チェ 28歳の革命:作品を観た感想(63)

チェ 28歳の革命(147作目)
★★★ チェ・ゲバラが独裁政権を倒すため、ゲリラを組織して革命のために政府軍と戦う展開だ。今から50年ほど前あった事実で納得する事は多いし、ゲバラが人のため戦う姿などはカッコ良かったよ。時系列がキューバ&会議の様な場面と交互イマイチだし、ゲリラ仲間の名前&顔は最後まで憶えられんよ。
別館ヒガシ日記
2010年2月21日

チェ 39歳別れの手紙
パート1は、キューバ革命が成就するまでが描かれているためにそれほどでもないのですが、パート2になると、失敗するボリビアの革命が描かれているためもあって、総じて暗い陰鬱な作品となってしまっています。チェ・ゲバラは、元々喘息もちであり、かつ39歳で射殺されてしまうわけですから、そんなに明るくは描けないのでしょうが、残された写真の雰囲気とか、ラテンアメリカ人の陽気さなどからすれば、もっと豪放磊落さがあってしかるべきではないかと思いました。
映画的・絵画的・音楽的
2009年11月19日

ちぇっ.. 「チェ part 1」
それほど長くは感じない。 前後編続けても見れそうだ。 ということは、それなりに面白いのだろう。 でもゲバラはもっと男前だし、 ベニチオがいくらゲバラになり切ったところで "チェ・デル・トロ"という愛嬌あふれる新しい人物像を造形しただけという気がする。 人気のない街と時折の銃声…そんな殺風景な市街戦のイメージが印象に残ったが、 この映画が初めて描いたものではないし、取り立てるほどのことでもないかもしれない。
シネマ走り書き
2009年5月24日

映画[ チェ 28歳の革命 ]&[ チェ 39歳別れの手紙 ]チェ、君は狂ってるな!
バッシングを浴びせられた他国をも、最後には称賛の拍手へ変えてしまう彼の毅然としたスピーチや革命中にみせる彼の統率力には、ある種のカリスマ性を感じさせられるものだった。いついかなるときも、彼には"闘い"という意識があり、それはキューバ代表としてニューヨークで開催された国連総会でのスピーチに、普段と変わらぬ戦闘服のぞんだことにも表れていた。
アロハ坊主の日がな一日
2009年3月12日

チェ 28歳の革命☆かつて、世界を本気で変えようとした男がいた。
ドキュメンタリーっぽくはあるけれど、革命そのものを描くのではなく、チェの生活面や人間性を中心に周りとの関わりを交えて描くことで、彼の姿を感じ取ることができたというのかな…小さなエピソードを紡ぐ様にした物語からすべて知ることは到底無理なことですが、彼の行動がその後に語られる言葉通りに愛から湧き出てくるものであろうことは感じ取ることができました。そう、何をやったのかではなく、彼を感じさせる映画のような気がします。
☆お気楽♪電影生活☆
2009年2月16日

チェ 28歳の革命
★★★★★ 彼が革命のカリスマになっていく様子がよくわかりました。ゲバラの人柄や信念については理解できました。なぜこのように革命が起こったのか、もっと詳しく世界情勢を盛り込んで欲しかったです。国連での演説等は、ドキュメンタリー風でよかったです。アメリカが悪者という感じでしたが、仕方ありませんね。長い映画でしたが、あまり時間は気になりませんでした。とても見応えがありました。
玄米遊女夢映画
2009年2月15日

『チェ 28歳の革命』
部下たちに読み書きなどを教えこんでいく側面、革命家として信念をもって生きている側面、国連会議でのパフォーマンスから感じるカリスマ性など、映画の中に散らばっているピースを重ね合わせると、そこにはとても魅力的に感じるチェ・ゲバラという人がいることを感じさせてくれる作品にはなってると思う。観ていて思ったのは、ドキュメンタリー映像を見せられているような、どこか淡々と描かれている気がするなーという点。
cinema!cinema!ミーハー映画・DVD
2009年2月13日

『チェ 28歳の革命』面白かった・・・
孤高といえばいいのか、孤独といえばいいのか分からないけど、みんなを指導して進んでいくという感じではないように感じました。もちろん個人として、医師として、人とのつながりは大切にしているのはわかります。革命軍の指揮官としてしっかりと組織を率いていきます。だから厳格ではある。しかし、彼だって平和的な方法をとる方がより良い、とは述べているのです。アメリカの抑圧を受けていた当時の中南米の中では平和的な手段は通用しない。だから、銃を手に取るしかないんだというのが彼の結論です。
自由の森学園図書館の本棚
2009年2月2日

チェ 28歳の革命 △9
感激の"ゲバラ決定版"になった。ナレーションが彼自身だから自然と[ゲバラ日記]を彷彿させ、目頭が熱くなる。自分の身近なこと、出来ることを淡々と行う彼の姿。身の回りをきちんとして、革命に関する理想が少しもブレを見せない辺り、誰しもが彼のカリスマ性に納得できることだろう。国連の会議のシーンでは、わざと高音で喋るデル・トロ。思わず驚いてしまった。丹念な役作りの賜物なのだろうなあと。素晴らしい。
レザボアCATs
2009年1月27日

「チェ・28歳の革命」
★★★★ 人の魅力というのは、時としてその国籍、主義主張を超えて感じることがあります。私はこの映画の主人公であるエルネスト・チェ・ゲバラにそういう魅力を感じます。政治的な主張や革命における主義などは別にしても、ゲバラという人は人間的に尊敬できる人物だと思いました。何故危険を冒してまで他国キューバの革命に身を投じたのか…その起爆剤の原点は[モーターサイクル・ダイアリーズ]の中に描かれています。
ひきばっちの映画でどうだ!!
2009年1月26日

チェ 28歳の革命
映画本編は革命の戦闘と、革命後のインタビュー受けてる映像が交互に流されたりして、時間が混乱したし、戦い続けてたらいつの間にか革命が達成されてたみたいな感じで、なぜアルゼンチン人であるチェがキューバのために革命を起こそうとしたのか、どのように成し遂げていったのか、よく分からなかった。実際革命中の人って戦ってばかりなのかもしれないけれども。2本目を観たらその辺がもうちょっと分かるのかね〜。
欧風
2009年1月24日

映画「チェ 28歳の革命」
★★★★ 山岳地帯をずっと歩き続けている時間が長く、地味な行動。抜けたいものは、去ってもよいと問いかける場面があったが、それだけ、過酷であり、強い覚悟がないとできるものではなかったのではないか。喘息持ちで、苦しそうな姿が印象に残っている。しかし、人の前に立ち、ゲリラ戦を指揮するチェの姿は、勇敢だ。何が最良の道かを真剣に考え、住民たちや投降した敵軍を傷つけない。命を粗末にしない彼の姿がそこにあった。
<花>の本と映画の感想
2009年1月22日

チェ 28歳の革命
国連のシーンはモノクロ、メキシコのシーンはゲバラの風貌が違っているので、切り替えはわかりやすかった。面白かったのはやはりゲリラ活動のシーンかな〜。チェ・ゲバラを演じたベニチオ・デル・トロの熱演が素晴らしい!20世紀最大のカリスマと言われたチェ・ゲバラを知るのも悪くないですヨ!ワタシは、もっとゲバラを知りたくなりました。教養もあり、礼節を重んじ、紳士的な所に惹かれます。何かを感じられる作品だと思います。
愛猫レオンとシネマな毎日
2009年1月22日

『チェ 28歳の革命』 ('09初鑑賞5・劇場)
ゲバラは、ゲリラに参加希望の農民たちに、読み書きができるか?と問います。読み書きができないと人に騙されやすいとうのがその理由。進軍の合間にも、メンバーに数学の問題を解かせたり、常にノートと鉛筆を持つよう進言したりします。このあたりが、指導者として、いまでも慕われている所以なのでしょうか。ただ、映画作品としては、ほんま正直な感想ですが、かなり退屈。この132分はちょっと長く感じました。
みはいる・BのB
2009年1月21日

チェ28歳の革命
なんと自分に厳しく、周囲にも厳しく、厳格でストイックでとても知性的で強い信念を貫いた人なのだろうか。そして、そんな彼がキューバへの密航、密林のなかでのゲリラ戦、拡大する戦線と他の勢力とのパワーバランス、最終局面たる市街戦にいたる過酷な状況の中で、一貫してサポートし続けた、フィデル・カストロの強烈なキャラクターがより浮き彫りにさせるように、自分には思えた。
くぬぎのしっぽ
2009年1月21日

映画『チェ 28歳の革命』
キューバはWHO(世界保健機関)お墨付きの医療大国っていうじゃありませんか。しかも、食料自給率も高いって話。どうしてそんな国になったのか不思議でした。で、今回この映画を観てほんのちょっとだけわかったような気がしますわ。映画の中で派手な戦闘シーンよりも、チェ・ケバラが部下を教育しているところや、国連で演説している映像がとっても印象に残ってよ。[チェ 39歳別れの手紙]の公開が待ち遠しい。
『WebCADD.com』の管理人ブログ
2009年1月21日

映画「チェ 28歳の革命」(2008年、西・仏・米)
★★★★ Guevaraの人間的な魅力に惹かれ集まったメンバーからなる部隊が、山中のゲリラ戦で次々と敵を破っていく様子が、ドキュメンタリータッチで淡々とつづられていく。一転、山場のサンタクララの攻防戦は手に汗握るアクション場面の連続だ。勝利したGuevaraたちがジープでハノイへ向かうところで映画が終わるシーンは印象的だ。
富久亭日乗
2009年1月21日

『チェ 28歳の革命』
50年前に本気で世界を変えようとした人。武力闘争を支持することはできませんが、虐げられている人達に寄り添うぶれない信念は人間として惹かれます。主演のベニチオ・デル・トロは見事。勝利してもなお、浮かれることのないゲバラ。彼は最大多数のために無私に徹することができる人。でもあくまでも理想を追い続ける彼と回りとのズレがラストのせりふに表れていて、今後の行き先を暗示しているよう。
CouchCinema*カウチシネマ / b
2009年1月19日

チェ 28歳の革命
時間軸は前後はしてたものの話の流れは明快で、置いてかれることはなく、後半はかなり引き込まれました。が、理解できたとは正直言えません。説明することなく、彼を英雄として誇張することなく、ただただ引いた目線でゲリラ戦を見せられた。という感覚。それでも、彼のカリスマ性はしっかりと伝わってきました。独裁政権に苦しむキューバを救う情熱。自分に厳しい。上に立つ人間はこうでなくては、と思う。
えいがの感想文
2009年1月19日

☆「チェ 28歳の革命」
★★★ 革命成功後にチェはアメリカに渡り、国連総会で演説したり、インタビューに答える映像が途中何度も入ってきて…彼の話はとても興味深いけど革命のストーリーをぶつ切りするような編集になっちゃって、ちょっと集中しづらい。ストーリー的には余り意外性はなく、デルトロ演じるチェの言動が一番のポイント。デルトロは迫真の演技だけど、まだまだ序章…みたいな内容ですね。
☆☆ひらりん的映画ブログ☆☆
2009年1月19日

チェ 28歳の革命
なぜゲバラは医師から革命家へと転身したのか、なぜゲリラ戦でなければならなかったのか、しいてはキューバ革命とはなんなのか、そんな疑問の答えはこの映画にはない。感情を廃して淡々と描く、そこが良くも悪くも最近のソダーバーグ監督なのだ。ときどき差し込まれるキューバ革命後の国連での彼の演説は、諸国の反論に対するゲバラの熱き演説を映し出す。そんなゲバラを、デル・トロは見事に演じている。
tomozoのうれし☆たのし☆大好き
2009年1月18日

【映画】チェ 28歳の革命
★★★★ 実話をベースに淡々と語られているような感じがした。その時々でゲバラがどう思ったのかや何を考えたのかという部分は割愛し、事実のみを伝えていく手法を採っていたのに好感を覚えた。それでも"人となり"という部分についてはちゃんと触れられたような気がした。ゲリラ活動の最中、兵士たちに読み書きを教えるエピソードに、国のために底辺の底上げをしようという意識を感じることが出来たのが良かった。
新!やさぐれ日記
2009年1月18日

「チェ 28歳の革命」
ゲバラがカストロと出会い革命参加を決意し、それをやり遂げるまでの数年を淡々と、インタビューや国連での演説とクロスオーバーさせながら描く、まるでドキュメント作品を観ているような演出にはやや驚きました。一つひとつのやりとりの積み重ねで信頼を築き、強い影響力を発揮するに至ったチェ・ゲバラという人物の実像を理解するのには、こういうやり方もありなのだと思いました。"渾身の一作"といえる出来だと思います。
ハピネス道
2009年1月18日

「チェ28歳の革命」端折り過ぎだが
わずか82人でキューバに乗り込んだ革命軍が、なぜ2万人のバチスタ正規軍に勝つことができたのか、ということがよく描けている。国連でのゲバラの演説とインタビューのシーンは緊張感にあふれている。ベニチオ・デル・トロはゲバラが革命家として成長していく姿を見事に演じている。カストロと出会ったばかりのシーンと国連演説のシーンがとても同じ人物には見えないぐらい素晴らしい役作り。
ももたろうサブライ
2009年1月18日

チェ 28歳の革命
全編を通して観たかったのは事実。これは残念のひとことに尽きる。作品自体はストーリー展開を把握するのは比較的楽である。小細工や難解な展開は殆どなく、淡々と事実を追っていて構成がしっかりして、ストレートにゲバラとその行動を伝えようとしたところは昨今の作品では珍しく評価できる。デル・トロの演技は、特別な場面こそないが、この役どころと作品の意図を良く理解しつくした演技に賞賛したい。第2部には更に期待。
利用価値のない日々の雑学
2009年1月18日

[映画『チェ 28歳の革命』を観た]
地味で、でも味わい深い作品だった。ゲバラの革命道行きを淡々と映していくのだ。チープ感はない。だからと言ってゲバラが、なんか大上段に語るわけでもなく、作品自体も骨太にテーマを振りかざしてもいない。ゲバラの活動範囲を忠実に活写するだけだ。しかし面白いのである。ゲバラは別に癖のある性格でもなく、真面目な革命家^^;なのだが、そんなゲバラの仲間とのささやかな会話などに、何とも作品の魅力がある。
『甘噛み^^ 天才バカ板!』
2009年1月18日

『チェ 28歳の革命』ひげは濃厚、映画は淡々
印象に残ったゲバラが部下から相談を受けるシーン。中間管理職みたいな仕事もやっていたんだなぁと感心した。グロテスクな死体を映して「これが戦争の残酷さだ!」 なんて演出も、一人の兵士が大活躍して「これが戦う男の格好よさだ!」 なんて演出もなかったのも好感。とにかく淡々としていて、あざとかったり説明過剰だったりする描写がないに等しい。ソダーバーグ監督は、なかなか渋い映画を作ってくれたようで。
常楽ブログ
2009年1月18日

映画「チェ 28歳の革命」
国連総会での演説が細切れに挿入される今回の映画はちょっと違和感を覚え残念な感じがする。できれば、もっとカストロとの人間的な関係を見せて欲しいし、ゲバラの妻となるアレイダ・マルチとの関係も掘り下げて欲しい気がする。とはいえ、最後に語られるPART2[チェ 39歳 別れの手紙]、革命成功の喜びと友との別れの悲しみが綴られたその手紙に、結末は分かっているけど期待が膨らみます。
茸茶の想い ∞ 祇園精舎の鐘の声
2009年1月17日

【チェ 28歳の革命】
予想外に淡々とした展開だった…。でも様々なエピソードから彼の人となりは想像できました。持病の喘息を持っていながらのゲリラ戦は相当苦しいものだったでしょう。それでも黙々とやるべきことをやる。常に正しくあろうとするその姿勢が人を惹きつけるのでしょう。常に理想を持って自分にも他人にも厳しくいる姿は燐としていてさすがカリスマと言われるだけのことはあります。
日々のつぶやき
2009年1月17日

「チェ 28歳の革命」人は変われる、国はどうだ
★★★ 彼が何故銃を持たなければならなかったか、そんな素朴な疑問には答えず戦いを仕掛けていくので、美名においてどうしてもという理由をもっと印象的に納得させて欲しかった。若く理想に燃え、その手段はともかく意志を行動で示し達成感さえ手にいれたのだから、それは幸福なことだったろう。でも完全なものなどなく、彼はまた別の方向へと視線を向けて行く。 早く続きが見たいね。
soramove
2009年1月16日

チェ 28歳の革命
功績とか実績は何となくわかってるだけに、そこまでの軌跡を淡々ととにかく淡々と描かれていたように思えた。もちろん戦争アクションシーンはそれなりにあるのだけど。本編終了後の[チェ39歳〜]の予告を観る限り、そっちの方が面白そうな感じであった。せっかくなのでも少し知識を付けてから後編へ望むつもり。
映画君の毎日
2009年1月15日

『チェ 28歳の革命(CHE: PART ONE/THE ARGENTINE)』
革命を志して少人数でゲリラ戦を始め、サンタクララを制圧するまでがわりと淡々と描かれる。外国人でありながら何故あそこまで革命を志したのかとか、カストロとの心の交流みたいのがもう少し欲しかったけど。とはいえ、愛と情熱を抱きながら泥臭いゲリラ戦を戦い抜いたチェ・ゲバラの心意気は伝わりました。やっぱ特に男は革命モノには弱いよね。チェ・ゲバラ好き多いし。
CHAOS(カオス)
2009年1月15日

映画「チェ28歳の革命」
メキシコでカストロと出会ったアルゼンチン出身の医師チェ・ゲバラが、持病の喘息に苦しみながら、キューバ上陸からサンタ・クララ制圧までキューバ革命へと突き進む過程が描かれる。国連での演説やインタビュー等のモノクロシーンも挿入され、激しいゲリラ戦が圧巻。他の反政府勢力との共闘関係も詳細に描かれ、2時間半の長さを感じない。でも事前に復習して…内容がやや難しい。[チェ39歳別れの手紙]も早く観たい。
Serendipity !
2009年1月14日

チェ 28歳の革命
★★★★ 映画をみていると、なんとなく彼の魅力がわかってくる。ゲリラ軍がキューバの人々に受け入れられていったのは、農民たちに礼儀を尽くし、敵兵にも手当てをし、負傷したものもすてていかず、そんな愛に満ち溢れているチェ・ゲバラがいたからであり、彼がカリスマにならないわけがないって思った!映像がゲバラと行動をともにしているような錯覚になるというか…銃音や草をはっている音が妙にリアル、だからずっと緊張感がある。
☆C'est joli〜ここちいい毎日を
2009年1月13日

チェ 28歳の革命
何と言ってもゲバラを演じたベニチオの存在感です。銃撃戦や爆破シーンの迫力よりも。ベニチオの鬼気迫る演技に魅了されまくりで、ゲバラという人間の器の大きさに感銘を受けました。その辺の人とは、志のスケールが全然違う。天性の革命家なのかもしれません。印象に残った場面が2つ。闘いの合間には読書に集中していました。もう1つは、医者としてのゲバラ。感動を覚えたし、1人の人間として尊敬の念が止みませんでした。
映画通の部屋
2009年1月13日

チェ28歳の革命
大袈裟にドラマティックに仕上げていなかったのは好印象でした。インダビューや国連スピーチなど時代の新しいシーンはモノクロ、キューバ革命を起こす決意をしてから成功するまでの古い時代の映像はカラーとメリハリをつけているのでわかりやすく、退屈に思うことはありません。映画を通してだけどゲバラの魅力は伝わってきました。民衆を愛するからこそ救いたいと思うし国を愛すればこそ良くしたいう信念を理想論で終わらせることなく貫いた精神は素晴らしいー。
いとし・こいし
2009年1月13日

チェ28歳の革命 何故、革命は成功したのか?
[チェ 28歳の革命]は極めて硬質な乾いたタッチの作品。それだけに革命のイデオロギーやゲバラの偶像化につながる作品とはなっていない。従って、この映画には革命のロマンなどという要素は全くない。空爆や列車転覆など所謂スペクタクルシーンにおいても時として脱力するような、スローなタッチであるが、逆にそれが迫力を感じさせるものになっている。[39歳別れの手紙]はどのように展開されるのだろうか?
映画と出会う・世界が変わる
2009年1月13日

チェ 28歳の革命
★★★ ☆連続しない人生の一部分を二部作で構成する個性的な伝記映画だ。カリスマ的な革命家チェ・ゲバラの半生を描くが、今回はカストロと出会いキューバ革命を成功に導く、最も"生きた"瞬間を描く。時には犠牲や厳しい粛清も強いるゲリラ戦が奇跡的に成功する実態は、興味深い。世界中で、無条件にカッコいいと思われているゲバラ。叙情的な演出はいっさい省き、行動のみを追うこの映画は、正しい入り口になりそうだ。
映画通信シネマッシモ☆プロの映画ライター
2009年1月12日

チェ28歳の革命
ゲバラの内面がもっと知りたかったなあ。今ひとつ彼の心情に触れられなかったかも。なので、チェ・ゲバラの人物像をつかみ切れなかったのかもしれない。国連の場面で通訳の男に言う「必要不可欠な人間なんていないんだ」という言葉が印象に残ったなあ。彼自身「カリスマ」なんて思っていなかったんだなってよく分かる。ゲバラは「革命家」カストロは「政治家」この違いがうっすらとわかったよ。
ぷち てんてん
2009年1月12日

チェ 28歳の革命
サンタクララでの激戦はもうスクリーンに釘付けでした。チェ・ゲバラという人が何故伝説の革命家となったのか、この映画を見るとなんとなく分かる気がします。革命という事には妥協を許さない、しかし一方で地元の女性や子供達には優しく接し読み書きが出来ない若い兵士には読み書きを教える。第2部は彼がキューバを去りボリビアで死をむかえるまでを描いてるそうで、こちらもとても楽しみにしてます。
Diarydiary!
2009年1月12日

チェ 28歳の革命
★★★★ 長い、ちょっと難しいけど…でも良い!分かる!チェ・ゲバラの正義感とか男気とか愛とか!!それと言うのもやっぱり彼を演じたベニチオ・デル・トロの熱演だよねぇ。重要なシーンはモノクロで描かれていてドキュメンタリーのようだった。そして続編となる[別れの手紙]には友人カストロへの信頼に溢れている。かつて本気で世界を変えようとした男がいた。皆さまもチェ・ゲバラの半生に触れてみてください。
UkiUkiれいんぼーデイ
2009年1月12日

チェ 28歳の革命
革命のリーダーにしろ、テロのリーダーにしろ、むしろ裕福な家庭のインテリというパターンはチェも例外ではない。映画でも、彼の観念的な世界観と現実的な部下との間での齟齬がそれとなく表現されていた。基本的に良家の息子さんだ。彼が国連演説のためにニューヨークに来た時のインタビューで「個人主義」を否定する場面があったけれど、この映画でも、表向きとは別に言外に彼自身の「個人」が奥床しく表現されていたような。
佐藤秀の徒然\{?。?}/ワカリマシェン
2009年1月12日

チェ 28歳の革命
★★★★ 娯楽色を排除し、ドキュメンタリータッチで描かれている本作品は、政治の生々しさが伝わってくるようで、民衆の安定した暮らしは、指導者の血と涙の結晶であるのだな、と感じました。指導者たるもの、革命家たるものの血が滲むような努力、そして確固たる信念は、余所の国の人間が見ても充分にこれ、尊敬に値するものなのだと思います。チェ・ゲバラを演じたベニチオ・デル・トロは、堂々たる演技であったと思います。
サムソン・マスマスラーオの映画座
2009年1月12日

☆☆☆☆ 『チェ 28歳の革命』
★★★★ 情緒的な描写はまったくないに等しく、クールに突き放したような視点から描かれていて、退屈するかと思ったら、戦闘シーンのドキュメンタリー映像を見ているようなリアルさの効果のせいか、2時間ちょっとがあっという間に終わった。革命軍の10倍くらいの兵力を持つ政府軍があっけなく降伏してゆくところを見て、なるほどこういうことだったのか、という革命が成功した理由が何となくわかった気にはなった。
映画の感想文日記
2009年1月12日

*チェ 28歳の革命*
映画としてはとても素敵で、アジアとはちょっと違うキューバのジャングルの様子、後半ハバナに近い町ではカラフルな建物はきれいだけれど人々の貧しい生活も垣間見られました。そしてこれはゲバラがどういう人であったかに主眼が置かれている作品なのでそれはとても丁寧に描かれていました。本当に自分に厳しく、弱者に愛のある人です。う〜ん…これはやはりかなり予備知識が必要ですね。
Cartouche
2009年1月12日

「チェ 28歳の革命」
★★★ ドキュメンタリーが苦手な私にとってはこういう社会派作品はかなり難しいです。正統派な伝記なので面白いというシーンはないのですが、彼の思想とか思いとか興味深いものがあります。[39歳 別れの手紙]をみるまえに、もう一度チェ・ゲバラという人物を勉強して、この作品をみておいた方が良さそうです。デルトロさまは完璧に革命家になってて視線が鋭い。こんなデルトロさまもやっぱり素敵。
てんびんthe LIFE
2009年1月12日

『チェ28歳の革命』を観たぞ〜!
多少の予習が必要だったかなと思えました。カラーとモノクロ、インタビュアーの存在、冒頭の解説など、随所に親切心は垣間見られるのですが、圧倒的な情報量で多少の混乱をきたしました。逆に言えば、チェ・ゲバラに詳しい人にはたまらない映画だと思います。国連総会で演説シーンの魂の叫びは凄かった。さすが、ベニチオ・デル・トロ、カンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞しただけはある熱演でした。
おきらく楽天 映画生活
2009年1月11日

【妄想159】「CHEチェ 28歳の革命」 感想
映画は淡々と進む。ゲバラを中心に話は進むけど、特別英雄視をしているわけではないし、良く知られたセリフが出てくるわけでも派手な演出もしていない、丹念に丁寧に彼の軌跡を追っている。ただゲバラの表面的なかっこよさや、根拠のない憧れだけで観るとこの映画の真の素晴しさがわからなかったのだと思う…。[CHEチェ 39歳 別れの手紙] 必ず観に行きます。
日本妄想協会 paradigm shift
2009年1月11日

「チェ 28歳の革命」みた。
キューバ潜入から「打倒バティスタ」で進み続け、革命達成までのところ迄を淡々と描いたのが[28歳の革命]。その2年間の道程からチェの人となりであり、考え方や理念などを知り、人々が"チェ"に惹かれ慕う理由、"カリスマ"と言われる理由に納得する。おおよそ彼の言動は理路整然としていて至極もっとも思える。とりあえずは[39歳別れの手紙]を見てから考えたいと思う。一生を描くには偉大すぎる人物かもしれない。
たいむのひとりごと
2009年1月11日

チェ 28歳の革命
★★★ ☆私がキューバに持っているのは、"唯一成功した社会主義国"というイメージ。タイトルからも、成し遂げた空気が漂ってくるのでちょっと安心感はありましたね。カストロに信頼されていたゲバラは、医者でもあり、仲間や農民にはとことん情があります。革命後もソビエト連邦を批判したりと、完璧な共産主義に大きな理想を抱いていたんだなぁと思いました。デル・トロ、カッコよかったし、キューバ革命の詳細を知ってから、もう一度観たいなぁ。
☆試写会中毒☆
2009年1月11日

チェ 28歳の革命
キューバ革命を成し遂げるまでの戦闘を通して、チェ・ゲバラという人物像がよく伝わってきた。1つの目標を達成した彼だが描かれている通りの人物であるならば、これが最終目標ではなく、次に取り掛かるべきものを見出すに違いないと、何も知らなくても感じるのではないか。そして、それが描かれているはずの、本来、こちらが主題であったという後編がとても待ち遠しく感じられて仕方ない。
悠雅的生活
2009年1月11日

チェ 28歳の革命
キューバ革命時代を淡々と描いて上映時間が長め、人物関係がわかりづらいので観ていて疲れるかもしれません。伝記物となればどうしても対象の人物をヒロイックに描きがちになりそうなもんですが、ここでのゲバラは喘息の発作に苦しみながらも、読み書きができない兵士には勉強しろと薦めたりと等身大のゲバラが描かれていたと思います。これは是非[チェ 39歳 別れの手紙]も観ないと。
だらだら無気力ブログ
2009年1月11日

☆チェ 28歳の革命(2008)☆
★★★★ ドラマティックな盛り上がりやエンタメ性は皆無の映画です。彼の人となりを丁寧に描いていて、いつのまにかゲバラの魅力に惹きこまれ、第2部の予告編を観て涙してしまう自分がいました。権力を手に入れるためではなく圧制に苦しむキューバ人を救うべく、革命を成し遂げたチェ・ゲバラ。彼自身が魅力的な人物であったからでしょうか、演じたデルトロが素晴らしかったからでしょうか、飽きることない2時間ちょっとでありました。
CinemaCollection
2009年1月11日

チェ 28歳の革命
★★★★ 負傷した仲間の介護をしたり、読み書きを出来ない農民に行軍中に教えたり、脱走して農民を殺害した部下を容赦なく処刑したりしますが、彼の"前線で戦うだけが革命ではない"というポリシーが非常に良く解るエピソード。本物のゲバラに密着しているような錯覚すら感じてしまいました。映像から伝わってくるメッセージ、想いは確かに我々に届きました。[チェ 39歳別れの手紙]に期待したいと思います。
LOVE Cinemas 調布
2009年1月11日

チェ 28歳の革命
★★★ 映画というよりドキュメンタリーものっぽい感じ。決してつまらなくはないし観て損はない作品ではありますが、感動したとまではいかなかったです…。しかし世界中でカリスマ的な存在になっているチェ・ゲバラの人となりはよくわかりました。監督が言う"チェという人間と一緒にいること、それはどんな感覚だったのかを味わってほしい"という点では同じ目線で見られたので、感覚は味わえたような気もしますね。
映画鑑賞☆日記・・・
2009年1月10日

『チェ 28歳の革命』
医師であり、革命家であり、軍人であり、善き師であり、そして愛の伝道者でもある男。そしてこの作品はそんな偉大な一人の男を描いた崇高な映画であるように思えるほど、素晴らしいものでした。難しく感じる映画だとは思いますが、今の時代だからこそ見ておくべき映画ではないでしょうか。ラストでの部下に説教するシーンも、まさにチェ・ゲバラという一人の人間を語るに相応しいエピソードだったと思います。
めでぃあみっくす
2009年1月10日

『チェ28歳の革命』 (2008)/アメリカ
★★★★ 歴史的に流れはわかっているものの、こうして映像で観ると、人々を心から慈しんでいる、彼の魅力を感じます。国連での演説も迫力があり、ベニチオも当時のゲバラさながらの演技。「祖国か、死か」…ゲバラの信念そのものが乗り移ったかのようなシーン。ここは見どころです。そして終わり方、さらっと、それでいてゲバラの良さが出ているような感じなので、なるほどと感じました。早く[39歳]が観たくなります。
NiceOne!!
2009年1月10日

チェ 28歳の革命
★★★★ 割愛が目に見えるし,駆け足でもある。それでも,革命魂に燃える情熱家,チェ・ゲバラに成り切って渾身の演技を見せるベニチオ・デル・トロの存在感が大きくて退屈はしない。次第に役割に目覚めることで貫禄がつき,最初と最後では見た目の大きさまで変わった印象。穏和な優しい表情と,規律に厳しい兵士の顔も持つ彼を英雄視せず「圧政に立ち向かって市民を解放する」強い思いの行動の男として,引いた目線で描いたアプローチに好印象。
Akira's VOICE
2009年1月10日

劇場鑑賞「チェ28歳の革命」
★★★★ 過剰な演出を避け、リアルな描写に徹していることで、ゲリラ戦の緊張感を上手く表現。その戦闘シーンがダラダラと長いのが気になったけれど…(汗) 主演のベニチオ・デル・トロは入魂の役づくり、魅力的なゲバラ像に加え、喘息に悩まされた等身大の人間を演じきっていました。カンヌで主演男優賞を獲得しただけはあります。前半は間延び感もありますが、後半の市街戦から一気に面白くなり、気付けばスクリーンに見入っていました。
日々“是”精進!
2009年1月10日

チェ 28歳の革命/チェ 39歳別れの手紙 ジャパンプレミア
ある程度ゲバラについての知識はあったほうがいいと。裕福な家庭育ち、医師免許を持っている。アルゼンチン人なのに、キューバ革命をお手伝い。無駄な殺しもしないで、仲間1人1人を大切にし、人間を信じている。デル・トロのゲバラは素晴らしく、ゲバラの素晴らしさは十分伝わったんですが、もうちょっと映画的に楽しめる部分があっても良かったのではと。街中での戦闘は、乾いた銃声が響くリアルな感じですが、長いですよ。
メルブロ
2009年1月6日

映画 「チェ 28歳の革命」
すごく真面目に作られた作品、過度な演出は極力排されあたかもドキュメンタリーのように、チェが革命へと突き進む過程が克明に描かれていきます。その多くはゲリラ戦の戦闘シーンがメインとなっていました。キューバ革命を知るための教科書のような、「清廉で理想に燃えた革命家」 チェを描いたのがこの作品でした。個人的には、何故彼が革命を目指すに到ったかというあたりのところをもっと知りたかった。
ようこそMr.G
2009年1月6日

「チェ 28歳の革命」彼は如何にして、革命家となったのか?
真摯に自らの主義、信念を貫いた生き方をした"チェ"という人物に大いに惹かれました。映画ではキューバ革命の成立までの行程に、後年チェがキューバ代表として国連総会で演説するまでのシーンがカットバックで挿入されています。強者に対して一歩も退かず、果敢に攻めて行くチェの信条を映像で語っています。ファッションのアイコンとしても使われているチェ・ゲバラですが、どれだけの人が彼の真実の姿を知っているでしょう? ぜひこの映画を見て、何故ここまで世界中の人から支持されているのかを考えていただけたら…と、思います。
シネマ親父の“日々是妄言”
2009年1月5日

チェ 28歳の革命 |チェ 39歳別れの手紙
ゲバラのファンだったら別だけど、いきなり観るよりも基本的なことの予習はしておいた方が楽しめるかなぁ。映画というか記録映画=ドキュメンタリーに近い。淡々としてるしセリフは多いし。かといってなんだかのめり込んで観ちゃうような惹き付けられるシーンもない。ゲバラの行った革命、思想、そしてそれがもたらした現実を知るきっかけにはなるけど映画に面白さを求める人にはハッキリ言って不向き。
我想一個人映画美的女人blog
2008年12月18日


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