ジャケット:作品を観た感想(5)
[ ジャケット ]イメージの力
暗闇の放り込まれ、拘束されても、人間は自由を獲得することができる。人間のみ許された想像の力を本作ではきょーれつ意識させられる。 サスペンス、ミステリー、ラブロマンスなどあらゆるジャンルの要素を含みつついろんな人が楽しめる作品にはなっている。
アロハ坊主の日がな一日
2006年10月30日
『ジャケット』レビュー
★★★★ SFの要素をふんだんに含みながらも、科学的根拠の明示や、論理的な説明が作中で一切なされない『ジャケット』は、御伽噺のようだ。 なぜ、かぐや姫は月へ帰ったのか。なぜ、浦島太郎は年老いてしまったのか。そこに理屈を求める人には、『ジャケット』は楽しめないかもしれない。けれども、御伽噺に特有の寓話的感傷に素直にひたれるなら、思い入れのある作品になるだろう。
トーンコントロール
2006年9月15日
「ジャケット」もし未来が見えたら、見たい?見たくない?
★★★ サスペンスタッチの緊迫感も主演のエイドリアン・ブロティのどうにも引き締まらない顔の表情でいまひとつ胸に迫らない。 キーラ・ナイトレイが時々ウィノナ・ライダーに見える。 発想は面白いし、小説で読んだらもっと楽しめたと思うが悲しいはずのラストで何故だがホッとした。 やっと終わりが見えたからだ。
soramove
2006年5月24日
ジャケット
これはまた、逆の意味で最近よくある、記憶と時間を逆手にとったサスペンス、意味深長なように見せて実は最後までまったく意味不明、という類の作品か!?と思いきや、意外と話そのものはすっきり整理されていて分かりやすく、その分独特の映像表現や演出技法が光る、サスペンスドラマ。
金言豆のブログ
2006年5月16日
[映画・サ行] ジャケット
SF的なサスペンスですが、ラブストーリーにも重きを置いており、タイムスリップを効果的に使って、非常に面白い作品に仕上がっています。 最初に警官殺害事件まで見せておいて、その後、現在と将来を行き来するうちに、少しずつ謎を明らかにする構成で、観る者を引き込ませる面白さがあります。 また、エイドリアン・ブロディが切ない主人公にピッタリの好演。キーラ・ナイトレイも素晴らしい演技で、ラブストーリーとしても良い作品に仕上がっています。
「やわらか映画〜おすすめDVD〜」
2006年5月6日
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