モーターサイクル・ダイアリーズ:作品を観た感想(16)

『モーターサイクル・ダイアリーズ』’04...
私にとってはチェ・ゲバラはTシャツなどにプリントされてる人。キューバ革命をカストロと共に成功させ、カストロが権力者として留まるのに対して一革命家として死んだ人という漠然としたイメージしかなかった。この映画で、医大生で喘息持ちという事を初めて知った。男として広大な南米大陸のバイク旅には、ロマンを感じました。いかにして人のいい医大生が、革命家に目覚めるのかが見てとれた。南米の女性制覇を目論むお調子者のアルベルトとの歳も性格も違う2人のロードームービーとしても楽しめます。彼の名は永遠に語り継がれるんだろうな〜。
虎党 団塊ジュニアの日常
2010年6月20日

「モーターサイクル・ダイアりーズ」 Gyao
友人がユーモアたっぷりなのに対し、ゲバラは少し馬鹿正直なところなど性格が違うが道中は続く。チリの銅山の労働者への扱いを見たり、ペルー・サン・パブロでハンセン病の隔離療養施設での医師としての勤務、旅での出来事。序盤は割りとさらっとしていてユーモア中心なのが後半に進むに釣れ、重みが加わってくる。若い心の中にうっすらと何かが作られていく。映画自体はまだ革命家を目指す前なので、青年の成長の物語として見ても良いのかもしれない。大袈裟な演出で描かれず結構淡々と進むけれど、そこがいい感じ。
しぇんて的風来坊ブログ
2009年6月28日

『モーターサイクル・ダイアリーズ』
★★★★ 予想とちょっと違っていた。鑑賞前にチェに関する書籍を読み漁ったということも災いして、チェ・ゲバラへの思い入れが強すぎるのが原因。とはいえ、旅の途中彼らが出会う多くの人たちの姿や、雪のアンデス、マチュピチュ遺跡、アマゾン河などの厳しくも美しい広大な風景はとても印象に残っています。おんぼろバイクにまたがり無邪気に笑う二人の姿もまた印象的。とても良い作品だったと思います。
毎日が映画日和
2009年2月8日

『モーターサイクル・ダイアリーズ』/THE MOTORCYCLE DIARIES
エルネストとアルベルト、いつもはいい加減な2人がマチュピチュ遺跡で、黙ってノートに向かってペンを走らせているシーンが良かった。旅の途中で出会った人々を映すモノクロのシーン。まるで写真のようにカメラをじっとみつめて、エルネストが人々と正面から向き合ったことを表しているよう。ガエル・ガルシア・ベルナル。繊細で無鉄砲で情熱的でバカ正直なエルネストを見事に演じています。自分より他人のことを考え行動する正義感は、革命家となった後も頭でっかちな共産主義者というより医者に近いと感じました。
CouchCinema*カウチシネマ
2009年2月1日

モーターサイクル・ダイアリーズ
"ポデローサ号"と名づけたバイクは、出発して間もなく故障。テントは風に飛ばされてしまう。こんな調子で目的地へ到達できるのかしら?と観ていても不安になりつつ、彼らの"珍道中"に引き込まれる。しだいに強くたくましくなってゆくエルネストの中でこの旅が大きな影響を与えていったのは確かでしょう。無事、目的地に到着した二人はそこで別れます。ゲバラの死後、アルベルトはキューバに彼の記念の医大を設立。ラストに出てきた老人は、たぶんアルベルト本人だと思う。
UkiUkiれいんぼーデイ
2009年1月31日

モーターサイクル・ダイアりーズ
★★★ 感動のロードムービーです♪ エルネスト・チェ・ゲバラが、思想的に開花する前の話なんでしょ〜。彼がどんどん強くなっていくっていうか何かに目覚めていくっていうか…その何かっていうのが、自分の使命なんだけどね。彼が出来上がるって言い方はへんだけど、やっぱりいろんな人とであって、いろんな経験をして、自己同一性がうまれてきているんだね!!
☆C'est joli〜ここちいい毎日を〜☆
2009年1月29日

映画『モーターサイクル・ダイアりーズ』
バイクから離れて印象に残ったシーンは、虐げられた鉱山での夫婦との出会い、石をトラックに投げつけて、彼の性格からは考えられないが、それほど鉱山資本(?)に対して怒りを表していた。そしてハンセン病施設での演説と、ハンセン病患者の元へと夜の川を泳ぎ切って渡るシーンですね。空港での二人の別れからは後に"チェ"と呼ばれるヒーローになることは、まだ想像できないが、この旅で彼が変わったことは自らのセリフでも伝えられている…。
茸茶の想い ∞ 祇園精舎の鐘の声
2009年1月28日

モーターサイクル・ダイアりーズ
★★★★ 23歳の若い医学生が友人とともにバイクで成し遂げた、南米大陸縦断ロード・ムービー。出発してしばらくは口論ばっかり、女くどいたりで"こいつらは一体何のために旅を??"てな感じだったけど、行く先々での様々な人との出会いが、変えてゆくんですねー。彼は後に革命家となったチェ・ゲバラだそう。一つの旅が、こんなにも人間を変えてしまうのか。ロード・ムービーながら考えさせられる部分も多く、けっこう充実感。
えいがの感想文
2009年1月27日

【DVD】モーターサイクル・ダイアりーズ
★★★★ チェ・ゲバラが革命家になる前、23歳の医大生だった頃に年上の友人と共に行った南米旅行の話。バイクを降りてからが本番。旅を続けながら、段々とエルネストの心が変わって行くのがわかる。今までは当たり前のように思っていた、医者として誰かを救う道。しかしこの旅は、その方法では救えない人間もいるという事実を突きつける。また、劇中何度か、後にチェ・ゲバラとなる男の片鱗が垣間見えるところがある。伝記もの、実話の旅ものとしてはなかなかいい映画だと思った。
新!やさぐれ日記
2009年1月25日

Diarios de Motocicleta / モーターサイクルダイアリーズ
もう、なんつうか、「これこれのシーンが印象的でした」という以外に書きようが思いつかない。これが夏休みの読書感想文の課題図書だったら、とても苦労する。と思った。ひねくれてこういうこと言ってるわけじゃないよ? そういう映画なんだからしょうがないよ。だから油断しちゃって(?)、後半は、すね毛を抜きながら観ていました。 しかしね。ここ大事。脱毛器でガリガリ抜きながらも、終盤はワタクシしくしくと泣き通しでした。涙が止まらなかったんですよ。
Reino de Reine
2006年9月13日

[ビデオ]レンタル
「モーターサイクル・ダイアリーズ」を観る。面白い。 革命家になる前のチェ・ゲバラが年上の友人と二人でドロンズばりに南米を放浪する話。 順撮り(映画の進行通りに撮影していく事)かな?というのが最初に思った事。 放浪の医師に必要な資質は交流の能力か。 後半、教化っぽいハナシになるのかと心配したが、それほどでもなかった。 誕生日のスピーチで年上の友人がゲバラを見る眼は「モーツアルトを見るサリエリの眼」だろうか? 河の場面は泣きそうになる。
「短歌と短剣」探検譚
2006年6月14日

モーターサイクル・ダイアリーズ
★★★★ アルゼンチン人のゲバラがどのようにして革命家へとなって行ったかという答えの1つがここにはあるようだ。ぼくは共産主義者ではないが映画に出てくるような、超貧困の民がある程度の生活水準を持つためには共産主義というのはひとつの方法である事を認識させられた。民主主義・資本主義社会にいる人民には分からない局面の1つであろう。
Marさんは○○好き
2005年3月3日

モーターサイクル・ダイアリーズ
世界「Tシャツに顔が載ってる政治家ランキング」第2位、チェ・ゲバラの青春冒険記である。(ちなみに気になる1位は圧倒的な人口をバックに毛沢東)「バリ島の水上コテージで…現地の男の子がカワイくってぇ」とか「ヴィトンの本店でどうしてもお買い物したくってぇ」みたいなパックツアーとは違い、根拠のない自信だけを胸に旅立つ無鉄砲な旅行は青年を成長させてくれる。それまで親とか周りの環境に守られて生きてきた「カラダの大きい子供」が自分の意思で行動し、その責任も全て自分で取らなくてはいけない「オトナ」になる、ある意味「精神的童貞」を捨てる旅なのだ。その旅…
今日のエンドロール
2004年10月24日

映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」
若き日のチェ・ゲバラが友人とふたりでバイクで南米を旅した時の物語。それだけでワクワクするが、監督が「セントラル・ステーション」のウォルター・サレスということで期待していた。そして...想像以上だった(^^)。
じゃりんこのコーヒータイム
2004年10月23日

映画: モーターサイクル・ダイアリーズ
これはたいへん面白かったです。 ゲバラといえばキューバ革命の英雄でが、そのあたりは知らなくても十分に楽しめます。前半は、さまざまな人に出会い、いろいろな経験をし、苦しくも楽しく冒険しています。 後半は、旅の中で南米の歪んだ社会状況に気づき、徐々に問題意識が芽生えてきます。
Pocket Warmer
2004年10月12日

男子は黙って旅しなさいよ!
チェ・ゲバラに関しては殆ど何の知識もないが、この映画はそれでもまったくオッケーな青春旅モノ映画として筆者の心に突き刺さった。二人は旅によって現実世界の弱者と初めて接し、いつか世の中を変えてみせるという思いを募らせていくのだが、その様子もストレートに描いていて青春映画のツボを心得た演出にグッとくる。
+ I N T R O +
2004年10月11日


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