馬鹿まるだし:作品を観た感想(1)

『馬鹿まるだし』 笑えなくても喜劇?
お約束の場面で、約束通りに笑う。昔の映画鑑賞の雰囲気が味わえて面白い。安五郎の馬鹿さとは、バカ正直でおだてに乗りやすく、損得勘定ができないことだ。それを愚かと云うは易し。何度バカを見ても、またおだてられて御輿に乗ってしまう。本作に大笑いできるか否かは、世代や時代によりけりだ。しかし観客の口もとをほころばせる点において、[馬鹿まるだし]はまぎれもなく喜劇である。
映画のブログ
2009年11月30日

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