閉鎖病棟 ―それぞれの朝―:作品を観た感想(2)
映画『閉鎖病棟―それぞれの朝―』これから生きていく力と希望を由紀から
由紀の“証言”は、変えようもない、“過去の事情“ではあるけれどそこに、これから生きていく力と希望を見るのが、イイ。ケダモノであっても、殺人はいけませんなどと、わかりきった説教はいらない。ソイツが、生きているだけで震え上がるくらい、生きていくことに絶望する想いを汲んでくれた秀丸には、感謝でいっぱいだ。不可能な、不可思議な“事情“があっても奇跡の一歩を、踏み出せる可能性を、信じてもいいのかも。
yutake☆イヴの《映画☆一期一会》
2019年11月28日
『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』事情がない人なんていない
★★★ 映画もそれぞれの心情は丁寧で、残酷だけれども温もりもあり、理不尽と希望が混在した良い人間物語になっている。闘病系といえるのか…「精神病院内の殺人事件を巡るサスペンス」のような気持ちで見に行くと肩透かし食らわせられるので気をつけて。あくまで、それぞれの登場人物の人生を描く人間物語。観るのが辛いシーンも多い。一人で生きる覚悟を後押しされる作品。
映画@見取り八段
2019年11月14日
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