IT /イット “それ”が見えたら、終わり。:作品を観た感想(20)

映画評「IT/イット“それ”が見えたら、終わり。」
★★★ 「こどもつかい」よりぐっと怖いのは良いが、ペニーワイズの背景や狙いがよく解らないのは左脳人間には弱い。サスペンスより本能的なショックに頼りがちであることも余り気に入らない。しかし、思春期映画にミステリー趣味を交えて進めたため平均的ホラーよりドラマとしての見応えがあり、キングのホラーの映画化としては良い部類であると思う。
プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
2018年8月31日

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
★★★ 舞台設定を80年代にしたのは良かったように思う。子供が主人公のホラーで130分を超える尺(原作の表面をなぞってるだけで全然足りないけど)ですが、なかなかうまくまとめているとは思う。言ってしまえば学校の怪談的、「子供だまし」の延長上。
いやいやえん
2018年2月21日

映画『IT/イット “それ“が見えたら、終わり。』悲しみと爽快感!withツバ飛ばし
“恐怖“の物語は、確かに、恐ろしかったけれど、ただ恐れおののくのではなく、自分や他人の心や態度を映す鏡のようでもあり、震えながら面白かった!見て感じる恐怖―だけでなく、人物たちにある“恐怖“というのが、面白い。人の恐怖を弄ぶ、などという輩(ピエロ)がこれでもかと、見る側の恐怖と“腹立たしさ”までも、ツンツン突いてくるのが、ニクイ。
yutake☆イヴの《映画☆一期一会》
2018年2月13日

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
冒頭で少年が紙で作った船を追いかけて、水の流れとともに、邪悪なピエロ、ペニー・ワイズに接近して行く映像が巧妙で上手いと思った。それを見ながら無関心な大人との対比もお見事であります。本作を一言で表すならば、「めちゃくちゃ元気が出るホラー映画」なんです。
映画に夢中
2018年1月10日

「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」
作品の設定と同じ、夏(夏休み)に公開すべきだったと思う。私はこの作品を子供向けだと断定したのだ。ただし、子供と言っても中学生(〜高校1年生位まで)限定。鮮烈な赤と、これもう絶対に怖いだろう、なピエロの登場。いずれも満を持しているが、結構頻回だったりするので、心無い大人としては、あ…また…、と思わなくもない。中学生ならこんなホラーは絶対に観ておいた方がいい。友情あり、対立あり、初恋あり、探検あり、のホラー。
ここなつ映画レビュー
2017年12月4日

「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」
★★★ スティーヴン・キング原作の「スタンド・バイ・ミー」の雰囲気に近い、子どもたちが結束しての青春を感じるところが好感のもてる作品。少年少女のうちの紅一点の娘に、やはり男子たるもの、惹かれてしまいますな。かわいいし。
或る日の出来事
2017年11月30日

「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」:こわくないよー
「前半は『スタンド・バイ・ミー』っぽいし、後半は『グーニーズ』っぽい映画だと思いました。ホラーとしてはちっともこわくありません。そして面白くもないという。これはノー・スター映画です。
大江戸時夫の東京温度
2017年11月25日

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
★★★ ホラーとしてはそんなに怖くない。原作では少年時代と大人時代を交互に描写しているようだが、本作では少年時代のみにスポットを当てており、ホラーだけど、どちらかと言うと少年達がそれぞれ抱えるトラウマに対して立ち向かうジュブナイル映画っぽい感じ。
だらだら無気力ブログ!
2017年11月21日

『イット』を109シネマズ木場1で観て、
★★★ 恐怖シークエンスはいっぱい入れられる(モジリアニとか(笑))のに根本で心底からは怖くない、変な恐怖映画として出来上がった。女の子ちゃんがビッチで可愛いけど純情っぽさも残っててよかった。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2017年11月14日

IT / イット “それ”が見えたら、終わり。
大枠とオチ程度しか覚えていないことが逆に吉と出たといったところだし、出来不出来の差が激しくあるキング原作映画のなかにあってかなり出来のイイ部類に入るのではなかろうかと。ペニーワイズはTV版で演じたティム・カリーの方が見た目的にも遥かに怖いものがあったなぁ。個人的な意見としてはこういう得体のしれないピエロとか怪人ってきっちり作り込んむより、メイクがハゲてるとか中途半端感というかチープ感があった方が逆に怖く感じられるように思えるんだけどなぁ。 大人版のキャスティングに期待。
風情の不安多事な冒険 Part.5
2017年11月12日

『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』
ホラー映画としての怖さはあまりない。スティーブン・キングの小説を'50から'80に変更したことで、ジュブナイル作品としても、またノスタルジー作品としても大きな成功を収めた映画だ。思春期の男女関係も気になる素晴らしきノスタルジーなジュブナイル映画だ。
こねたみっくす
2017年11月11日

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
★★★ 英語の“It”って、鬼ごっこの鬼を意味するそうだが、他にセックスとか性的魅力という意味もあるそうだ。そうなると「見えたら、終わり。」も意味深な感じがする。
佐藤秀の徒然幻視録
2017年11月11日

『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』('17初鑑賞122・劇場)
★★★★★ 時代背景が80年代ですが、作品自体も80年代のホラー映画を意識したような描写が多く、非常に楽しめました。ホラー作品としては、『死霊館』ほどの怖さはなく、子供向けの印象。観終わった後の感触は、ホラーというより、青春ストーリーといった感じ。
みはいる・BのB
2017年11月8日

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。・・・・・評価額1700円
ちょっとビターでノスタルジックな思春期の情景と、ワクワクゾクゾクのホラー要素がバランス良く融合した快作だ。「E.T.」や「グーニーズ」、そして嘗てのスピルバーグ映画にオマージュを捧げた、J・J・エイブラムスの「SUPER8/スーパーエイト」などと本作の香りはごく近い。旧作もなかなか良い出来だったが、今回の映画版は数段上をゆく素晴らしい仕上がりだ。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2017年11月7日

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。  監督/アンディ・ムスキエティ
★★★★ 本作のビル・スカルスガルド演じる狂気を帯びたペニーワイズもなかなか良かった!“負け犬同盟”の少年少女7人もみんな個性的で魅力的。特にベバリー役のソフィア嬢は将来が楽しみ。ホラー映画にしては長尺となる二時間超も恐さは控えめながら退屈しない。
西京極 紫の館
2017年11月7日

IT/イット“それ”が見えたら、終わり。
★★★ TV映画の『IT』は見たことあるのですが、あまり面白くなかったので記憶が欠けています。そもそもピエロという恐怖の存在が日本人向けではないので、まったく怖くなかったという印象が残ってるだけです。そんな状態で今作を観ると、同じキング原作の『スタンド・バイ・ミー』を彷彿させるジュブナイル映画だ!と真っ先に感じます。さらにピエロの本拠地である井戸の家の地下に潜入するシーンはまるで『グーニーズ』でした。子供たちがそれぞれの恐怖に打ち勝つという成長物語なのですね。
ネタバレ映画館
2017年11月6日

[映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』を見た]
こりゃ、面白い!よくもまあ、膨大な原作、7人の少年少女たちの悩み多い少年時代を無理なく2時間ちょいの尺にまとめたものだ。ビバリー役の少女は、スラーッと美しい容姿、赤毛の短髪、自分の魅力に無自覚な様子、強さと優しさを併せ持ち、魅力的なヒロインだった。
『甘噛み^^ 天才バカ板!』 b...
2017年11月5日

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
家で夜に観たら怖かったかもしれませんが、昼間にほほ満席のシネコンで観たせいか思ったほど怖くはありませんでした。でも恐怖の煽り方がうまかったですねー。ホラーをプラスした少年たちの成長物語でもあるかなと思います。
☆yukarinの映画鑑賞ぷらす日記☆
2017年11月4日

劇場鑑賞「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」
ホラー版「スタンド・バイ・ミー」ですね。ホラー部分はそんなにグロくはない。ペニーワイズを演じたのはビル・スカルスガルド、怪演でした。全体を通して、子供でも楽しめるホラー作品に仕上がっていたと思います。年齢制限をつけたのはもったいない…。
日々“是”精進! ver.F
2017年11月4日

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
1990年の映画のリメイクらしい。ここでの見どころは紅一点ベバリー・マーシュを演じたソフィア・リリス。採石場跡における清冽なシーンがあるのでお楽しみに。おっさんでもちょっと胸がキュンとなる展開でおすすめである。これはたぶんオリジナルより出来がいいのではないかと思う。
あーうぃ だにぇっと
2017年10月19日


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