悪魔を憐れむ歌/Fallen
主人公を「デジャヴ」のデンゼル・ワシントンが演じているからこそのそれが本作ならではの特徴であり肝なのかしらとは思うんですけれども、彼が常に冷静に見えてしまう点は難かなぁ、と。敵役のアザゼルさんの性能がちと万能過ぎて以てその危険度がいま一つ直感的には解り難い点をフォローする意味合いも含めて。誰の目にもその錯乱状態が明らかとなるような常軌を逸した言動をさせるだとか、それこそ、アザゼルさんの姦計に填まり殺人を犯してしまう場面の犠牲者は「ロンリーハート」のジェームズ・ガンドルフィーニが演じる嫌味な同僚でもよかったのではないかと思いましたよ、と。
Death to Mary Pumpkinhead
2013年1月28日
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