少年の君:作品を観た感想(2)

「少年の君」
素晴らしい。類稀な。どんな称賛の言葉も陳腐だ。こういう作品に出会えるから、アジア映画はやめられない。決別が迫った時のキスシーン。私の思うアジア映画No.1のキスシーンはこれまで「プンサンケ」のキスシーンだったのが、この「少年の君」のキスシーンもそれに勝るとも劣らない、いや、それを超えたかもしれない。命のほとばしりを感じる惜別のキスシーン。実話を元にした物語である。
ここなつ映画レビュー
2021年12月28日

ショートレビュー「少年の君・・・・・評価額1700円」
★★★★ いじめの描写は凄惨でリアルだが、啓蒙はあくまで副次的なもの。最悪の状況の中でお互いを思う若い二人の、狂おしいまでの愛と罪の葛藤で魅せる。孤独と絶望に支配されたチェンとシャオベイにとって、お互いの存在こそが希望。表情豊かとは言えない二人の内面を、ツァンは実に映画的なショット、サウンドの演出を駆使して描写してゆく。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2021年7月28日

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