インフォーマント!:作品を観た感想(14)

インフォーマント!/The Informant!
観客を笑わそうとする意図を、演出面からは辛うじて酌めるものの。しかしその該当場面に描かれている事象が如何様に可笑しいのかが、あたしにゃあ珍紛漢紛。詰まり物語としてはさっぱり理解が出来ず、故に感想もだこの一言、お願いですからバカにも解るように話してくださいまし、と。
Death to Mary Pumpkinhead
2012年3月9日

【映画】インフォーマント!
★★★ 実話が元ってことで、コメディタッチの描き方とはいえラストがハチャメチャとかになる訳でも無く。奇抜なエンディングが用意されている訳でもありません。マット・デイモンがカッコ悪い嘘つきの実はズラな男を演じているという…この多分笑いのキモであろう部分も、彼の生真面目な演技力ゆえに大きくハジケル事も無く、主人公の人格に普通にイライラさせられる。如何にもスティーブン・ソダーバーグ+製作:ジョージ・クルーニーという感じの映画なんですよね。そんなに悪い映画でもないかと…。
ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
2011年2月28日

インフォーマント!
★★ マット・デイモンが飄々とした演技で笑わせるコメディだと思ってたのに、何かちょっと違う。思わず吹き出しちゃうシーンもあるけれど、結果彼はタダの嘘つきってこと?頭が良すぎてオカシくなっちゃうタイプ?会社の不正だけでなく、養子だという自分の生い立ちまで嘘なのはワケがわからないし、終盤の自分を守るための嘘のオンパレードはもう笑えない。むしろ不快。マット・デイモンは役作りのために15kgも体重を増やし、挙句のハゲヅラ。そこまでやるなら、もっとストーリーで笑わせて欲しい。やっぱりマットはボーンがいいわ。
映画備忘録 by Movie-Goer.net
2010年10月17日

嘘も方便? 「インフォーマント!」
この作品についてはデイモンがわざとらしいとか、ソダーバーグの演出が鼻につくとか、あまりいい評価を見なかったが、けっこう面白かった。アメリカでの評価は悪くないようだ。確かにここにはアメリカ社会の一面が不思議なアングルで描き出されているように思う。厳格な契約社会と、ある部分では他の国々に比べ寛容なところ。そうした相反する規範のミックスこそがアメリカだという気がする。日本の企業名もバンバン出てくるが、 その辺も事実であり許可は必要ないということか。 比喩だらけのナレーションだが、 ひらめきを感じる、 悪くない。
シネマ走り書き
2010年3月9日

インフォーマント!
告発したけど、自分が昇給すると知って告発をキャンセルしたり、FBIに証拠集めを頼まれると、007気取りで、自分のことを007の2倍賢いから「秘密謀報部員0014」などと言い出したりして、大きな子供なのだ。こんな主人公にみんな翻弄されていくさまは、面白くもあり、悲しくもある。悲しいのは、頭はすこぶる良いのに、大人に成りきれていなくて大嘘ばっかりついているから。ソダバーグは、一人の人間が巨大な権力に向かっていく作品が多い。ほとんど映画では起伏がなく、淡々と物事を語るソダバーグ映画なので見る人を選ぶ。
元レンタルビデオ屋店長の映画感想
2010年2月15日

『インフォーマント!』(2009)/アメリカ
★★★ それにしても次から次へと明らかになる彼の嘘履歴?には笑っちゃいました。確かにしゃべり方なんかは早口だし、しっかりと観てないと分からなくなってしまいますが、こういうタッチの作品は割と好き。ウィテカーがブツブツとつぶやく独り言?も面白かったですし。あんなに頭の回転が速いんなら、間抜けじゃなかったらきっとそれ相応の地位にいたのになあ。大企業の巨悪が薄まってしまいましたが、それと両輪で、1人の人間の闇をえぐり出し尽くして、振り回されたことを描いた、という感じでした。
NiceOne!!
2009年12月31日

インフォーマント!
嘘のような本当のお話…っていう訳なのですよね。企業の内部告発の映画は今まで何度か見ましたが、この映画はブラックコメディに仕上がっているため、テンポが良くて滑稽なシーンも多く楽しめました。このマーク・ウィテカーという人、最後までヨクワカラナ〜イ人だったのですが、そのあたりマット・デイモン、上手いなぁと思いました。さすが〜の演技でした。内部告発という事件はその重さがピンとこない部分も…(汗) 大きな刑を受ける大事件であるのに、企業内で平然と行われていることにゾッとしました。
こんな映画見ました〜
2009年12月21日

インフォーマント!
★★★ 彼目線で観ていくので、段々とウィテカーの行動や供述に?? FBI、会社の重役、弁護士を無意識のうちに翻弄しながら二転三転〜本人は至ってマイペース。嘘つきなのに、自覚がないし悪気もない。組織や大企業が一個人に振り回される構図をコミカルに描いていたのだろうけど、実話が基にされているから、ちょっと笑うに笑えなかったかな〜。FBIまで無能に見えてきちゃったし。ウィテカーは、一体何をどうしたかったのか解らなかったです。マット・デイモンは、この掴みどころのない男が合っていたと思います。
心のままに映画の風景
2009年12月17日

「インフォーマント!」
とにかくこの男喋る、ひたすら喋る。言い訳がモーレツに上手い。自身の不正は棚にあげ、FBIや会社に嘘をつきまくる。演じたマット、よくぞあれだけの台詞を覚えられるものだと関心する。言うことはコロコロ変わるし、自ら着服した大金について反省する風でもない。FBIを欺き、ため込んだ多額の賄賂マネーは海外の銀行に貯蓄中。とんでもない人物でありながらなぜか憎めないキャラは確かに可笑しい。しかしそれほどブラックでも、コメディでもなく、ちょっと中途半端でマット・ファンとして面白みに欠けるのが残念な1作。
ヨーロッパ映画を観よう!
2009年12月14日

インフォーマント!
マット・デイモン。まずビジュアルからしてビックリです。確かに、コメディはコメディなんですけれども、思いもよらない仕掛けがほどこされたコメディで、一見そのように見えていた事象が、実は全くそのようなものではなかった、という事実に気づかされていくプロセスの、じわじわと崩壊していくような過程に、唖然としつつも、乾いたおかしみを感じる、というような、ひとひねりもふたひねりも、ひねりまくったコメディです。ウィテカーというキャラクターの、なにやら不思議な魅力のようなものが面白い。
キノ2
2009年12月10日

インフォーマント!
★★★ "密告者"マーク(マット・デイモン)は、どこかひょうきんで笑える。ナレーションも担当していて、やたら格言めいたことを言う。FBIと協力するが、FBIも平気でだます。二重密告者なわけだけど、リベートが公称950万ドルだったのに1150万ドルと言ってしまい、問い詰められ、即座に「利息を含めて」とさらにうその上塗りして取り繕うのはますます笑える。ここまでやられると、もう正義がどうのというレベルの話ではなくなっている。要するにビョーキは死ぬまでなおらないのだろう。世の中にはこういうつわものがいるのだ。
佐藤秀の徒然幻視録
2009年12月9日

試写会「インフォーマント!」
フェイクが効いてて、なかなか面白かったです。あまり下調べしないで観ることをお薦めします。実話に基づいてるらしいけど、脚本が良く出来てるんだと思います。もちろん、[オーシャンズ11・12・13]のスティーヴン・ソダーバーグ監督の力量でもあるんでしょう。それにしても、役作りなんだろうけど、マット・デイモンずいぶん太って貫禄が出ちゃってます。あの身体じゃ、もうボーン・シリーズは無理かなぁ。
流れ流れて八丈島
2009年12月9日

インフォーマント
★★ ん〜…外しました。面白おかしく描いてるのですが、なんだかこのうそつきな主人公が哀れであまり笑えません。この映画では重役を演じるため15kgくらい太って貫禄をつけたマット・デイモン。そのがんばりに★ひとつを追加して…。
犬・ときどき映画
2009年12月9日

インフォーマント!
★★ ウィティカーと言うキャラクターがユニークでも、起こっている事件自体は立派な経済事件。何故かウィティカー、突如として自社の価格カルテルを内部告発してしまう。ただ、何で告発したのかがいま一つ良く解らないんです。一応あとで何だかんだと理由は語っているのですが、最終的にこの男の言うことは全く信用できない。結局、表面的に見えることのみ、つまりFBIの捜査に協力するウィティカーのお惚け振り&意外な才気を楽しむぐらいしかなくなってしまったのでした。
LOVE Cinemas 調布
2009年12月8日


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