ﾙﾉﾜｰﾙ 陽だまりの裸婦:作品を観た感想(4)

ﾙﾉﾜｰﾙ 陽だまりの裸婦
絵画を見ているような美しさに出だしから終わりまで魅せられるような作品でした｡温かなｵﾚﾝｼﾞ色の印象が強く残りました〜｡裸婦だけでなく､ちょっとした水遊びや台所の食材までもが絵のﾓﾃﾞﾙになっているのも楽しかったです｡息子や家族たちに言葉少なかったﾙﾉﾜｰﾙの父親ぶりも興味深かったです｡観終った時､今度､ﾙﾉﾜｰﾙの絵を観たら､彼に安らぎをもたらした美しい風景とﾐｭｰｽﾞたちの献身的な姿が思い浮かぶだろうなあと感じた1本です｡
とりあえず､ｺﾒﾝﾄです
2013年11月17日

｢ﾙﾉﾜｰﾙ 陽だまりの裸婦｣
ﾙﾉﾜｰﾙの絵はﾊﾟﾘから始まり､やがて南ﾌﾗﾝｽが舞台となり､その晩年に描かれたのは美しいﾇｰﾄﾞの女性ばかり…“わたしの絵に暗い色はいらない！”...と言った絵は明るい色ばかりで､その絵がﾓﾃﾞﾙの後ろの美しい景色（庭）に溶け込んで素晴らしく美しい｡庭でﾇｰﾄﾞのﾃﾞﾃﾞを描くｼｰﾝは幻想的に映る｡ﾐｼｪﾙ･ﾌﾞｰｹが晩年のﾙﾉﾜｰﾙ役にぴったり｡豊満なﾎﾞﾃﾞｨのｸﾘｽﾀ･ﾃﾚも適役だ｡
ﾖｰﾛｯﾊﾟ映画を観よう！
2013年11月5日

ﾙﾉﾜｰﾙ 陽だまりの裸婦
話は取り立ててｵﾓｼﾛいとは思えず…正直なところ残り30分あたりのところで突然に集中力がﾌﾟﾂﾝと切れてしまいﾗｽﾄまでなかなか集中できず｡主演していた俳優さんはみなお初の人ばかりで､それほど強烈な印象を残した観もなし…｡ﾙﾉﾜｰﾙも｢舟遊びの昼食｣とか魅力的な作品があるけど､どちらかといえば同じ印象派でも｢睡蓮｣や｢日傘をさす女｣のﾓﾈの方が好きかな｡
風情♪の不安多事な冒険 Part.5
2013年10月6日

ﾙﾉﾜｰﾙ 陽だまりの裸婦
★★★★ 絵を写実的に描いている｡ｼﾞｬﾝのやっている映画にはあまり興味を持ってない風で､｢形のあるものが残る｣と言うのだが､気紛れなﾃﾞﾃﾞには｢自由に動いていい｣と生命のゆらぎを楽しんでいる様子｡やがて､そうしたﾙﾉｱｰﾙのゆらぎがｼﾞｬﾝのゆらぐ絵の画家としての映画監督へ後押しをしているようにも見える｡
佐藤秀の徒然幻視録
2013年10月4日

このﾍﾟｰｼﾞは､象のﾛｹｯﾄﾊﾟｿｺﾝ版の『作品を観た感想ﾄﾗｯｸﾊﾞｯｸ』のﾍﾟｰｼﾞと連動しています｡

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