遠い夜明け:作品を観た感想(2)

遠い夜明け
★★★ 黒人活動家にこれが出世作となったデンゼル・ワシントン。友情を育むリベラルな白人ジャーナリストにケビン・クライン。デンゼル・ワシントンが主役のような雰囲気があるが、実のところはケビン・クラインが主人公。思想が危険とのことで、ほぼ軟禁状態となる。真実の報道のために、南アフリカから脱出しようとするのだが・・・ケビン・クラインの家族たちの彼に対する理解が素晴らしい。出来る子供たちだ。
ダイターンクラッシュ!!
2009年9月2日

遠い夜明け
今日は、めずらしく映画の話。映画『ガンジー』で著名なリチャード・アッテンボロー監督のもうひとつの代表作『遠い夜明け』を、必要があってDVDで見た。見るのは二度目である。関連して舞台となった南アフリカのアパルトヘイトの歴史もざっと復習した。「豊かで満ち足りて平和な」自分たちの生活を守るために、またそれを失うことの恐怖を打ち消すために、これほどの理不尽を行ってしまう人間の愚かさと弱さ。蜜のように甘い「既得権」を失うまいとして、これほどの悪を組織的になしてしまう人間の業の深さ。同じ弱さを自分の中にも自覚する。そして、その理不尽さと戦う人々の勇気。それと同じ勇気を自分がどれほど持ち合わせているのだろう・.
瞑想と精神世界
2004年11月15日

このページは、象のロケットパソコン版の『作品を観た感想トラックバック』のページと連動しています。

1.作品ページ

2.観たい作品リスト
3.追加

4.近日公開
5.公開中
6.DVD新作近日
7.DVD新作(2カ月間)
8.DVD旧作
9.超人気作品
0.トップ
アマゾン最安値購入
キーワード: