ｴｸｿｼｽﾄ ﾋﾞｷﾞﾆﾝｸﾞ
このｼﾘｰｽﾞは､１は視覚的恐怖､２は忘れちゃう恐怖（そんなのあるのか）､３は精神的恐怖､が前面に出ていたように記憶してますが､個人的には３が好きです｡今回は視覚的にも音響的にも精神的にも来るという､良いとこ取りの贅沢仕様｡悪魔よりも人間の残虐さのほうが目立ってましたね｡ 悪魔との直接対決のｼｰﾝは格好良かった｡僕はｷﾘｽﾄ教徒ではないですが､ﾒﾘﾝ神父が発する言葉を聞くと､落ち着きと安らぎを覚えます｡
GROOVE PEOPLE
2006年7月14日
P･ｼｭﾚｲﾀﾞｰの墓の上に建てられた､ありがたみのない聖堂
主人公と｢堕天使｣との類似点が明らかにされるわけだが､存在すら怪しいﾙｼﾌｧｰだかなんだかより､主人公に棄教を決心させるほどの強烈なﾄﾗｳﾏを植え付けた､ﾅﾁｽのほうが圧倒的に恐ろしい｡ 神に仕えるﾒﾘﾝ神父に､信じ難い選択を迫るﾅﾁｽの悪知恵にこそ､悪魔は宿っている｡
＋ I N T R O ＋
2004年10月21日
映画: ｴｸｿｼｽﾄ ﾋﾞｷﾞﾆﾝｸﾞ
★★★ 名作｢ｴｸｿｼｽﾄ｣の25年前という設定です｡ﾋﾞｷﾞﾆﾝｸﾞというﾀｲﾄﾙがついてますが､25年後の本編よりも格段にｽｹｰﾙが大きいです｡おぞましい感じの映像は多かったのですが､期待したほどは怖くなかったです｡砂漠で発掘している風景と私服のﾒﾘﾝ神父が､ｲﾝﾃﾞｨｰ･ｼﾞｮｰﾝｽﾞを彷彿とさせるからかもしれません｡
Pocket Warmer
2004年10月16日
このﾍﾟｰｼﾞは､象のﾛｹｯﾄﾊﾟｿｺﾝ版の『作品を観た感想ﾄﾗｯｸﾊﾞｯｸ』のﾍﾟｰｼﾞと連動しています｡