めきれない男たち〜 自分の表現を追い求める「アーティスト」の姿
冒頭で、90年代に成功したバンドのメンバーたちから、このアンヴィルの影響力が語られる。一方で、リップスがやっているのは地味な給食サービスの仕事。熱狂的に追いかけてくれるファンがいるので、彼らも辞められない。だいたい「音楽する」ことが彼らの生き甲斐だから! この自分の表現を追い求めるリップスの姿がとても「素直」でいじましい。「アーティスト」とは、純粋に自分の作品を追い求めて昇華していくことで尊敬される。そういう姿が美しいし、その結果、彼の活動をサポートする周囲がいて、売れずとも「素晴らしい人生」にみえてくる。
日々 是 変化ナリ
2010年5月4日

アンヴィル!夢を諦めきれない男たち
★★★★ いい映画〜。ちょっと泣いてしまった..。"リップス"が熱い男で、ドラマーのロブと口げんかしながらも男の友情、絆を感じさせてくれるんです。こんな純粋な人そういない(笑) 50歳のおっさんが目をキラキラさせて夢を語る姿は少年のよう。ずぅーと彼らをサポートしてきた家族やファンたち、ありがたいものです。時代にあわなければCDは出せない。でも彼等は諦めない。クライマックス、かれらは日本にいた!!できすぎな内容で、多少やらせはあるんだろうけど(笑) 演技では表現できない彼らの生の姿にグッとくるものがある。継続は力なり!
小部屋日記
2010年3月30日

アンヴィル!〜夢を諦めきれない男たち〜
★★★★ こんなオッチャンたちが頑張ってるのを映像で見るとヘヴィメタも良いもんだと思わざるを得ないほどだった。過激な演出を披露するリップス。あれから四半世紀…現在、彼らはトロントで細々と働きながら、今も夢を追い続けバンド活動をしていた。なんだかこういうところが[レスラー]のランディ"ザ・ラム"と同じ匂いがしましたね。彼ら自身はもちろん努力しているのですが、それを支える奥さんや家族、そして兄弟やファンの姿も心を打ちます。特に彼らの奥さんが偉いなと。こんなに好きなことをやり続けられるって間違いなく最高の人生だ!
映画道
2010年3月27日

『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』を諦めきれない女たち
まったく、リップスもロブも夢を諦めきれない男たちなのだが、ロブの妻も姉に対して反論する。「だって何が起こるか判らないし」 妻も自らの稼ぎで生計を支えながら、ロブがいつの日かロックで成功することを夢見ているのだ。リップスの妻も同様だ。インタビューに答えながら、これまでの日々とこれからのことを想ってポロポロ涙をこぼす彼女も、リップスと夢を共有している。たしかに男たちは夢を諦めきれないが、男だけで夢を追うことはできない。そこには、夢を諦めきれない女たちが一緒に歩んでいるのである。
映画のブログ
2010年1月17日

『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』 (2009)
映画はアンヴィルの「音」の秘密を描いた作品ではないので、想像以上に演奏シーンは少ないし、彼らの音楽の魅力が、観客に伝わってくるという事は殆どありません。けれどこの作品の伝えたいのは、彼らの人間性、夢を追い続ける「生き方」の美しさなんだよね。音楽を信じること、仲間を信じること、そして夢を信じること、何より自分を信じることの美しさが、これでもかと観ている私に迫ってきます。信じることの美しさが、ここまで昇華されてフィルムに焼き付けられた作品は観た事がありません。観て良かったと、心からそう思える作品でした。
よーじっくのここちいい空間
2010年1月15日

『アンヴィル 〜夢を諦めきれない男たち〜』
これは良かった。イヤ、正直音楽バカオヤジを応援しよう的なちょっと上からな気持ちで見に行ったわけです。もっと、正直に言ってしまえばそんなオッサンたちを笑ってしまおうというという気持ちもあった。たしかに、少年の心というには、あまりにチビッコ魂過ぎる彼らの姿に、大部分はそんなスタンスだっけれど、まさか彼らに勇気づけられてしまとは思わなかった(笑) そしてホロリと感動してしまった。彼らの生き方そのものが「やるしかない」だから。オススメ!
・*・ etoile ・*・
2009年12月25日

アンヴィル!夢を諦めきれない男たち
いやでも、30年売れないのに続けるってのは並大抵のことじゃないですよ。むしろ30年売れ続けるよりも大変なのでは?と一瞬思ったり。夢を諦めない。言ってる事は素晴らしいですが、やはり現実は厳しいようで…。その貫く姿勢は尊敬しますが、見習いたくはないです。こちとらアンヴィル初心者なもんで、もうちっとアンヴィルについての説明とか欲しかったです。最初にラーズやアラヤさん、スラッシュのインタビューがあってそれだけで凄いバンドであることは分かるんですが、なんで売れないのかとかの解析とかあってもよかったかと。
メルブロ
2009年11月15日

アンヴィル! 〜夢を諦めきれない男たち〜
1984年、西武ライオンズ球場でSuper Rock '84 In Japanが開催され、Anvilはオープニング・アクトとしてステージに立った…。この年にオイラはHard Rock、Heavy Metalと出会い、その後の音楽人生(?) が大きく左右される。その後…彼らがどうなっているのか?存在しているのかさえも…。旧友に会ったような感動。苦しくも自分の信念を貫く生き様。そして揺るがない友情。どれを取っても、情念を揺さぶられっぱなしでした。まだまだ、観るチャンスはあります。この映画が少しでも気になるなら観てください。
WaDSblog
2009年11月15日

『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』(2009)/アメリカ
★★★★ いつまでも夢を追いかける、諦めきれない、まさに邦題そのもののドキュメンタリーが映し出される。私たちは、きっとどこかで妥協して、夢を諦めて生きて行かないといけないから、こういう男たちの話を聞くとロマンを感じてしまうのかもしれない。彼らを支えているのは自分たちの音楽へのプライド。そこを最後まで追及して生きていくんでしょうね。ラストなんかはすっかり彼らに感情移入してしまった。やっぱりミュージシャンは、檜舞台に上がってナンボの世界。諦めないでもっともっと輝いてほしいと心から思える。
NiceOne!!
2009年11月14日

映画「アンヴィル!〜夢を諦めきれない男たち〜」
アンヴィルのことは全く知らなかったし、ヘヴィメタも全く聞かない僕ですが。面白かったです。少年時代からの唯一無二の親友で、バンド結成以来のメンバーであるこの2人の「頑張る負け犬」を追いかける映画なんですけど、本当に愛おしいオヤジたちなんですよ!!可笑しくて、バカバカしくて、ホロリとくる。しっかり過ぎるぐらい分かりやすくエンターテインメントしてる映画です。楽しめましたし、終演してからの余韻も心地よかった。永遠にロックするぜ!50歳オヤジの叫び。ええやんか。この感じ。
おそらく見聞録
2009年11月14日

アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち
★★★ この映画は割とハッピーな感じでラストを迎えるのですが、そうでない才能のあるアーティストは沢山いるわけで..。今更ながら「夢を諦めきれない男たち」という題名も鼻につきます。こういう業界にいる人間にとっては現実そのものですから。アンヴィルが最後に出した答えは私と一緒。やっぱり「人」です。納得したけれどやっぱり何を今更って感じでしたね、すみません。映画そのものは悪くはないのでアンヴィルを知っている人は楽しめるかもしれません。元気をもらえるかもしれません。
映画、言いたい放題!
2009年11月6日

アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち
★★★ 30年もバンドを続け、ヨーロッパツアーを失敗しながらも、今またアルバムを出そうと奮闘する。不屈の闘志に感動するも、滑稽でもあり、オヤジ二人の友情やその家族の愛情に泣け、世界一のロックの聴衆である日本人の温かさを誇りに思う出色の作品だ。俺は、ロック野郎であるがメタルは苦手。幸いこの作品はライブなどが中心でなく、オッサン二人の言動が主題であるので、苦手な曲を我慢して聞く必要がほとんどない。ある熱い男たちのドラマとして、ロックの苦手な人にもお勧めだ。
ダイターンクラッシュ!!
2009年11月4日


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