ブロークン・イングリッシュ:作品を観た感想(12)

『ブロークン・イングリッシュ』@銀座テアトルシネマ
★★ 主人公のノラ、焦りすぎだし軽すぎ。見てて可哀想になるぐらいの焦りっぷりだったんですよね。失敗を生かそうとしたのか、ノラを受け入れてくれたジュリアンだったのに、ここでも決断できない時点でまたもや失敗。結局ノラの場合、自分から不幸の道を歩んでいたみたいなところがあったように思います。管理職とは思えない仕事の放り出しっぷり。でもってラストの展開はありえない。まさに物語の世界。
映画な日々。読書な日々。
2009年2月5日

【レビュー】「ブロークン・イングリッシュ」
体裁よく社会的にも認められる職場の内側の現実が軽く描かれる。まあ…お決まりかな?という感じで全てを投げ出してしまうのだが、その後のストーリーには一ひねりあり。目的があるはずで行ったパリの街の快適さに飲まれかけた主人公に最後に訪れる急転直下の展開。これもお約束ではありますが、ドロドロ感とお洒落感覚が入り混じったこの作品のエンディングとしてはま、いっか?といった感じかも。
映画の部屋☆とらとら分室
2009年1月31日

「ブロークン・イングリッシュ」
正直、ヒロインの言動や取り巻く世界観は「わかる、わかるぅ〜」とは言い難く、「わからなくはないが、なんか違うだろ」と思ってしまいました。主人公がパリを訪れるシーンでは、出逢うフランス人男性達がことごとく語ベラベラで、ここでも「なんか違うだろ」と呟きが!とはいえ、そんなに悪くはない映画です。映像センスは"買い"ですので、映画サービスデーなどを利用して、気楽に観る映画ではないでしょうか。
RAY's Favorites
2009年1月26日

 『ブロークン・イングリッシュ』
周囲が次々に結婚していくなかで気持ちばかりあせるが、恋人さえできない女性のジタバタと悪戦苦闘する姿を描いた、のん気なものだな、といいたくなるような物語だったが、いまの深刻な時期にこういう映画は貴重なものにも思われた。応援の意味でジーナ・ローランズが登場し、娘の映画監督としての門出を祝っていた。ニューヨークから途中でパリに舞台が移動するのも雰囲気が変わって面白かった。
映画の感想文日記
2009年1月18日

ブロークン・イングリッシュ
ノラが男を追いかけて舞台はパリへ。ここからがすばらしく出来がいい。パリのタクシーの場面から会話と映像が冴えてくる。美術館で出会った男たち、荷物の配達先のおばさん?夜の酒場で出会った中年の男、生き生きとした会話の冴えである。男運がつき始める?そしてラストに電車の中で偶然にも探していた男と出会う。話としては出来過ぎだが、この単純なミラクルさがこの映画をクリスタルなものに変えている。
Art- Mill  あーとみる
2009年1月12日

ブロークン・イングリッシュ
★★★ 女性の心理をリアルに描いてて、好感持てる展開だった。年下イケメン男の押しの一手はよかった。ジュリアンが頑張らないと成立しない関係だよ。ジュリアンは好感度高いよ。こういう男はタイプだ。
映画初日鑑賞妻
2008年12月30日

「ブロークン・イングリッシュ」本音は言えば良いってもんじゃない
★★★ 今までの映画と違うのはあまり前向きな感じじゃ無く、努力とか現状をなんとか変えようとする前向きさもあまり見えないところか。だからこれで幸せになれるのはムシが良すぎるようにもかんじるが、棚からぼたもちのような幸福を願っているのか、どうも共感するには程遠い感じ。でも、あまりに前向きで頑張ってるから幸せを掴めたとなると、それもキツイと感じるのが現代なのか。
soramove
2008年12月26日

*ブロークン・イングリッシュ*
私は大好き!アラサー・アラフォーで、かなり孤独に陥るノラ。人種として私たちとヨーロッパ人という距離ではなくもっと近いでしょうが言葉も習慣も違うこういう組み合わせってどうなんでしょう。同じフランス人同士、アメリカ人同士よりクッションがあってかえっていのかもしれませんね。映画の題名もそんな意味があってつけられているのかもしれません。言葉が全部通じなくても心は通じるよ…って。
Cartouche
2008年12月18日

[映画『ブロークン・イングリッシュ』を観た]
主要な役の「視線の演技」の見事さ。先ずノラである。「都合のいい女」として男に扱われ、新しい男との出会いにも非常に臆病になっている。でもその心根は優しく、いつも男の言葉を信じて…結局、孤独。それでも、優しく瞳を閉じたり、視線を斜め上にして悲しみを逸らしたり、その仕草をやめない健気さに、私は共感した。ゾーイ・カサヴェテス監督は、とにかく、対象が意識していないときの他者による「視線」を、非常に物語のポイントに持っていく。
『甘噛み^^ 天才バカ板!』
2008年12月16日

「ブロークン・イングリッシュ」
30代の恋愛モードについていけない、という次元だったのか…この主人公に全く共感できなかったからか…。「何で男運がこんなに悪いの」と嘆いていましたがこれは"自業自得"としか言いようがありません。ラストシーンの演出は嫌いじゃなかったけれどラストに持っていく設定自体が、全く腑に落ちなかったのも難点。
ハピネス道
2008年12月15日

ブロークン・イングリッシュ
背景に流れる音楽が場面場面でとても調和していて、いつの間にか感情移入させられ、地味系ながらだんだん他人事でなくなってくる不思議な力を持つ映画。原題もBroken Englishだが、Hの発音が苦手なフランス人の微妙なコミュニケーションギャップというほどの意味のよう。そのことと関連しているのか、パリの空港行き電車内での偶然というも愚かな偶然の再会で、ジュリアンが無言で行動に出る演技は秀逸。
佐藤秀の徒然\{?。?}/ワカリマシェン
2008年12月13日

「ブロークン・イングリッシュ」試写会、感想。
完全に女性向け、な映画でした。職場でも一定のポジションに就き、それなりに今の生活に満足している、が、唯一の不満は、恋愛事情。あまりの男運の悪さに諦めていた頃、絶好のチャンスを逃し、その彼のいるフランスへ。細かいペーソスで観客を笑わせる、そんな映画。可もなく不可もなし、同世代の女性だったら楽しめるかな?な出来でした。
Beinthedepthsofdespair
2008年12月11日


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