らくだの涙:作品を観た感想(2)
らくだの涙
「ちょっと県庁行ってきてくれる?ラクダで」自分が産んだ子供に乳を与えることを拒否する母ラクダ。弱っていく子ラクダのために奮闘する家族(人間)。切り札は都会から呼んできた音楽家の奏でる馬頭琴の調べ。 それ以外の時間ずーっとスクリーンにはラクダの表情とゴビ砂漠の砂嵐。 スピーカーからは砂の音とサビ付いた体育倉庫の扉のようなラクダの鳴き声。 すっかり癒されて…
今日のエンドロール
2004年10月5日
映画:らくだの涙
★★★ 知識が詰め込まれてるわけではなく、ナレーションがあるわけでもなく、淡々と遊牧の大家族の生活を撮っています。そこにあるのは厳しくそれゆえに美しいといえる自然と、肩を寄せ合いながら素朴な生活を送る家族と、彼らの生活から切り離すこと出来そうもない家畜である動物たちとの関係/絆です。
Pocket Warmer
2004年9月1日
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