オカンの嫁入り:作品を観た感想(17)

別館の予備(感想216作目 オカンの嫁入り)
★★★★ 予想以上に満足させられる内容だね急に若いの連れ帰って来て宣言したら 娘が激怒して大家のへ行くの分かるよ 過去に娘ストーカー被害&研二の死で母は手術しても無理な病気の背景あったけど3人の微妙な関係なども色々と面白かったよ 大竹しのぶ&宮崎あおい親子で共演だけど予想以上に違和感もなくて良い感じだった
スポーツ瓦版
2012年4月15日

オカンの嫁入り
★★★★ あおいちゃんと大竹しのぶの初共演となる家族をテーマにした母と娘のハートフルドラマ映画。実力派の共演と、あらすじをみて「間違いなくハズレではない」と。安心して鑑賞。さすがですね。そして、いつも一人突っ込みしちゃうけど、「あおいちゃんかわいすぎる!!」 でも、大竹しのぶの白無垢姿は正直きつかった。白塗りする分、皺とか目立つし。桐谷健太さん、暑っ苦しいけど、好きです。隣の高校卒業らしく、ちょっと親近感。
食はすべての源なり。
2011年2月27日

オカンの嫁入り
★★★ 悪くないのですが、何か居心地が悪いのです。日常劇なので細かいところが気になります。主演二人の変な大阪弁。生活感があるような、ないような部屋の中。なんだかなーと思いつつ観ていたのですが、途中から急に目が覚めます。月子の回想シーンのストーカーのステップアップ具合は凄かったです。パニック障害の表現もリアリティがありました。主演の二人は、大竹さんは大竹さん、宮崎さんは宮崎さんという感じでした。でも作品自体は、大がかりではないけれど、優等生的なつくりではないところがいいなと思いました。
映画、言いたい放題!
2010年10月28日

オカンの嫁入り
★★★★ 母娘ともども重大な秘密を持っていて、ともすると大層重苦しいジメジメした作品になりかねないところ、演じる大竹しのぶの持前の明るさ、宮崎あおいの可愛らしい雰囲気、それにそれに桐谷健太ら脇役陣の充実によって、全体として随分と明るい作品に仕上がっていると思いました。日常的なものと非日常的なものとがうまくバランスしているのは、監督の呉美保氏の手腕によるものでしょう。
映画的・絵画的・音楽的
2010年10月4日

『オカンの嫁入り』 (2010)
何気ないものへの細やかな描写の積み重ねでこの作品は成り立っています。とにかく、普段見過ごしてしまいそうな、そんな日常的な当たり前のものが、観ている間に何故かとてもいとおしく感じられてくるような、日本人の皮膚感と言ったらいいのかな、そんなものに支えられている作品でもあるんですね。日本映画らしい、監督の繊細な心遣いに満ち溢れた作品として、私はとても気に入ってしまいました。かつて、こんな映画が当たり前に存在していた時代があったんだよなあ、と懐かしくさえ思えてしまう「いい映画」だと私は思います。
よーじっくのここちいい空間
2010年9月17日

【オカンの嫁入り】
母親の恋愛を受け止められない月子と月子が大好きで今後のことを心配して大事なことを言い出せない陽子、どちらもとてもよかったです。プリプリ怒っても本気で家からは離れない月子は可愛いです♪そして一回り以上も年下のケンちゃんに本気な陽子も可愛い。ケンちゃんはとーってもいい男です!桐谷健太くんですが‥今までのどの役よりもこれ素敵だったんじゃないでしょうかー。陽子の希望は解るのですが…年齢的に白無垢はちょっときつかったかも。そこのところだけちょっと残念でしたが、とてもいい映画ですっ。これは女性にはグッとくる映画だなぁー。
日々のつぶやき
2010年9月15日

「オカンの嫁入り 」 タイトル通りの普通の映画
★★★ 長屋の隣近所の付き合いや食卓のシーンは、今ではこんな風に映画やドラマでしかリアルに感じられない光景。映画でこうして見せられると、どこかいびつな感じがするのは、製作者達の頭の中の「お茶の間」が展開されてるからなんだろう。だからこの終わって見れば目新しさも何もない映画だけれど、どこかでホロッとさせられ、親密な人間関係を考えたりと、ちゃんと見るべきものはそこにある。でもせっかくなら、ここにこの家族とその周囲の人々を描く意味を「何か」核となるようなものを持たせたら、もっと心に残る映画になるだろう。
soramove
2010年9月15日

「オカンの嫁入り」 この人しかいないと思えるキャスティング
映画を観終わると、この役にはこの人しか考えられないよなー、と思うときが時々あります。本作はまさにそのような感じでした。それも主演の二人ともに。天真爛漫さの内側に娘を思いやる優しさを持っている陽子。暗い影をもった表情の中に実は生命力のある明るさを持っている月子。この二人の登場人物は対照的に見えながらも、ともに感情の懐が深い役柄であったと思います。それを大竹しのぶさん、宮アあおいちゃんという、それぞれやはり演技力のある女優さんが演じ、この人しかないなというはまり方をしていたと思います。
はらやんの映画徒然草
2010年9月12日

オカンの嫁入り
想像していたお涙頂戴映画ではなかったのと、いい意味でも悪い意味でも非常に軽くて泣き所が少なかったのが残念。どちらかというとコメディに近かったかも。最後も驚くほどあっさりと終わり、重い気持ちを引きずることなく、楽しい映画をあっさりと観た感じ。話も難しくなく、少ない出演者はみな芸達者だったので安心して楽しめる映画。泣けなかったのは残念だけど、桐谷健太さんが素晴らしく良かった。ジェームス・ディーンには意表をつかれたけど、彼のおばあちゃんの本当の話は僕も全く一緒の経験があるのでドキッとした。
ゴリラも寄り道
2010年9月11日

オカンの嫁入り
★★★ 月子の家出先のお隣の大家さんは親戚のおばちゃんみたい。相談する陽子の勤務先の医師はまるでお父さんのように優しく月子の相談にのってくれる。そして研ちゃんもほんといい奴(笑) 電車に乗ることが出来なくなった過去のトラウマをもつ月子。そんな月子に前に進んでほしいと見守る母。突然の再婚でぶつかり合いながらも、お互いに思いあう母娘の姿がすごくリアルで共感してしまう。そして、そんな二人を見守る周囲の人々の温かさ。出来ることなら私も陽子のようなこういう生き方したいなぁ。優しい気持ちになれる映画でした。
voy's room
2010年9月9日

「オカンの嫁入り」
★★★★ 関西弁のトボけた会話が、ともすれば暗くなりがちな物語にユーモアと心の温かさをもたらしている。宮崎あおい、大竹しのぶの着実な演技も見事だが、周囲を固める役者たちもうまい。芸達者な俳優たちの演技合戦は安心して観ていられる。古い日本家屋、人々の温かい人情、子を思う母の愛情と、この映画には今や失われつつある日本と日本人の美点、心の故里が丁寧に描かれている。この映画に涙し、感動する気持を失ってはならないと思う。傑作とまでは言わないが、心が温かくなるいい映画である。多くの人に観て欲しいと切に願う。
お楽しみはココからだ
2010年9月9日

オカンの嫁入り
母親役の大竹しのぶは少し体重を落としたような外見で、突然若い男を連れていて結婚するという。娘の宮崎あおいは全く理解に苦しむが、母にしてやれる愛情表現だった。映画の進行とともに、感動が深まっていく。 母の問題はよくある健康上の問題で簡単ではないし、娘の心の問題も母と相談して解決できるものでもない。話が進むうちに徐々にほぐれてくる過程が、深い感動を呼ぶ。すばらしい女優二人の演技を見て欲しい。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2010年9月8日

オカンの嫁入り
プロポーズされてお受けしましたというセリフにニンマリ。もう、これだけの設定でどうなっていくんだろう、というのが見事としか。とても初共演とは思えないくらい二人は自然ですが家が大きすぎる。かなり年期の入った家だし庭等も広いし…どんなおばあちゃんなんだか…。最初は研二を受け入れられない月子でしたが、様々なエピソードを経て心を開いていくって言うのでしょうか。すごくいいですね。また陽子もなんで再婚しようと思ったのかも明らかになっていきます。よかったと思います。
単館系
2010年9月7日

オカンの嫁入り
これはなかなかに良い映画でした。全体的に母娘のやりとりなどをユーモラスに描きつつも、要所ではウルっとくるような内容は結構良かった。大竹しのぶが素晴らしく、陽子役は大竹しのぶ以外では思いつかないぐらいハマり役だったのではないかと。それに負けじと宮崎あおいも拗ねたり・むくれたりといろんな表情があって良かった。月子の反発はええ年した大人があそこまで頑なに反発するのは大人気ないかなと思いつつも、まぁその気持ちもわからんでもないです。それにしても、研二は陽子の何に惹かれたんだろうか?
だらだら無気力ブログ
2010年9月5日

オカンの嫁入り
★★★ 勘を働かせると、どうもこの結婚話は半ば仕組まれた八百長ではないかという疑問が湧いてくる。不思議にも婚約したはずの陽子と研二はそれほど仲睦ましくしているわけでもない。むしろ早く家族の一員になってもらおうとしている気配がある。本当の狙いは月子と研二が結婚してくれることなのじゃないのだろうか。研二なら月子を優しく包み込みトラウマから解放してくれるのではないかと。章も、そしてサクもこの"陰謀"の加担者なのじゃないかと。とすると、大竹しのぶ・絵沢萌子・國村隼というのは、ほんま、あんたら役者やのう。
佐藤秀の徒然幻視録
2010年9月4日

オカンの嫁入り
★★★ 観ている側は月子の目線にどっぷりはまっているのだと思う。従って彼女が徐々に研二を受け入れていくにつれて、こちらも何となく同じ気持ちにさせられる。これって宮崎あおいの演技力が素晴らしいということかも。母娘を軸にした人間模様を描いているとはいえ、やけに薄っぺらな印象は否めなかった。母がどれほどの想いを込めて月子を育てたのか、月子はどのように成長してきたのか。それぞれの人間性を形作るバックボーンが描かれていないのです。この2人の演技に惹き込まれて観てはしまうけど、結局何かスッキリしないまま終わってしまいました。
LOVE Cinemas 調布
2010年8月31日

オカンの嫁入り
人生とは何だろうなあと考えさせられる物語でした。二人の演技はさすがでした〜。二人とも笑顔が可愛い反面、睨んだ時の顔は怖いのですよね。そんなところも親子っぽいなあと思いながら観ていました。脇を固める桐谷健太さん&絵沢萠子さん&國村隼さんたちも良かったです。この親子が二人だけではなく温かい人たちの中で暮らしているという雰囲気が良く出ていて、観ていてちょっとうらやましくなりました。ラストシーンを観ながら、これから辛い時が来ても、きっとこの幸せな時間が哀しみを乗り切る力をくれるだろうなあと感じた1本です。
とりあえず、コメントです
2010年8月29日


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