巴里の屋根の下:作品を観た感想(2)

巴里の屋根の下 Sous les toits de Paris (4Kリマスター)
★★★★★ 手法だけではなく、1919年に長いこと続いた第一次世界大戦が終わり、1930年代に再び欧州は戦乱の渦に落ちていく、そのつかの間の平和な時期に、パリの庶民の暮らし、恋愛を活写している。ウエストサイド物語の原型か?というようなシチュエーション。それこそ半径100m位の庶民の思いが重ねられていく。そこにあの名曲が被されていく。意識的なのか、敢えて会話の音を消してあるいは声のない演技を使って音楽を重ねるシークエンスでは、サイレントの感覚が味わえるだろう。今からほぼ100年前の映像作品と考えるとその完成度の高さに驚くほかはない。
映画!That' s Entertainment
2021年8月17日

映画『巴里の屋根の下』男女のコトは二転三転・流転してか…
興味深いのは、セリフが、全編ではなく所々で、無声シーンが使われているのが、絶妙。幸せな歌を、歌っている歌手も本当は、辛い状況かもしれないとかだからこそ幸せな歌を、辛い人にこそ、届けたいのかとかしみじみ、思いながら空を眺めさせてくれるエンディングも、良い。
yutake☆イヴの《映画☆一期一会》
2020年7月5日

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