オマールの壁:作品を観た感想(5)
オマールの壁
監督はハニ・アブ・アサド、イスラエルで生まれ、オランダに移住、初鑑賞する監督ですが、なかなか面白い作品を撮るんですね。主演のアダム・バクリはなかなかいい男ですね。なかなかかっこいい感じの、サスペンスです。
atts1964の映像雑記
2016年9月7日
「オマールの壁」
映画のテーマは重くてシリアスながら、時折ユーモアを交えた台詞があってほっとする。とても衝撃的なドラマのラストは最高に衝撃的。見終わった観客に考える時間を与えるかのようにエンドクレジットは無音だった。映画が終わり久しぶりに席を立つのがツラかった。それほど衝撃を受けたということかも知れない。今年のMY BESTに入れたい一作。オマール役のアダム・バクリは来日したそう。彼はとてもハンサムで笑顔が最高にキュート。
ヨーロッパ映画を観よう!
2016年5月30日
「オマールの壁」
観るべき作品。「今」のパレスチナ自治区で何が起こっているのかを感じ取る事ができるフィクション。「オマールの壁」は、主人公のオマール役を始め、オマールの幼なじみのタレク、アムジャド、タレクの妹でオマールが恋心を抱くナディア役も全員が実際のパレスチナ人であり、この作品の為に選ばれたフレッシュなメンバーである。この事が作品にリアリティーを持たせる事に貢献している。
ここなつ映画レビュー
2016年5月18日
オマールの壁
★★★★ スパイサスペンスとしてもよく凝ってあり、オマールの選択はどうなるのか、そして、だれが敵でだれが味方かというのが二転三転します。オマールの選択は、事態を悪化させていくのに、それをせざるを得ない被占領者の哀しみがよく伝わっていきます。パレスチナの俳優は初見ですが、アダム・バクリとリーム・リューバニは美男美女のカップル。それが、政治に翻弄され、傷ついていく様子は見ていて心が痛みました。
映画好きパパの鑑賞日記
2016年5月17日
オマールの壁・・・・・評価額1750円
★★★★★ これは鋭い視点を持つ社会派映画であるのと同時に、極上のエンターテインメントであり、今観るべき作品である。社会派映画であり、同時にスパイ映画でもあり、犯罪映画で、青春映画で、胸をかきむしられる切ない恋愛映画である。占領者イスラエルの象徴として描かれるラニのキャラクターが秀逸。愛する人との平凡な未来を夢見ていた青年が、世界を呪い自分の人生を取り戻すための究極の選択をするまでの超濃密な96分。2013年の制作から3年はかかり過ぎだが、日本でも正式公開されて本当に良かった。心が打ち震える傑作である。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2016年4月23日
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