碁盤斬り:作品を観た感想(2)
『碁盤斬り』をトーホーシネマズ池袋8で見て
★★★★「何だかよくわからない」男である草g剛の横に、とても分かりやすい國村隼が配置されているのが素晴らしい。市村正親もドシっとしてていい。いるだけで画面が締まる。賭場にもたらす市村正親の圧倒的な支配力がビンビン伝わってくる。この人が、ミュージカルで自然に歌いだしたりする事が、テレビドラマなどで見ているのに、全くの別物として思い浮かばないのが凄い。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2024年6月5日
ショートレビュー「碁盤斬り・・・・・評価額1700円」
★★★★ 格之進を演じる、草g剛が素晴らしい。元々、浮世絵の大首絵から抜け出したような、独特の風貌をしているが、今回の朴訥で生真面目なおっさん侍役は見事なハマり役だ。きぬ役の清原果耶も似たような生真面目タイプだから、この親にしてこの娘あり。二人の行動も予定調和ではなく、ちゃんと説得力がある。父娘から滲み出るいい人オーラに、誰もが感情移入してしまうだろう。基本的には原作の通り陽性の人情噺で、そこに映画ならではのストーリー、テリングの双方にアレンジを加え、鮮やかな時代活劇となった。よほど天邪鬼でなければ、本作を嫌いにはなれないだろう。万人に勧められる、娯楽時代劇の傑作だと思う。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2024年5月23日
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