續姿三四郎:作品を観た感想(1)

『續 姿三四郎』 (1945)
本作は、大ヒットした黒澤監督のデビュー作『姿三四郎』(43)に気をよくした会社側が、続編の製作を企画。ストーリーはほとんど富田常雄の原作から離れたオリジナルとなり、前作の構成をそのまま流用した焼き直しとなっている。本作後、完璧主義に映画製作に取り組んでいく黒澤監督。そういう意味では、隙だらけの遊び心にあふれた本作は、至極貴重な愛らしい一本といえる。
相木悟の映画評
2015年2月28日

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